こちらの記事ではパンプジンの基本データやサイズによる違い。
特異な技構成について触れていきます。
凄き機体のできるポケモンなので、是非そのテータを観察していきましょう。
パンプジンの基本データ
思った以上に要素が多かったパンプジン。
タイプ
パンプジンはゴーストとくさの複合タイプ。
このタイプは他にボクレー系・シュナイパー・ダダリンですが結構珍しい複合です。
フシギバナなどのくさ・どくとの類似点はゴーストがどくとかくとうを軽減しているので、それらに対してやや近い動きができる点です。
パンプジン自身のステータスは防御寄りでHPが少ない為その点はフワンテ族のステータス配分とは対照的な位置づけです。
また新しい要素は『サイズ』が実装されています。
サイズとSCP
パンプジンには4つのサイズが実装されており、それぞれ種族値が異なるという設定です。
ステータスがバラけているので、考察が面倒なポケモンですね。
いや、大変だな。
ちいさい | ふつう | おおきい | とくだい | |
SL SCP | 1559 | 1564 | 1572 | 1575 |
こうげき | 115.35 | 114.53 | 114.06 | 113.35 |
ぼうぎょ | 157.85 | 148.56 | 139.40 | 133.17 |
HP | 107 | 115 | 124 | 131 |
HL SCP | 2554 | 2616 | 2618 | 2630 |
ちなみにハイパーリーグは飴XL必須です。
サイズが小さくなるとHPがへりその分防御と攻撃に振られるといった感じですね。
攻撃に振られていると言っても微々たるものなので、実戦でどれが強いかはダメージ感覚を探していくほかありません。
技がたたりめなのを考慮するとブレイク個体もあまりなさそうなので、素直に防御側のみ見ている方が得策な感じです。
とはいえはっぱカッター持ちでもあり、結構意見が別れそうです。
個体値考察は骨が折れそうですね。
所有技と回転率
パンプジンはわざがバラエティに富んでいて、ちょっと目移りしてしまいます。
技名 | 威力 | Eチャージ量(その他) | E消費量 | タイプ |
はっぱカッター | 12 | 4(2ターン) | ー | くさ |
たたりめ | 7.2 | 12(3ターン) | ー | ゴースト |
タネばくだん | 66 | 40 | くさ | |
イカサマ | 70 | ー | 45 | あく |
シャドーボール | 120 | ー | 55 | ゴースト |
だいもんじ | 140 | ー | 80 | ほのお |
仮にはっぱカッター型にすればトロピウスに近い技感覚で打てます。
また、単純にたたりめ型の標準にすればブルンゲルのバブルこうせんがそのままタネばくだんになったような感覚で扱えます。
優れている点としてはイカサマとだいもんじを持っているので、はがねタイプやくさタイプにも幾らでも脅しをかけていける点です。
これは技構成の勝利と言えるでしょう。
ニドクインのストーンエッジみたいにふいに飛んでくると困る技というのはあるものですが、パンプジンの場合はそれがだいもんじにあたりますね。
こおりタイプが吹き飛びます。
調べるほど面白いパンプジン
まず特大でもブルンゲルに攻撃力で勝っています。
メジャーゴースト対決では、技発動の上を取れるという事でかなり有利です。
シールドがあればマリルリにも有利で、不完全ながらガラルマッギョとも対等に戦えます。
さらに、はっぱカッターにするとガラルマッギョへの勝利が確実な物になります。
トロピウスを除くと耐久力のあるはっぱカッター持ちはメガニウムとエルフーンくらいしかおらず、実は結構珍しいというのがニクイ処を突いています。
タイプが同じなので、オーロットと運用方法が変わらないかと思いきや実態としては全く違っていて、大技のどれが飛んでくるかわからない対処が面倒なポケモン。
としてクッションの使い方が良いかもしれません。
みずでは追えないけど、くさでも追えない、かといってゴーストを後出しするのもつらいといった非常に稀有な存在になっています。
強いかどうかで考えると少々火力不足であり、一線級には届かないと推察されますが、特殊リーグやみずポケモンとかくとうポケモンが多いリーグではお呼びがかかる事が多くなるでしょう。
ちなみにはっぱカッター型でもたたりめ型でも同時着地のシールド2枚同士であれば、ユキメノコに勝てる様です。
よくわからん。
ロマンがありますので、パンプジンを見つけたら普段から積極的に交換厳選をしておくとよいでしょう。
バケッチャは交換で進化飴が0になりますからね。
コメント