今回はリトルカップのトップメタ4強を紹介します。
進化前ポケモンが主役となる今回ですが、ポケモンの確保に四苦八苦して環境を作れるかどうかという人が多そうです。
実際にどのようなポケモンが有効であるのか、環境のトップに君臨するのは誰なのか。
見ていきましょう。
レギュレーション確認はこちらの記事から。
強いポケモン達
ここに紹介している以外も居ますが、まず目立つところで強いポケモン達について考えていきましょう。
ひこうカップとの時と同じくTOP4を選出してみました。
ドーミラー
この環境のトップオブトップことドーミラー王です。
まずこの対面表を見て下さい。
怒涛の五連続対面表でした。
下馬評の高いポケモンから、属性的に有利そうなポケモンまで。
まとめてみてしまっています。
何でほのおに勝てるの???
というこのドーミラーの強さがお分かりいただけましたでしょうか。
SCPが1.5倍あるという驚異的な数値。
これはスーパーリーグで見るとトップのトリデプスよりもっと高い数値になります。
つまり、相性とか関係なしに種族値の暴力で勝っているのです。
え、コイツ禁止で良くない?
というのがドーミラーさんです。
細かい立ち回りはどうでもいい。
CP500を1.5倍の実質CPで踏みつぶしていくのがこのポケモンです。
ちなみにドーミラーを倒せるポケモンは。
シールド1枚同士のウバー。
シールド2枚同士のドジョッチ。
シールド1枚同士、もしくは2枚同士のパウワウ。
シールド0枚同士、もしくは2枚同士のバオップ。
あとはかみつく持ちのあくポケモンなどになります。
正直スーパー環境のマリルリよりも圧倒的な地位ですね。
入れない理由はほぼ無いです。
ソーナノ
ソーナンスの進化前のベイビィポケモンソーナノです。
貴重なカウンター持ちでもあります。
実は技がはねる、カウンター、ミラーコートしかなく、はねるはカウンターと技のスロットが被っている為除外となります。
そう、カウンターとミラーコートしか持っていないポケモンなのです。
しかし実力は折り紙付きで、モノズにはどのシールドシチュエーションでも勝ち、シールド未使用でも相手のHPを4以下まで追いつめる強さを持っています。
モンメンに対してはシールドがあれば勝ち、シールドが無ければ負けるという性能となっています。
今回四強として紹介しているポケモンの中でもバランスに特に優れており、ドーミラーが苦手な悪タイプをまとめて引き受けることができる為、相性補完としてもバッチリデス。
まさにNo.1、No.2といった感じ。
おんがえしスリープなど、一部の極端なポケモンであればギリギリ勝つこともできます。
カウンターを軽減し、エスパーにダメージを与えられるポケモンは中々少ないのです。
モノズ
今回紹介するポケモンの中で唯一ドーミラーに打ち勝つことができます。
どの環境においても属性攻撃を軽減できる+りゅうのいぶきを搭載したドラゴンというのは警戒に値するもので、今回はその役割がモノズにあたっています。
ドーミラーという圧倒的なエスパーに一矢報いるための装置が、このモノズなのです。
ドーミラー攻略を考える上で筆頭にあたるポケモンで、フェアリー以外には確実に仕事をしてくれます。
この様に等倍のやり合いであれば結構なポケモンに勝利できる為、非常に心強い存在です。
しかし逆に甘えるポケモンには4~5回程度であっさりと化されてしまうという悲しい運命も背負っています。
特にくさ・ほのお・みず・でんきタイプが主体のポケモンには当然ながら絶対的な支配力があります。
モンメン
最後に紹介するのはモンメンです。
今回リトルカップに出場できる中でも技1を打点とするポケモンでモンメンの右に出る者はいません。
相手のシールドを余らせてモンメンと対面させることができる立ち回りなら、ほぼその勝負は勝利しているでしょう。
そしてもしモノズと対面させることができたなら、相手のポケモンは1体居ない様なモノです。
モノズに限らず、環境にどくづき利用ポケモンが少なくなることも追い風となってます。
どくづきを使うポケモンは、かみつくを覚えることが多い為ドーミラー用にかみつくにされる事が予想されるからです。
弱点として覚える技2は全てくさ技となる為、一辺倒な戦い方しかできないのが難点。
ほのおポケモンを合わせられると、全て今一つとなるため詰みます。
それでもあまえるの攻撃力は高いです。
ちなみにモンメン同士の対面では個体値厳選を怠ると負けてしまいます。
モンメンを使用する際は、その辺りの関係値も考慮して使用しましょう。
例えば個体値の悪いモンメンを初手に、後ろにドーミラーを控えさせる場合対面を取られていたのでは恐らく負け試合になります。
途中でドーミラーにスイッチして、ドーミラーに強いあくを引きずり出して3体目勝負に持ち込むなどの戦術が必要になります。
ドーミラー対策は必須
今まで行われたすべてのレギュレーションの中でも突出して環境トップに君臨するドーミラーをいかに対処するか、というゲームになりそうです。
ドーミラーを採用しない理由はほぼ存在せず、ドーミラーを対策できていないパーティが勝ち越すことは考えられないと言っても良いでしょう。
その為、どくとかくとうタイプの立場は非常に悪く、あくタイプの価値が高まっています。
あくタイプに対抗しようとするとドーミラーに弱くなってしまい本末転倒とかなり偏ったレギュレーションであることが伺えます。
今回は素直にドーミラーを採用し、何処に置くか何処にギミックを仕込めるかを検討する方が無難でしょう。
ほのおポケモンもじめんポケモンもまとめて見れてしまうドーミラーは、本当に厄介なポケモンです。
次の記事では今回紹介したポケモン以外で、かなり強いポケモン達を紹介していきます。
コメント