今回は仕事を辞める際の判断基準について書いていこうと思います。
冷静に自分が持ってる居る、お金、状況、体力を判断して
辞めても良い方だと思ったら辞めていいと思います。
ただ、そこに人間関係のしがらみが出てくるから辞めにくいだけです。
しかし、職場の人間関係はそこまで考慮する必要がありません。
だって、辞めますからね。
この後、その職場の人間と100回連絡を取りますか?
多分摂らないと思います。
だから、退職を考える際に
人間関係や恩義を感じる事があったら一旦捨ておきましょう。
正常な判断ができなくなります。
そして、そもそもその判断が混乱する状態まで追い込まれていたら
本来は辞めるべきなのでしょうが、
どうしても所得の格差や年齢などの条件が関係してくる為、やめられないという事も出てくるでしょう
ただ、残る選択をした時に自分がこの先どのくらいの損失を抱えるのかといった事も考慮したほうが良いですよね。
原因を探って、自分の中の情報を整理しよう!
心境を整理する そして状況の整理と情報の整理をしよう
いま、とりあえずストレスを感じていますか?
まずそれをハッキリさせましょう。
一時的な感情で
「あー辞めたい!」
であれば大丈夫です。
まだ当分辞めないでしょう。
問題は、恒常的に
「辞めたい」
とか
「なんで私は生きてるんだろう」
とか
仕事が原因で考えてしまってる状態です。
正直結構『キている』ので、まず、自分の置かれている状況を
次項で考えていきましょう
ストレス元の整理 上司?クライアント?仕事量?
次に貴方を今悩ませているものを整理しましょう
紙とペンを用意してください。
いま、不満に思っていることを整理しましょう。
家でメモを取ってくださいね
そして、自分の中の整理にしましょう。
どうせ誰にも見られませんから、大丈夫ですよ。
→複数の場合は複数、会いたくない・やり取りしたくない人物
・特定の案件がストレスである、必要であれば案件名を書く
→案件名と一言困っていることを書く
・仕事量がストレスである、抱えている量、一日のさばいている量などを書く
→いつもどれ位のことに時間を使っているのか整理
・職場の環境が物理的にストレスである、不満に思っている個所を書く
→匂いが嫌だ、ここが不衛生、男女比率がおかしい、騒音がある、謎の年功序列
視覚化してみると、思ったよりストレスポイントが多かったり
内容がかぶっていたり
もしくは内容が紐づいていて
1個解決すると5個消えるといった事もありえます
紐突きが多いほど取り除いた時の開放感がありますが
同時に複雑に絡んでいる為、取り除けないかもしれませんね。
自分の事であるからこそ客観視が難しいので、こうして視覚化してみましょう。
取り除けない原因が多く、そのストレスの値も大きいとなると
本気で転職を考えるべき状況にあるかもしれません。
下記に掲載しているのはブラック企業の私なりの見つけ方です
本当は入る前に気付くのが一番いいですよね
なので、転職を考える場合も次はブラックな環境にならない様に
注意して行動していきましょう。
辞めたいのか辞めたくないのかを切り分けよう!
辞められない原因の一つはお金
サラリーマンが辞められない原因の一つが
やはり世帯収入でしょう。
今、ざっと生活にいくらかかっていて、ここは切り離せない
というのは自分の中で瞬時に計算ができる筈です
そこに対して仕事を辞めた時の離職期間+1~1.5カ月程度を
次の収入までの繋ぎとして考えなければいけないので、
安全策を考えると今の生活を維持するのに最低4~6カ月程の貯蓄が必要です。
銀行の預金がみるみる目減りしてしまっては、精神的にも参ってしまいます。
まず、このお金の面をクリアしているかどうかを自分の中で天秤にかけましょう
心と体を壊してからでは収入がゼロです。厳密には失業保険などもあるので、ゼロにはなりませんが…。
こうなると半年分どころでは済まないケースも考えられます。
お金の面で話を聞いてくれる人が居るなら相談をするのも勿論必要ですね。
特に一緒に住んでいる家族、恋人などには真っ先に相談を。
「ここからここの期間収入がなくなるけど一緒に耐えて欲しい。」
といった事を切り出すのはとても勇気がいりますが
同時にお互いや家族全員を守る為でもあります。
一人で抱え込んでも実情が変わるわけではないので思い切って相談してみましょう。
【人間関係の引き摺り】は退職とは関係ない
恩を感じている社長
恩を感じている先輩
社内の良好な人の繋がりも
貴方の退職にはあまり関係ありません。
先に原因チェックをして、マイナス項目を炙り出してもらったのはその為です。
今手元にある原因達を上から見下ろして
「うわ、これ全部解決とか無理じゃん…」
という反応になったら、正直辞め時だと思います。
ただ、仕事は絶対的に優先されるのが金銭面です。
生活の保障が成されていないなら、とにかく残りの心のHPと現状を天秤にかけてください。
ちなみに、転職活動をすると少し心が楽になったりします。
自分の辞めたい心と辞めたくない心を説得させられたか?
アンビバレンスの記事でも話しましたが
辞めたくない、という反応自体が、本心と逆の反応になっているかもしれません。
先ほど書き出したチェック項目を確認し、
・今自分にとってどの行動が利益があるのか
・先の生活を確保できているのか
・頼れる身内や友人は居るか
を冷静に考えなければいけません。
友人に状況をこぼして愚痴を言っていても始まりません。
恐らくあなたが愚痴をこぼす相手は、貴方の会社での状況を打破できる立場でないはずなので。
むしろそういう人に愚痴をこぼしているはずなので。
無茶を続けられるほどのリターンが確約されている、今どうしても経済的に辞められない
なら、もう少し嚙り付いてみましょう。
血反吐を吐くことになりますが、それしか方法が無いというならそれしか方法がないです。
自分の状況を客観視して、辞めた方が良い!
という結論に達したのなら
真剣に辞める手順を考えましょう!
退職に本当に向き合っているか
ここが一番の問題です。
貴方の
「辞めたい」
は本当に退職と向き合っているでしょうか?
退職に向き合っていないなら、多分現状維持になってしまいます。
一回真剣に退職に対して向き合ってみましょう。
本当に辞めたい?
辞めた後のことを考えている?
年収は維持できる?
どうせ自分の中だけの話です。
自分以外に漏れる情報なんて、Google先生へ投げる調べ物の情報くらいです。
だから、実際に辞める手順をちゃんと考えてみましょう。
実際に辿る道筋を考えてみましょう。
エントリーシートは過去の物を引っ張り出して治すでしょう
証明写真も撮り直すことになるでしょう
面接にも何回も出かけるでしょう
具体的に想像できましたか?
それでも
「損位ならなんぼでもやる、状況をどうにかしたい」
と思っているのならやはり辞め時であると言えます。
転職は逃げじゃないよ
選択。
偶に転職を、逃げだといって批判してくる人が居ますが
聞く耳を持つ必要はありません。
苦しんでいるのは、批判してくる人物ではなく貴方自身ですから。
その重さは貴方しか判断できません。
貴方が痛いと言えば痛いし
苦しいと言えば苦しいのです
他人のどうでもいい言葉に耳を貸す必要はありません。
ただし、只管状況を俯瞰して
自分の本音とぶつかり合って答えを見つけてください。
転職も引き留めも共用はできません。
しっかりと、過去と未来の自分に対して三者面談を行いましょう。
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