話を聞かない人、説明が見れない人。
現実でもWEB上でもビックリするほど多いです。
説明を行っている側としては、かなり困っちゃいますよね?
何せ目の前に書いてある情報ですら、読もうとしていないのですから。
ここまで尽くしているのになぜ?
自主解釈から自主解釈のスーパームーブで勘違いして、あげく説明しているあなたに八つ当たり。
よくある話です。
そういう人に限ってこんな言い訳をするんです。
目の前に書いてある説明を読まない人は実はかなりいる
— はむらいと連続更新310日の人の皮を被るうさぎブロガー (@hamwrite30) March 2, 2020
何故読まないのかしつこく聞いたところ
「読む必要はないと思った」
「自分のやり方が正しいだろうと思った」
「そんな重要なことが書いてあると知らなかった」
などなど
つまり、どんなに正しい情報があっても正しく実行されるとは限らない
今回は、こういった話を聞かない、説明を聞かない人の特徴に関する話です。
正直この状態はかなりお手上げに近いのですが、対処法を考えていきましょう。
この対処法を考えるにあたって、ご一緒に読んでいただきたい記事があります。
内部リンクしておきますので是非ご覧ください。
超言い訳封じ込め術
>> ストローマン論法とは 議論が平行線を辿る卑怯戦法の対処法
説明を吸収できない人の特徴
さて、それでは説明を理解できない人達の特徴をいくつか確認していきましょう。
これらに当てはまるなと思っても対処がそもそも難しいのですが、あなた自身はどうでしょうか?
ちょっとびくっとした方は確認してみて下さい。
シチュエーションとしては少人数の何かの説明会を行っていて、とても重要な内容だけど…。
といった場面を想像してください。
資料は、各人に一部ずつ同じものが閲覧できる状態です。
つまり、受け手が情報を受け取れるかどうかが問題な状況ですね。
説明を『聞きに』来てるのよね?
うん。
聞いて欲しい状況だね。
集中力に欠ける・上の空
説明を聞くのも読むのも、聞こう・やろうと思っていないとできるものではありません。
本人が動的なのか、受動的なのかによって吸収度は段違いになります。
人間は省エネの為に、受動的な行動を取ることが多いので、まず聞き手に聞く気があるか、自分で判断する気があるかどうか。
これが最も重要です。
説明されていることは『重要な何か』なので、まず『自分ゴト』にしてもらうのが重要です。
また、心配事や直近重要な何かを抱えている人も上の空になります。
自分の中で切り分けができていないので、こちらの説明に集中させるのはかなり困難です。
この場合拘束時間自体にストレスを感じている可能性があるので、後日再度説明の機会を設けた方がいいかも。
現実はそうもいかないことが多いですが。
話に興味が無い
そもそも論です。話に興味が無い。
今している説明にハナから興味が無いかも。
必要な事だから説明の機会を設けている筈なのに、聞いている方がそれほど重要だと考えていないのです。
聞き流し上等。
「あーハイハイ」と流している感じです。
話自体に興味が無い人に、内容を理解させるのは非常に困難な為、この様な人が多人数に混じっている場合は、悪影響が出る前に退出させるのも1つの手です。
1対1の場合は、後述する方法を使ってみましょう。
お互いに時間の無駄を作らない様に促すのがポイントになります。
こういった内容に興味の無い人はセミナーでも授業でも一定数居たりと、かなり不思議な現象です。
中々の困ったさんですね。
忘れる
これも大別すると興味が無い分類になるのですが、一定数忘却する人がいます。
これ、説明会中にその人が忘れるかどうかは、説明者としては判断が付かないので相当面倒です。
その場では説明を聞いている様に見えるので、その時は安心してしまいますが、その後やるべきだったことが実行されません。
「あー忘れてました」
で済む内容ばかりではないので、それを口癖にしている人のところには忘れても支障ないレベルの伝達事項しか届かなくなります。
それらが積み重なって重要タスクや連絡が来なくなり「なんで自分には連絡がないんだ!」と、最終的にキレる可能性も。
自業自得ですけどね。
説明が来なくなったというより、責任感の無い人から、人が離れていったんです。
対処法としては記憶定着を高めるのが良いかも。
記憶力の水準を高く導く話
>> エピソード記憶とは 記憶力を上げる方法と応用について考える
高慢・プライドが高い
これも相当な困ったちゃんなタイプですね。
そもそも説明されている側が、プライドが高い所為で話を聞かないというのは完全に詰んでます。
自信で方法を模索できる探究者タイプであれば、正しい答えに自力でたどり着く可能性もありますが…。
勘違い野郎がただプライドが高いだけでは、話は一向に進みません。
これも対処がかなり厳しいですね。
知識が足りない
上記の派生ですが、この場合も説明を取り込むことができません。
ベースとなる話が聞き取ろうと思っても聞き取れないので、話し手の方がどの程度の力量を発揮できるかに寄ってきます。
説明1ブロックの中に、知らない単語が2つ以上存在すると、その説明は途端に難解になります。
教える側はこういった事も踏まえ、なるべく小学生に教える様に懇切丁寧に気を使って、根気良く教えていく必要があります。
説明機会の方に不満がある
例えば説明者本人や主催者。または会議室そのものに嫌な思い出があるなど。
説明資料に起因しないせず、シチュエーションに起因して聞くことを放棄していることがあります。
これを取り除くには、その参加者をどうにか主役格にまで押し上げて、強制的に参加させるしかありません。
資料のでき良し悪しではなく、どうしたら不満を忘れられるかが重要です。
相手に話を聞かせる方法
冒頭にメリットを語る
冒頭にメリットを与えよ。
というのは広告の手法でもよくある事です。
聞き手、読み手の集中力があるうちに『あなたにとってこの情報はこんなに重要ですよ、こんなにメリットがありますよ』という事を伝え、情報に興味を持ってもらいます。
さらに、これをしないと損をするという言い方でもいいです。
「このビルのゴミ出しはルールがあり、時間外に実行するとあなたが余計な時間を採られることになります…」
といった様な感じエスね。
とにかく、聞き手の興味を惹きつけ説明に集中させること、これを念頭に説明を行いましょう。
相手の意見を尊重する
相手に意見を求めます。
つまり「あなたの意見を、このあと聞かせてください」と言うのです。
「私はあなたの意見を聞く気がありますよ」
というのと
「このあと指名で当てますからね」
というのを上手く使っていくのです。
相手の意見を引き出す様に話を進めていけば、自然と相手も情報を読み取るとするようになります。
これは大人相手の教育にも使われるテクニックです。
是非試してみて下さい。
大人なんだからそもそも話をちゃんと聞いて欲しいけどね
あなたが損しない為にも、しっかりと話を相手に伝えることが第一です
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