シーズン7ハイパーリーグ初日。
なんとなんと、パーティ負け16連続を記録しましした。
流石にこのレベルのパーティ負けは記憶にありません。
しかも、結構な数が緩やかなパーティ負けだったので、何処に欠陥があるのか発見するのに17試合も浪費してしまいました。
その時点で2勝15敗。
これはきついと思ってもう完全にパーティを変え、7勝18敗で初日を終えます。
今回はそんな、やっちまった通常レギュレーション初日に感じた事です。
初日のじゃんけんは危険
じゃんけんというのは、いわゆる御三家パーティーなど3体で相性を補完し合うパーティーを使う場合の問題です。
3体で相性を補完し合うというのはパーティを作成する上で重要な事ですが、流行の読めない初日にそれをやってしまうと『噛み合わなかった場合に大惨敗』を喫してしまいます。
こういったパーティー思考で組む場合は、初手同士の相性によりその後の展開がほぼ決まってしまうので、冒頭から言っているいわゆる『じゃんけん』になりがちです。
これを回避するためにじゃんけん要素が少ないポケモン、例えばカビゴンやシュバルゴ、エルレイドなどを活躍させられるパーティー。
もしくはそれらを初手として扱うパーティを組むことで初日の危険なジャンケンを回避することができます。
初日は初手の流行が読めないため、カビゴンなどのクッション役で優秀なポケモンが多くなる傾向があります。
逆にギャンブル要素が強くなる初手ピクシーなどはとても少ないです。
これらの動向を利用し自分でもカイリューなど有利が多くなるポケモンを運用することで、対戦相手と互角以上の勝負をすることができます。
パーティの変更は危険?
パーティの変更が危険だという考え方があります。
まず場にABCの三すくみパーティしか存在しないとします。
AはBに強く、BはCに強く、CはAに強いといった感じです。
ABCのどれが相手として選出されるかは完全にランダムですが、あなたの試合マッチング候補に99人しかおらず、それぞれ33人ずつがABCを分けて使っていると考えて下さい。
あなたはパーティAを選出して負けが込み、10試合ほどCと当たったので、Bに変えようと思いました。
するとどうでしょう、今度はBの苦手なAとばかり当たるようになったのです。
これはなんてことはない確率の収束で、最初にCと当たりすぎてCの選出確率が低くなってしまい、自分がBに変更した事で不利なAか同等なBとしか当たらなくなってしまったという事です。
様々なポケモンが居ますので、マッチングはこれほど単純ではありませんが例えパーティ負けが込んだとしても大きな欠陥が存在しないのであれば、変える方が状況が悪化するかも?
という話でした。
もちろん変えた方が良くなることもありますけどね。
カビゴンに負けるパーティーを組んではいけない
クッションと呼ばれるポケモンが居ます。
ハイパーリーグにおいてはカビゴン。
スーパーリーグにおいてはデオキシスなどがこれにあたります。
カビゴンやデオキシスに負けてはいけないと言うのは、つまり目的が多くないクッションのポケモンに負けるような編成、もしくはそんなポケモン複数でパーティを組んでしまうのは良くないと言うことです。
特に初日においては不特定多数のポケモンが出てくることが予想されますが、実際は負けたくない心理から中堅どころクッションとして挟みやすいポケモンが出てくることが多いです。
これは「負けたくはないが環境の様子を見たい」そういった心理が起因となります。
カビゴンに負けるポケモンで例えるならばハイパーリーグのギャラドス対シャドウカビゴンです。
ギャラドスは技範囲も広く、カイリューやリザードンやシュバルゴが流行する時に好んで使われがちですが、タイプ不一致の技を打つ機会が多い為どうしても等倍や回転力を伴う対決では負ける場面が多いです。
そしてギャラドス対シャドウカビゴンの対面は、シャドウカビゴン側がどのシールドシチュエーションでも勝つことができます。
逆にギャラドスは活躍場所が限定されているため、初日のいわゆる不都合のない対面の多い日には向きません。
このように初日ではギャラドスやモジャンボといった、弱くはないが役割が細かいポケモンが活躍しにくい状況となっています。
クッションにまとめて見られてしまうので。
ですので初日はスーパーリーグで言うならデオキシスに有利で、かつ環境に入ってこれるポケモン。
ハイパーリーグで言うならシャドウカビゴンに勝てるポケモンであることがパーティ採用の観点から望ましいと言えるでしょう。
例えばカビゴンと技2の速度が同じカイリューなどは確実に勝てるとは言い難いので、カイリューをカビゴンにあてない様に編成するのがベターです。
カビゴンに技の性能差から有効打を与えられる御三家。
もしくはアローラベトベトンなどの耐性を持ったポケモンが都合良く刺さる事でしょう。
この条件で縛ると初日のシュバルゴなども刺さりがいいかもしれません。
シュバルゴはカビゴンだけでなくフシギバナやラプラスにも強いため初日の安定を求める環境に対しては非常に有効となります。
やはり初日に対して思うことは皆同じで。
- 新しいポケモンを試したい
- 安定して勝率をとっていきたい
のどちらかに集約されると言えます。
これらの心理を逆手にとって序盤に勝てる編成を見つけられるといいですね。
ちなみに私の環境では初日ファイアローを見つけてあげることができませんでした。
実はファイアローを対策したパーティで潜っていたんですけどね。
最初の4試合くらい。
制限リーグは全員が初挑戦となる為環境が読みやすいですが、通常リーグではそのような動向にならずに、私の様に大敗を喫することもあると思います。
心を強く持って、時には試合から適度に距離を取ってゲームを楽しんでいきましょう。
コメント