あなたの承認欲求、あるいは相手の承認欲求はこの法則を使う事で説明がし易くなるかもしれません。
対人関係において、承認欲求を満たされるというのは自身の心の安定を作るために重要な要素の1つです。
これを、相手との関係値の構築に使えるとしたらどうでしょうか?
しかも初対面の相手ほど効果が高く、些細な事で好感度を得やすいとしたら?
そんな法則があるなら是非知りたいですよね。
え、人の承認欲求を意図的に刺激できるの
条件はあるけどね
知っとくだけでもいいでしょ?
というわけで今回は【アロンソンの不貞の法則】についてお話ししていきます。
アロンソンの不貞の法則とは
アロンソンの不貞の法則とは、アメリカの心理学者エリオット・アロンソンによって提唱された心的効果。
人間の関係値において、信頼関係の高い人よりも、低い人から評価を受けた方がより承認欲求が満たされるというもの。
例えばあなたが中学生の時代に、親に成績を褒められるより、新しくはいった塾で褒められた方が満足度が高かったりしたという記憶はありませんか?
大学で、ほとんど話したことのない教授から不意に褒められて、心をくすぐられたという経験はないでしょうか?
同じ【褒められる】という行為でも、関係性の希薄な方から褒められる方が嬉しい事が、何となく伝わったでしょうか。
関係性ができ上っている人物はそもそも味方であると認識している為、あなたを不快にさせるようなことは中々言いません。
しかし、関係性のできあがっていない他人から不意に褒められるというのは、あなたがその事柄に対して認められるべき力を発揮したという事。
第三者視点から認められたという事なのです。
だからこそ、承認欲求が大きく満たされる効果が認められます。
何故関係値の低い他人に褒められると嬉しいのか
関係値の低い他人に褒められると承認欲求が満たされる事については、やはり関係値の信頼性が大きく関わっています。
人は他人に厳しく自分に優しい。そしてこれは県警も同様で、他の集団に厳しく身内にあまいです。
身内に甘いというのは相互に理解している事柄である為、そういった尊宅の働かない赤の他人から受ける評価は、混じりっけの無い純粋な賞賛というわけです。
学業であろうと、仕事であろうと上司に褒められるよりも顧客から褒められる方が達成感がありますね。
こういった心理的作用が働いているからこそ、他人の評価は絶大に自分の承認欲求を満たしてくれるのです。
また、ウワザ話という第三者の視点では信憑性が高くなるという心理的効果もあります。
これをウィンザー効果と言い、自分から距離感が遠い方が何かしらの承認を得やすいというのは、別の方独でも働いている事が伺えます。
自分で判断している? 疑いに弱い
実はこの心的作用は、自身の性格にも影響を受けています。
自分自身が身内びいきをし易い性格の場合「どうせ身内だから誉めてくれているんだろう」というのが、意識せずとも強く働きます。
また、シチュエーション的に相手を疑う必要がある場合もまったく働きません。
要するに怪しい場合です。
セールスの勧誘とかで「いやぁお美しいですね、奥さん」と言われても普通はピンとこないでしょう。
こういった発言全てに疑心暗鬼になる場合は、何を言っても無駄になる可能性があります。
身内びいきが強い性格の場合もシチュエーションが怪しい場合もキーワードは『疑う言動である』ということです。
これにかかるとアロンソンの不貞の法則は効き目がガリガリ無くなってしまう為、他人に対して使う場合はそういった事も考慮するとイイでしょう。
疑わせてはダメ、過剰に褒めすぎてもダメという事です。
内容を入力してください。
うんうん
第一印象を良くする
アロンソンの不貞の法則を上手く使って人間関係を築くには、第一印象をよくする、初対面の時に使うというのが1番の活用方法です。
ビジネスだろうと、恋愛だろうと一緒。はじめの一歩が肝心です。
挨拶が終わった時、相手が一番努力しているであろうことを見抜くのです。
ビジネスパーソンなら身だしなみ、資料の質、声、目線の配り方。
異性なら、容姿、仕草、清潔感、気の使い方。
そういった『本人が努力している、でも他人が中々褒めてくれないところ』を一点突破で好印象だと伝えることが肝心。
知らない間柄だからこそ、こちら側からも踏み込みやすいというアドバンテージがあります。
是非是非活用してみてください。
きっと相手もあなたを好印象に受け止めることでしょう。
その他、第一印象を高める方法は具体的にこちらの記事で特集しています。
是非あわせて確認してみてくださいね。
コメント
これはすごい‼️
ツイッターでフォローしたばかりの人のブログを見に行き、内容を褒めるとメロメロにできちゃうということですね♪
参考にいたします♪