さて、前回やきつくす型のホウオウの性能面での可能性を探りました。
やはり流行っているだけあって、対面を変える可能性を感じさせる強さになっています。
そこで今回は実際にマスターリーグの対面を見ていきたいと思います。
相性よしが沢山あれば、特にシールド0枚同士の時に勝てるシチュエーションが多くあれば、シャドウエルレイドの様に超攻撃的な使い方ができるかも知れません。
楽しみですね。
マスターリーグホウオウの対面
それではマスターリーグホウオウの対面を見ていきましょう。
暫定処理ですがホウオウにはがんばリボンをつけません。
理由は、リボンをつけてもダメージがそこまで変わらないから。
他のポケモンに付けた方が有意義っぽいのでリボンは無しとします。
その他のポケモンはレベル41とします。
持ち技の条件は環境に多くいるものという条件で、大体同じような普及度の場合はホウオウが不利な条件を与えています。
例えばディアルガにはかみなりのシミュレートを持たせています。
では行ってみましょう。
ディアルガ
マスターリーグの王ディアルガ。
環境はコイツをどうにかする為に回っています。
ホウオウは有効な数値を得られるでしょうか。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | × |
まず、ディアルガがかみなりを持っているかが重要な対面になります。
ホウオウのじしんはやきつくす込みでディアルガをワンパンできますが、相手方もかみなり+りゅうのいぶきでワンパンできます。
最初の発動タイミングは21ターン目でかみなりに先制される為、シールド0枚同士でも負けてしまうわけです。
二発目の技を打つのがホウオウの方が早い為、シールド1枚同士では勝てますがシールドを2枚ずつ張ると逆にりゅうのいぶきの蓄積ダメージで落されてしまいます。
どちらにせよこの対面は、りゅうのいぶきを20発貯められたらシールド。
ホウオウ側はじしんを連打。
という選択肢が良いという事になります。
ワンパン可能というのがミソで、チャージさえできていれば勝ちというのは非常に美味しいです。
かみなり持ちにはやや不利ですが、パーティ勝ちしていればいいので冷静に対処していきましょう。
シールド2枚剥がせたら大きいです。
メルメタル
マスターリーグの仕事人メルメタル。
属性的にはホウオウが有利ですが、メルメタルは持ち技がホウオウに有利でしかも回転も速いです。
いわなだれを何発も食らう余裕は勿論ありませんが……。
メルメタルにはシールド0枚同士・もしくは1枚同士で勝つことができます。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | × |
理由は単純で、いわなだれを一発耐えた上でじしんを打ち込めるからです。
ここまで明確に有利だと初手の操作が簡単になりますね。
2枚ずつ使った場合は相手の3回目のいわなだれと、でんきショックの蓄積ダメージで落されてしまいます。
ちなみに2発目の技はブレイブバードで良いようです。
やきつくす6発で64.5%も削れているのが凄いですね。
ギラティナオリジン
マスターリーグ三本柱最後の一体ギラティナ・オリジン。
主体技で等倍以上のダメージが入らない対ドラゴン。
特にダメージソースでもあるやきつくすが入らないのはちょっと厳しいです。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | × |
2枚同士 | × |
ダメージはブレイブバードの方が入りますが、安定行動はじしんのようです。
この辺は判断が難しいので、初手で使う場合は即引き先を用意しておかないと厳しいでしょう。
ミュウツー
全てのポケモンに驚異的なダメージを入れる可能性を持っているミュウツー。
共に大技同士の打ち合いですが、小回りの利くミュウツーとの対面は?
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | × |
2枚同士 | × |
シールド0枚同士なら勝てるこの対面。
ミュウツーの耐久力の無さ、逆に回転率の良さが目立っています。
ホウオウ側から見たらブレイブバードをあてれば勝ち。
逆にミュウツー側から見るとシールド絶対必要。
ミュウツーは有利にもかかわらず対面したくない相手の一体でしょう。
初手で対面したら安定のブレイブバード即打ち打ち逃げが鉄板です。
カイオーガ
みずタイプの王カイオーガ。
当然ほのおポケモンであるホウオウに勝ち目はありませんが、せめてダメージを調べておきましょう。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | × |
1枚同士 | × |
2枚同士 | × |
100%勝てない対面。
即引き案件です。
最大ダメージはかみなりの64%越え。
それ以前にたきのぼり11発で落ちます。
それ以前にたきのぼり11発で落ちます。
カイオーガ側の選択肢としては、シールドを一回使えばエネルギーを88貯めることができる。
という恐怖のロックを完成させることもできます。
対面させていい事はありませんので、どうにかして逃げましょう。
グラードン
ディアルガ、メルメタルに強く出れるグラードン。
ひこうタイプが天敵ですが果たして……。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
海の化身には勝てませんでしたがでっかいサンドには楽勝ですね。
安定行動はじしん→ブレバ→ブレバです。
一応じしんでも33%以上は入るので、後半で対面した場合は自身のHPがどの程度残っているかは把握しておきましょう。
トゲキッス
ドラゴン対策の筆頭トゲキッス。
フェアリータイプはほのおに滅法弱いですが、げんしのちからでどこまで迫られてしまうのでしょうか。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
トゲキッスは最大二回げんしのちからを打てますが、ホウオウ側はそれまでに技を3発打てます。
ただし、ブレイブバードを早めに打ってしまうとあまえるのダメージが劇的に上がってしまう為、こちらも基本打ち逃げ前提か。
やきつくすを5発撃った時点で、ブレイブバード圏内。
エネルギーが丁度100になるので、ここを基準に考えると良いでしょう。
トゲキッス側は1発も食らえない為、選択肢は色々と考える事が出来そうです。
カビゴン
全リーグのクッション役であるカビゴン。
純粋な力比べとなりますが、どう考えてもホウオウ有利ですが果たして。
シールド数 | 勝敗 |
0枚同士 | 〇 |
1枚同士 | 〇 |
2枚同士 | 〇 |
はい、楽勝でしたね。
しかもこのシミュレート結果だとエネルギーも技1発分貯まってますし。
全く持って……。
ホウオウの可能性
こうして考えると今回紹介した中で明確に不利なのはギラティナとカイオーガのみ。
他のポケモンに対しては全てシールドを強制する力がある為理不尽に振舞う事が出来そうです。
ミュウツーと組ませるもよし。
安定のディアルガと組ませるもよし。
初手でかなり安定したポケモンとなるので、是非投入を検討してみましょう。
そして、このあとせいなるほのおの実装も控えていますしね。
こちらも性能によってはじしん・ブレイブバードの択になり、よりリーグを席巻してくれるかも。
余談ですが、Lv.50のギャラドスが出てくるとまた少し環境が変わりそうです。
りゅうのいぶき型であればディアルガに肉薄しますし、当然ホウオウも勝てません。
そう考えるとやはり主戦場はマスタークラシックなのかな、と考えることができますね。
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