好意の返報性 【恋愛】返報性の原理には恋愛に特化した解説がある

心理学・人間関係

有名な返報性の原理には恋愛特化の解説、深堀部分があるって知ってました?

「恋愛に心理学を用いるのは邪道だ!」

と思う方も居るかもしれませんが、

ちょっと盛りすぎ? 好意なので恋愛の話にする必要は無いのですが、実際にはそういった効果を想定して語られてる部分が多いです。

返報性の原理の基本的な内容はこちらです。

この記事を読む前に読んでおくと、さらに読み込めること請け合いです!

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好意の返報性とは

返報性の原理の場合、相手から何か良い事をしてもらうと、自分も返さなければ!という心理的な動きが基本とされています。

好意の返報性もこれと同じく、『相手からの好き、愛している』に対して、自分も好意で返したくなってしまうというのがポイントです。

こうした効果があるという事は、一方からの告白をトリガーとして、もう一方も「もしかしたら自分も相手を好きかも知れない」と思い始めてしまい、実際に好きになってしまうという可能性があります。

好意の返報性を恋愛に用いるとは、そうした内容を知り恋愛を進める時に少しだけ有利にしていこうという試みですね。

闇の人格
闇の人格

そういえば押しが強い人の方がモテるイメージがあるわね

はむらいと
はむらいと

数打ちゃ当たるの、大数の法則もあるけど

平均だけ見れば押す人の方がモテるイメージがあるのは

この好意の返報性かもね

闇の人格
闇の人格

とりあえず当たって砕けろって事ね?

はむらいと
はむらいと

砕けたらアカンけどね…

相手から好意を向けられたら、自分も好意で返したいというのは、恋愛に限らず仕事の信頼関係や会社間の関係でもある事。

積極的に相手と良い関係を築きたいなら、こちらから好意を示していく必要がありますね。

闇の人格
闇の人格

逆に仲良くしたくない相手
近づいて欲しくない相手には
微塵もそぶりを見せなければ良いと

はむらいと
はむらいと

え…?
あ、そうだね…。
…ひでぇな

恋愛で実践する好意の返報性の具体的な使い方

相手の内面を褒める

男女共に有効なのは相手の内面を褒める事。

もちろん上っ面ではなくて、相手の行動を見た上で『相手がくすぐって欲しそうな箇所』を探して褒めることです。

『Aさんの内面を褒める理由+自分はそこに好意を感じる』という根拠と好意をセットで示すのです。

「Aさんはうっかり者だと周りに思われているようだけど、芯が強いよね。そういう人ってかっこいいなぁ」
の様に、外から見られる相手と、そのギャップを褒めると効果的です。

逆に初対面や付き合いの浅い段階で、外見ばかりを褒めすぎると

「そこしか見ていないのか?」

と取られる可能性もあります。

相手の話を聞く

これも男女ともに共通なのですが。基本的に人は情報の共有や聞き手を求めていることが多いです。

つまり『聞いてもらいたがり』さんは思っている以上に多くて、相手に質問をしたり、相手の為に時間を作ってあげたり、好意に裏打ちされた現象から相手の行動を引き出すのです。

この、好意に裏打ちされている行動というのがミソで、相手にそれとなく伝わる様にすれば、重過ぎず軽すぎず、相手も受け止めやすく、また気持ちよく話しやすいものです。

相手の話を聞くというのは、基礎の方の返報性の原理が働いていて、先に相手にギブをしている状態になります、しかもわざわざ機会を作っているのですから、好意を見せているも同意。

だからそういった機会を多めに設けて、単純な接触回数を増やしつつ打ち解けていくのです。

機会を作ったりするのにも周りの協力は必要不可欠ですから、もし協力者がいるのであれば、協力を呼び掛けて見るのも一つの手です。

成功率の上げ方と注意

成功率の上げ方と注意点は表裏一体。
まず効果的な部分と推奨されないやり方をしっかり覚えて、恋愛や仕事に生かしていきましょう。

上での解説と同じ様に、男女で対応や印象が違うので、

ただ、返報性が勿論成立しないタイミングもありますし、そもそもある程度好意が無いと効果が無い、もしくは逆効果ですけどね。

少し成功確率が上がる方法

・意中の相手が別れた直後であれば、心の寂しさも手伝って話にのってくる可能性もあります。

・女性に対しては視線を数回めぐらす。男性に対してはボディタッチを試みる事で好意を伝える事が可能です。直接的には口に出していませんが、ドン引きされるほどでもない為、ちょうどいいところに落ち着きます。

結構失敗確率が上がるケース

・相手が仕事上の難題を抱えていてそれどころでなければ、話半分も聞いてもらえないかもしれません。

・相手が恋愛関連以外で酷く落ち込んでいる時は『恋愛を絡めずに』対処して優しくしないと、好感度が下がってしまうケースが見受けられます。

返報性は相手が居てこそ成立するので、相手の応答できる状況に応じても効果が変わってしまうのです。

というわけで、さらに失敗リスクのある状況に着目して覚えましょう。

要点は以下になります、これらをできるだけ避ければいいのです。

・相手の好意が全く育っていない
→好意の返報性を返すレベルになっていません。信頼作りから始めましょう

・友人としての付き合いが長すぎる場合
→友情的側面でブレーキが働いてしまい、実感が中々湧きません、キッカケが必要です

・ムード無し
→単純に悪手ですよね、人間は雰囲気も総合的に入れちゃう生き物です。

これらを避け、相手の信頼度をある程度積み立てておけば、少なくとも無碍にはされないはずです。

『奥ゆかしい』という表現は主に女性を対象としているようで比較に出すのは嫌なのですが、こういう表現がある時点で、ある程度ゆっくり恋愛を進めるお国柄が現在あるのも事実。

しかし、ある程度こちらも好意を見せておかなければ、相手に気付かれないまま恋が終わってしまうという事もありえるかも。

恋愛に気持ちの上でのリスクはつきものですからね、いつリスクと心中覚悟で飛び出すかだけの話です。

逆に見合い結婚や、夜這い的な制度では基本的に相手を愛しているかどうかは関係ないという事だったので、『奥ゆかしい文化』もかなり近代の思い込みとも言えますが…。

Love psychology闇の人格
闇の人格

ちなみに、恋愛対象としてのピークは

出会って3ヶ月って説があるわね

オスメスの生存本能かもね

はむらいと
はむらいと

恋愛対象から既に外れてるとキツイね
早く仕掛けろって事だ

最近ではマッチングアプリも増えてきたり、それによりくっついたり結婚したりする人も増えつつある為、まるでお見合い文化の電子化が行われているかの様。というかそういうシステムですが。

高齢化の一途を辿る現代日本での、集団的な生存本能なのでしょうか。

マッチングアプリはそもそも出会う事を目的としているので、その辺の駆け引きがショートカットされて次の段階から始まっているという点では、合理的かもしれませんね。

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