ファイアローはかねてよりハイパーリーグの方が活躍できるのでは?
という疑問があります。
それは低耐久のエルレイドやリザードンの主戦場がハイパーリーグであり、決着がつくまでが長くなるハイパーリーグでこそ、ファイアローの大技が生かせると考えられているからです。
そこで今回はファイアローのハイパーリーグの気になる対面を紹介していきます。
ファイアローの紹介
ファイアローはコミュニティデイでやきつくすを習得して、絶賛運用方法が検討されているポケモン。
SCPはバランス型で、ハイパーリーグだと2500に届かないくらいです。
大体エンペルトぐらい。
攻撃力も互角位なので、ファイアロー対エンペルトの技の打ち合いは注意です。
ファイアローの特徴はなんといっても、高速チャージ技であるやきつくすからくりだされるブレイブバードとニトロチャージの即死二択です。
一度起点を作られると止まらない。
と表現される様に、非常に制圧力の高いポケモンでこのポケモンの為に場を整えるのも面白い構築と言えますね。
推奨技:やきつくす・ニトロチャージ・ブレイブバード
さて、今回の検証個体は相棒リボンを使わない最高値【15・15・15】で考えていきます。
ちなみに、実数値自体は【15・15・14】でも同じなので、所持していたらぜひ検討してみてください。
その他の特徴について詳しくは下記の記事でも紹介しています。
ファイアロー【FFF】のハイパーリーグ対面
やきつくすが5ターン技となる為、計測が若干ガバガバですがおおよそこうなるというのは知っておきましょう。
では見ていきます。
カビゴン
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | × |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | 〇 | × |
何と完璧にCCTを決められるとシャドウカビゴンに全敗します。
特に言うべき事はあまりありませんが、クッションカビゴンとみずポケモン対策をすることがファイアローを使う上で一番重要なポイントかも知れませんね。
相方はまさかのシャドウカイリキーが候補か?!
カイリュー
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | × |
低耐久力のドラゴンという事で、予想通りの結果に。
ブレイブバードをあてられるかどうかだけの勝負です。
ちなみにファイアローはシャドウカイリューの方が苦手な様です。
初手で出会ったらブレイブバード打ち逃げですね。
ブラッキー
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | × |
念のため、イカサマ+あくのはどう型にしてみたのですが。
思ったほど差がありません。
やきつくすとニトロチャージの効率がいいのか。
ブレイブバードの駆け引き次第でちゃんと勝負になる様です。
というわけで、臆せず勝負していいでしょう。
ガラルマッギョ
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
意外と勝てますね。
とりあえず初手で対面したらシールド貼りながら対応すればいいと。
至極単純な作業になります。
差込みさえなければ最後のニトロチャージで同時発動になるところが非常に大きいです。
とりあえず突っ張っちゃっていい体面という事ですね。
デンチュラ
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
お互いに弱点を突きあっていますが、意外と勝てるようです。
CCTのタイミングとしては、こちらがやきつくすを3回打った時に15ターン経過。
デンチュラは4回目のボルトチェンジで16ターンまでの硬直が確定しており、ここが最適CCTとなります。
完全同時体面の場合はここを意識して即打ちすると好いでしょう。
ただし、こちらのHPが少し削られている場合初手の放電で落される場合があります。
対面上は完全有利ですが、後追いができるほど差がある対面でもなくたまたま勝っているというレベルに過ぎない為注意して下さい。
リザードン
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | 〇 |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | × |
まずりゅうのいぶき型ですが、基本的に勝てません。
唯一シャドウにブレイブバードをあてた場合だけ勝てるようですが、基本的にダメージ効率が全て劣っており、相性最悪といった感じです。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | × |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
炎のうず型に関しては立場が逆転しています。
ブレイブバードをあてる必要がありますが、基本的には勝てるようになります。
このへんはやきつくすの方が単純に性能が良いと言えるでしょう。
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | 〇 |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | × |
つばさでうつが打ですが、見た目の結果はりゅうのいぶき型に近くなります。
しかし、りゅうのいぶき型の方が圧倒的に有利な様です。
つばさでうつ型はチャージ効率こそリザードンの中で一番高いものの、それでも辛勝といった感じになります。
ファイアロー側は基本的に不利なので、ブレイブバード打ち逃げで盤面を引っ掻き回したいところですね。
絶対に対面したくないポケモン
通常状態で絶対に対面したくないポケモンは。
各種みずタイプ御三家。
キングドラ。
そしてイワパレス。
うちおとす6回でこちらを落としてくるイワパレスも驚異ですが……。
特に天敵はエンペルト。
うまくやられると余分に二発貯められて落とされます。
たきのぼり10発でナチュラルに落ちるのも痛いですね。
ちなみにエンペルト側。
【6・15・14】という様な個体であれば、攻撃振りのファイアローにも先制できる様になります。
ファイアローの攻撃実数値の限界が【161.45】に対し、上の個体は【161.95】となるからです。
そのほかシャドウラグラージのハイドロカノンは、一発で78%以上のダメージになる事を覚えておきましょう。
マッドショットのダメージでは落ちない為、相手は必ず二発以上打つ必要があります。
何とも微妙な関係ですね。
各種ポケモンへのブレイブバードのダメージ
さて、では最後に各種ポケモンへのブレイブバードのダメージ数を考えてみましょう。
特に気になる処をピックアップしました。
相手のポケモンはハイパーリーグの最適個体の自動選出とします。
ちなみに、ニトロチャージで攻撃力を1段階上昇した場合、与ダメージは1.25倍付近になります。
これは単純にファイアローの攻撃力が1.25倍として処理されるからですね。
ただし、相手の防御実数値の絡みがあるので完全に1.25倍ではない事も頭に入れておいてくださいね。
相手ポケモン | ブレイブバードのダメージ |
ファイアロー | 114(67.9%) |
フシギバナ | 163(101.9%) |
デンチュラ | 135(85.4%) |
ラグラージ | 115(64.2%) |
カイリキー | 203(124.5%) |
カイリュー | 117(79.1%) |
ブラッキー | 76(39.0%) |
カビゴン | 124(49.6%) |
ラプラス | 108(46.2%) |
シュバルゴ | 107(75.9%) |
ピクシー | 111(58.1%) |
アローラキュウコン | 93(57.4%) |
キングドラ | 98(62.8%) |
格闘でも硬いカイリキーに確定一発は頼もしいですね。
あの怪物SCPブラッキーに40%弱入るのも非常にいいです。
ちなみに1発当たりのダメージ実数値は、ニトロチャージが弱点を突いていると仮定してもブレイブバードの方が上です。
ほのおが弱点のポケモンに打つ時は、その辺りを考慮して打ち分けていきましょう。
状況によっては防御力を自ら下げたい場面もありますしね。
はがねに打つ時や、シュバルゴ・ハッサムなどに打つ時はもちろんほのお技の方が上です。
上記のような注意点やダメージソースを頭にいれて、是非ファイアローを使いこなしてみてくださいね!
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