YouTubeのサムネイルに使った言葉の【わかりにくさ】は、その動画の再生数が伸びない要因になります。
逆にわかりやすくすればするほど、それだけ見てもらえる確率が上がります。
今回はYouTubeのサムネイルにおいて、何故シンプルな言葉の方が閲覧されやすく重要視されるのかについて解説していきます。
シンプルさは意識すれば作り出すことができます。
シンプルさを作りだすコツと方法を一緒に考えていきましょう。
漢字を使わない事で得られるメリット
シンプルさはYouTubeで目立たせるうえで何にも勝る武器です。
逆に難読漢字はNoGoodです。
理由は単純で、どうしてもわかりづらく読み飛ばされる危険性があるから。
まず難読漢字ではないですが、下図の比較を見て下さい。
よくありそうなタイトルを並べてみました。
【コツ】と【方法論】何方が読みやすいですか?
誰がどう見ても左の【コツ】ですよね。
別に方法論でも悪くはないと思いますが、コツのシンプルさには勝てません。
漢字を使っていれば一見頭がよさそうに見えますし、権威性も上がりそうです。
ですが、その権威性で上昇するチャンネルの性質に対して、視聴者の目に留まりやすくわかりやすい言葉。
どちらがより再生数を伸ばしてくれるものでしょうか?
権威性は本編中で上げることができますが、サムネイルに表示されるもの時は潜在視聴者がその後訪問してくれるかどうかの重要な指標なのです。
それを、わかりづらい内容だけで構成されていたら、手を出しづらいどころか、気付いてすらもらえないかも知れません。
そうした事を防ぐ為に、言葉はなるべくシンプルに。
そして、幅広い年齢層やユーザーに見てもらう為に、出来るだけ簡単な言葉を選びましょう。
さて、次のサンプルです。
【誰も想像できなかった宇宙の真理】
よりも
【宇宙ヤバい】
の方が遥かにわかりやすいのです。
特に疲れている場合やリラックスしている場合は、小難しい内容よりもスッと頭に入って来る簡単な語句の方が好まれます。
余談ですが、途中で出てきた【何方】もよくないですね。一瞬読めない漢字の1つです。
【何方】【ドチラ】【どちら】他の文字とのバランスによって異なりますが、全てを漢字で表現すると、訳が分からなくなるというのはこれらを見比べると察して頂けると思います。
【有難う御座います】より【ありがとうございます】ですよね。
漢字に変換する時に、一瞬手を止める癖を付けましょう。
数字は誰にでも伝わる
数字は誰にでも訴えかける力が強い万能テキストです。
【○○で成功する為の秘訣5選!】ってよく見かけませんか?
数字にインパクトがあるから目に留まりやすいんですよね。
この様に数字で目を惹くというのは【わかりやすさ】も【目立つ】も満たす、超カンタンな改造なのです。
では実際に配置してみましょう。
日本語の中だと【数字】は特に隙間だらけで、漢字と並べるとよりその特異性が強調されます。
周りでどれだけ難しい漢字を並べていようが、スタンスを保っている数字はインパクトがありますし、ソレだけで目を惹くのです。
実際のサムネイル軍に入れてもこの様に目立ちます。
あえてダサめにピンクで囲ってみましたが、インパクトは絶大です。
これを基に少しだけカッコよくすれば、それだけで【目立つ】+【センスよし】のサムネイルの出来上がりです。
同画面では同じく数字である【10】や【壺】などが目立ちますが、これも周りの要素に対して、大きさで勝り独立性のある文字になっているからですね。
数字にすることでインパクトがマシ、読みやすくなります。
仕事で疲れて夜YouTubeを見る人の疲れ切った脳にも、ダイレクトに響くようになります。
「お、何かのランキングかな?」と思わせれば、それだけで興味を示してくれる視聴者が増えるのです。
あなたも疲れた頭で動画を探している時に『数字しか目に入らない』という時間がありませんか?
伝わりやすいってとても重要ですよね。
言葉は常に置き換える
言葉は常に簡単な言葉に置き換えられるか確認をしましょう。
【犬の生態】よりも【犬の生活】の方がなんだかわかり易そうですし、コミカルです。
【蜘蛛の素早さ】よりも【クモのすばやさ】の方が小学生でも読めますし【すばやさ】という単語がドラクエチックで大人にも子供にも刺さります。
【裏ボス攻略の解答】よりも【ゾーマはこれで勝てる】の方が絶対解りやすいですよね。
※例に出したゾーマは単純にゴリ押しすれば勝てるんですが。
そういった言葉の簡略化を常に行っていく事で、より多くの層にリーチしやすい言葉選びができる様になります。
くれぐれも漢字だらけで昔の暴走族のチーム名みたいになってるような、タイトルを組んではダメですよ。
それは完全にネタ動画ですからね。
デジタルネイティブ世代は、下手をすると4.5歳からYouTubeで遊んでいます。
小学校に上がるころには文字を読めるようになります。
これからの大きなユーザー層は既に小中学生になっているので、その層でも読める、ミルれるコンテンツを作れるとより伸びていきますね。
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