差し込みが一方的で、マジ悩みしかない。
なぜあの対面が負けるのか、よくわからない。
多分勝ってるはずなのに。
圧倒的有利なのに思ったより追い詰められた。
対戦をしていてそういった理不尽な悩みはつきません。
今回はマリルリを中心として、簡単に傾向がみられる対面をピックアップ指定解説していきます。
自分が使用しているポケモンへの対面理解を深めることで、勝率アップが望めるかも知れません。
対プクリン
対プクリン戦では考えなければならない事があります。
それはマリルリの残HPにたいする配慮です。
まずマリルリ対プクリン対面で一番起きやすいのが、互角ゆえのシールド1枚ずつの貼り合いです。
プレイヤー心理としては対面は取りたい、しかしシールドを使い切ってしまっては後続の動きに支障が出るといった事が多くあり、結果1枚ずつ使う展開が多くなります。
ここで注意しておきたいのは、この展開になった時にマリルリはあと2発のあまえるで落されてしまう関係にあるという事です。
シミュレーターは公正な結果を届けていますが、このあまえる2発分の差は埋まる可能性を秘めていますので解説しましょう。
シールド1枚同士と仮定した場合、マリルリ側はれいとうビームを3発撃ち込む必要があります、その間プクリンはじゃれつくを1回放ってきます。
例えば、こちらのマリルリが差し込めず、相手のプクリンのみが差し込んだと仮定した場合はどうでしょう。
プクリンはあまえるを1回多く打ち込んでいる計算になり上のような状況よりもHPが11低いことになる為、マリルリ側の残HPが8となります。
そうです、この遅延による差し込み格差が形成される事により本来よりもずっと苦しい想定をマリルリ側は強いられることとなります。
残HPが8という事はマリルリのHP自体の猶予は最適個体からマイナス7までという事であり、そのHPは189。
この値を下回っているマリルリは差し込みの不公平によりプクリンに後れを取ってしまう可能性があるのです。
まぁ、実際にはここまでHPが低い個体は殆ど居ないのですが覚えておいて損はない情報です。
この対面はフェアリータイプが出場可能な特殊リーグではしばしば出現する対面なのでマリルリ使いの人は覚えておきましょう。
プクリンのあまえるを17発喰らって倒れる個体と倒れない個体が居ると。
ちなみにSCP1位のムキムキマリルリをブレイクするプクリンというのも1273通り存在しています。
これらを使うと対面結果が変わる可能性が大いにある為、相手の予想を覆すことができる様になるかもしれません。
特殊リーグにおいてはマリルリとの遭遇率も跳ね上がる為、プクリンを使う側のプレイヤーもこれらの個体を用意してもいいかも知れませんね。
対アローラガラガラ
マリルリってハイドロポンプが無いとそこまでアロガラに対して強くないんですよね。
見てくださいこの対面結果。
アロガラ側は、別に焦って逃げる必要が無いのです。
むしろ差し込みが公平でなければアロガラ側には勝つチャンスが残されています。
とりわけ、最近のマリルリは何故かハイドロポンプの採用率が高くない為、実際には互角と捉えられる対面も多いのです。
この対面はマリルリ側としてはシールドを使ってまで突破したくない。
アロガラ側としてもシールドを使えば使うほど差が開くので使いたくないと思っており、両者の思惑が一致しがちです。
その為、シールドゼロ枚対面になりやすく差し込みの有利不利だけで勝負が決まってしまいます。
マリルリ側としては差し込み事情が不利と判断できた時点で、シールドを貼ってでも対面を取るか交代するかそのままやられるかを考え始めた方がベターという事です。
何気に恐ろしいですね。
対バルジーナ
対バルジーナに関してはユーザー間での勘違いが一つあります。
それはマリルリの攻撃力>バルジーナの攻撃力ということです。
おおむね間違ってはいないのですが、ここにはちょっと逆転現象があり、知らないとバルジーナに技発動で上を取られてしまいますので確認します。
ムキムキマリルリ対バルジーナであれば、マリルリの方が攻撃力は上です。
間違いありませんね。
しかし、卵産バルジーナになると話は違います。
なんと、マリルリの攻撃力が逆転されてしまいました。
それほど微々たる差なのです。
マリルリはなんだかんだ厳選機会も配慮されており、あわの弱体化もあった為ムキムキ個体が最適解というのが通説です。
しかしバルジーナは厳選が非常に難しく結構なプレイヤーが卵産のバルジーナを使っているのだと痛感させられる時があります。
こういった事実を知らずにバルジーナの技発動に合わせて悠長なプレイをしていると、思わぬダメージを食らってしまう事態になるわけです。
相手のバルジーナが厳選済みか卵産かというのは見た目ではわからないので、マリルリ使いは特に理由が無い場合は相手と同発を狙わずに技を放った方が賢明でしょう。
オマケマリルリのその他の対面
なお、オマケ。
HP196以上のマリルリはかみなりのキバグラエナをゴリ押しできる。
何処で使うんだこの知識。
オマケ2
シールドを貼ろうが貼るまいが、オーロット側は余裕です。
基本的にはオーロット側が落ち着いて対処をすればマリルリ突破時点でタネばくだん1発以上の差が発生します。
想像以上にれいとうビームがダメージにならず、オーロット側もそれは同じなのですがシャドークローとあわの性能差が大きいといった感じです。
単純な一発ダメージで言うならシャドボの方が重いという事実も憶えておきましょう。
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