伸びてるゲーム系YouTuberの動画構成の共通点を分析してみた

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伸びてるゲーム系YouTuber2つの動画タイプを考察し丸裸にします。

ゲーム好きの視聴者の知識欲をくすぐるこれらの構成は、皆さんやはり狙ってやっていると思われます。

伸びる為の要素である、企画力・トーク力・構成力全てが高水準なんですよね。

その中でも運を持っている人が当然伸びていくわけですが、最終的に運に頼る前に少しでも売れる率を上げておけないかと秘かに研究していたものになります。

なお今回は、配信実況の生放送に関しては考察から除外しています。

それはもう喋りの上手さや運も絡んできますので。

まず、生でない動画で着実にファンをゲットしていきましょう。

今回考察するゲーム系の動画の主な作りは2つ。

  • 実際にプレイしている動画
  • プレイではなく場面ごとの考察を掘り下げる動画

この2点です。

勿論両方が混ざっている動画もありますし、他の分類になりそうな動画もあります。

しかし、基本の型として実戦を取り入れた実況動画を。

補助としてゲーム自体の考察動画を入れていく事で、チャンネルの話題が潤っていくと考えられます。

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実戦系動画の作り【最重要はテーマ】

ゲーム系YouTuberのメインコンテンツ、ゲームプレイ画面の動画+実況。

最近はボイス系のアプリを使わずに、自分の声で発信をする方達も増えてきました。

喋りの癖や活舌、生来の声の良さなど差はありますが、やはり配信者の声は感情むき出しになるので、そこに共感を呼ぶことが多いようです。

さて、そんな実況系多数の動画の中でも、伸びるコンテンツを生成している人たちは全体でどんな構成をしているのでしょうか。

人気コンテンツを配信する人たち内容は、簡略化すると下記の様になりました。

  1. 動画の見所や見る利点を冒頭最長2分程度で伝える
  2. ゲームの実戦を入れる
  3. 編集後記の様に実戦を解説で振り返る
  4. コメント、イイネやチャンネル登録などを求める
  5. 余力があれば次回予告

まず、伸びるゲーム実況動画はどれもこの型に当てはまっています。

本当に奇麗なくらいコレがテンプレなんです。

基本となるコチラの記事でも考察していますが、冒頭のユーザーベネフィットの語りは必須です。

その動画を見る理由を視聴者に与え、本編である実戦部分まで誘導します。

実戦を見せた後に視聴者が気になりそうなところ、ポイント解説などをしていき、最後に、コメントやイイね、チャンネル登録などを要求して〆ます。

コメントやイイねを要求しないタイプの方も居ますが、この要求は必須です。

何度も呼び掛けることで実際にやってくれますし、コメントしてもいい事を伝えることで、コメント欄が潤います。

ライブラリ

さらに、もう1つ大きなポイントがあって、ゲーム実況者たちはその動画で行う主たるテーマを決めてくるのです。

探求者
探求者

え……?
当たり前では?

はむらいと
はむらいと

ゲーム系だとちょっと意味合いが違うんだよね

知識系やトレーニング系は、その動画テーマに沿った内容を伝えますよね?

たとえば「今から腕立てを行います」とか。

しかし、ゲーム実況初心者は『前と同じ動画』を上げてる事が多いんです。

テーマが無く、対戦実況などをただ取ってちょっと小綺麗に編集してとりあえずアップする。

小綺麗に編集しているので、手間はかかっているんです。

一見正しいのです。

でも視聴者からすると『前と似た様な動画だな』といった印象しか残らない為、2回目、3回目と視聴してくれる人が少なくなっていくんです。

何せ動画はいくらでもありますからね、変化が無いのであれば2回目の動画は見る必要が無いと判断されるのです。

この様にリピーターが獲得できないと、いつまで経っても再生数も登録者数も伸びません。

そこで必要なのが目立つテーマを設定し、毎回視聴者を楽しませること。

一見使えないアイテム、一見使えないキャラクター。

癖の強い立ち回り。ヤバい縛りプレイなどなど。

毎回手を変え品を変え視聴者に新しい物を見せていく。

そういったコンテンツを積み上げることで、徐々に視聴者が付いていくんです。

ファンですね。

逆に毎回同じ内容だと伸びは非常に厳しいです。

動画内容が白熱していても、取り込める層が非常に狭くなりますからね。

探求者
探求者

狙った立ち回りとか、爽快な逆転劇とかも撮れる?

はむらいと
はむらいと

テーマになりそうな動画をストックするんだよ

後で編集で同テーマとして繋げて動画にするんだ

探求者
探求者

なるほど……

考察系動画を時々作る

ゲーム実況は実戦を見せることが主ですが、時々考察系の動画も作るとイイでしょう。

これらは、実戦形式の動画には視聴数で劣る事が多いです。

しかし、これがあると配信する方も見る方も、より深くつながることができます。

というか、多分制作側が作りたいんですよね。

ゲーム系動画流行っていくとそのゲームの立ち回り知識が膨大にたまっていく為、どこかに吐き出す場を求めているんです。

それが考察を詰め込みまくった動画として、まとまるわけです。

そして、コアなファンにもウケる。

考察系動画を作るメリット

注目

考察系動画は視聴回数を稼げませんが、ゲームの実力がついてきた時に自分の弱点を整理して次のステップにつなげることができます。

なんだかんだ、弱いより強い。下手より上手い。

そういった事が好まれる傾向にありますから、自身のレベルアップの土台として振り返りや考察は欠かせません。

今なぜそのパーティを使うのか。

何故この縛りで攻略をするのかを、視聴者にも解り易く解説することで、配信者自身にも気付ける点が必ずあるのです。

また、こういった動画を時々作っておくことで、チャンネルの権威性が増します。

「あの人は詳しい。本当にすごい」と。

こういった効果を狙って、実戦形式の箸休めに考察系動画を入れていきます。

質問コーナーは考察系に入れやすい

meeting

どんな動画であれ、コメントが付くのは常ですが、寄せられた質問が動画のネタになっていることはよくあります。

もちろん「このキャラクターの立ち回りが見たいので使ってください!」系のリクエストは、そのまま実戦動画にも活用できます。

そして、コメント欄に飛んでくる細かい質問やゲーム内の相性考察などは、格好の配信ネタになりますよね。

つまり、視聴者にネタを補充してもらうわけです。

だから、定期的に考察系をやってるという事を宣伝して、ジャンジャンコメントを募集し、質問に答えていくまとめ回を作ります。

そうすることで、コメントをするユーザーの要求も同時に満たすという。Win-Winな動画づくりに繋がっていくわけですね。

というわけで今回はゲーム実況者が作るべき動画タイプ2つを特集しました。

これ以外にもあると思いますが、まずはこういったところに注目してみてはいかがでしょうか。

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