ほのお・ひこうを持ち合わせているポケモン。
実は結構いるんですよね。
最終進化系で統一して表すと、5種。
1種未実装ですが。
今回は特徴の比較をしていきましょう。
え?
何でやるかって?
3月のコミュデイがファイアローの可能性が大なので。
その前に比較特集です。
焼き鳥って言うなよ?
ほのおとひこうを併せ持っているポケモンと特徴
ほのおとひこうを併せ持っているポケモンは色々な意味で有名。
メジャーどころが多いです。
- リザードン
- ファイヤー
- ホウオウ
- ファイアロー
- オドリドリ(めらめらスタイル・未実装)
実は全身弱点に見えてそこまで多くないんですよね。
二重弱点 | いわ |
弱点 | みず・でんき |
耐性 | ほのお・かくとう・じめん・はがね・フェアリー |
二重耐性 | くさ・むし |
メジャー+回転率の権化何処にでも出てくるラグラージに不利なので、その部分が目立ってしまうのですが実は耐性自体は多いです。
特殊レギュレーションが発表されるたびに、採用を検討した方が良いタイプだったりします。
例えばなのですが、マッドショット型のニョロボン何かは一見不利に見えますが、技自体の相性はいいのです。
- マッドショット→耐性アリ
- れいとうパンチ→等倍
- ばくれつぱんち→耐性アリ
という感じです。
これを踏まえてシーズン2だったかな?
ファイヤーをニョロボンにあててました。
ハイパーリーグで。
全然ダメでした。
わざ1の比較
ではそれぞれの主要技を見ていきましょう。
ここでオドリドリくんは退場。
未実装なので。
その代わりヒノコヤマを入れましょう
ファイアローは一応やきつくすが実装予定?
ということでやきつくすもはいっています。
下記はほのお技です。
技名 | 使用ポケモン | 威力 | エネルギー | ターン数 | タイプ |
ほのおのうず | リザードン ファイヤー ファイアロー | 10.8 (3.6) | 10 (3.33) | 3 | ほのお |
ひのこ | リザードン(※) ヒノコヤマ | 8.4 (4.2) | 6 (3.0) | 2 | ほのお |
やきつくす | ホウオウ ファイアロー(※) | 18 (3.6) | 20 (4.0) | 5 | ほのお |
ほのお技はひのこが強化、やきつくすが追加されたことにより選択肢が豊富です。
そして全てが基準を満たせる強さとなっています。
技1ほのおというのは、明確に環境を追う役割となっており技1でもダメージがある程度入る事は必須の条件とも言えます。
全ての技がこれらの条件を満たしており、またそれぞれ特徴も違うというのがうれしい処です。
このうち、ファイアローのコミュニティデイ技と目されるやきつくすはチャージが異常に早く(ボルトチェンジ相当)、技2が全体的に重いファイアローとはそこそこ相性がいいと推測されます。
やきつくすは見ての通りこのタイプだとホウオウしか使えませんでしたが、これでしっかり住み分けができるようになりますね。
続いてひこう技。
技名 | 使用ポケモン | 威力 | エネルギー | ターン数 | タイプ |
つつく | ヒノコヤマ ファイアロー | 7.2 (3.6) | 5 (2.5) | 2 | ひこう |
つばさでうつ | リザードン(※) ファイヤー | 6 (3.0) | 7 (3.5) | 2 | ひこう |
エアスラッシュ | リザードン | 10.8 (3.6) | 9 (3.0) | 5 | ひこう |
ホウオウってひこうの技1持ってないんですね。
めざめるパワーという例外がありますが、あれは超弱技なので。
さらに、つつくも技としては弱い部類の為採用候補に入りません。
ファイヤーは基本的にゴッドバードとオーバーヒートで完成しており、ほのおのうずの方が都合が良い。
というわけでこのタイプ縛りだと、リザードンくらいしかひこう技を選択肢に入れるという事がそもそもないのです。
意外ですね。
この他はがねのつばさをヒノコヤマ・ファイアロー・ホウオウが。
りゅうのいぶきをレガシー技としてリザードンが持っています。
技2の比較
上の比較で、ファイアローの特別な技がやきつくすの場合は特にホウオウが出場できない可能性があるスーパーリーグにおいて代わりの居ない存在になるかもしれない事を示唆しました。
では、技2(スペシャルアタック)はどうでしょうか?
まずほのお技。
ほのお技は基本的に重い技が多く、全てが大技と言っても過言ではありません。
それぞれ特徴はありますが色々考えさせられるところはあるかも。
技名 | 使用ポケモン | 威力 | 消費E | 効果 | タイプ |
ニトロチャージ | ヒノコヤマ ファイアロー | 78 | 50 | 自身の攻撃力 1段階アップ | ほのお |
ブラストバーン | リザードン(※) | 132 | 50 | ほのお | |
かえんほうしゃ | ホウオウ ファイアロー(※) | 108 | 55 | ほのお | |
オーバーヒート | リザードン ファイヤー | 156 | 55 | 自身の攻撃力 2段階ダウン | ほのお |
ねっぷう | ヒノコヤマ ファイヤー | 114 | 65 | ほのお | |
だいもんじ | リザードン ファイヤー ホウオウ | 168 | 80 | ほのお |
ほのお技は基本的にそれぞれ1つしか積まない選択肢になります。
竜は単純で、技範囲を広くする為。
2つ目に選ぶ技は基本的に劣化でしかない為。
例えばかえんほうしゃは通常技としては及第点ですが、完全上位互換であるブラストバーンが存在する為使われる事はありません。
もう一つ、ねっぷうは弱技に該当しています。
余程の理由があれば別ですが、通常まず使う理由がない技です。
それ以外の技はそれぞれに利点がありますので、そこから選択。
といった感じ。
今回注目したいファイアローのほのお技であるニトロチャージですが、やきつくすを5回で2回分チャージされるという回数的な相性が非常にいい技になります。
ただし、ニトロチャージがそれほど有用か?
と言うとちょっと疑問が生じます。
とくにやきつくす型ファイアローは技を発生させる回数自体が少ないので、攻撃アップの恩恵が時間差であったり少なかったりという懸念があります。
次にひこう技。
ひこうの技2は実はかなり少ないです。
理由はよくわかりませんが。
あと、結構色々控えめです。
技名 | 使用ポケモン | 威力 | 消費E | 効果 | タイプ |
つばめがえし | ヒノコヤマ | 66 | 45 | ひこう | |
ゴッドバード | ファイヤー(※) | 90 | 45 | ひこう | |
ブレイブバード | ホウオウ ファイアロー | 156 | 55 | 自身の防御力 3段階ダウン | ひこう |
ぼうふう | ファイアロー | 132 | 65 | ひこう |
それぞれに使い手も少ないのです。
標準と言えるゴッドバードはファイヤーのレガシー技ですし。
ヒノコヤマは選択肢が無いからつばめ返しといった感じ。
唯一選べるのはファイアローですが、基本的にブレイブバード優先。
この様に、ひこう技は持たせたいですが選択肢が少ないといった感じです。
リザードンに至ってはひこう技を持っていませんしね。
そのかわりドラゴンクローを持っています。
そしてホウオウはじしんやソーラービームなどを所持しています。
ほのお・ひこうは面白い
ということで、ほのお・ひこうの複合タイプの比較でした。
ファイアローはやはりやきつくす型という事でまず比較がホウオウという特殊な枠組みになり、基本的には比較が成り立っていません。
ですので、明確にリザードンとの使い分けを考えることに集中してあげれば、ファイアローを採用する理由。
採用しない理由というのが比較出来てくると思います。
リザードンはドラゴン技や単純にブラストバーンを用いた火力としての役割。
ファイアローはブレイブバードを用いたひこうタイプの必殺技としての役割が強くなりそうです。
個人的にはハイパーリーグの方が面白そうかなとおも思っていますが、またコミュデイが近づいたらシミュレーターを叩いてみるのでご期待下さい。
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