今回はヤミラミのホリデーカップ突破記事となります。
以前に紹介したパワージェム型ヤミラミをしかも低個体値で扱い、基本的な仕事はこなせるかの検証になっています。
とにかくヤミラミを使ってみたいという方は、是非確認していって下さい。
パワージェムヤミラミが強いのではないか?
今回提唱したいのは、実はこのリーグパワージェムヤミラミの活躍機会、総本山ではないか?
と言うものです。
この記事を読む前に、先に読むとわかりやすい以前のパワージェム型の記事はコチラ→
この記事で書いている通り、パワージェムは回転効率こそいいもののそもそも技性能の悪い技であり、通常のリーグであれば使用に向きません。
しかし、ここは特殊リーグのホリデーカップ。うまいことというかおんがえしが普段より弱く、いわタイプが強いのです。
パワージェムヤミラミの標的で、特に有益なのが下記。
- バルジーナ
- アローラキュウコン
上記はイカサマを軽減されてしまう為、むしろパワージェムを持っている事でこちらの戦闘力が実質アップする相手です。
この他に、こおりとひこうタイプに対してはイカサマ連打でもいいのですが、パワージェムがほぼおんがえしと同等の強さとして機能する為パワージェムを大技として扱う事ができます。
相手のHP残量によっては一撃で落すことが可能になるわけですね。
さらに、シシコの様なノーマル・ほのおタイプにも選択を迫れるので有効です。
シャドークローはダメージソースとして機能しませんが、パワージェムであればそれなりのプレッシャーを与えることができるので。
そして逆に、おんがえしの方が有利な相手がこちら。
- プクリン
- エルフーン
この2体にはイカサマを軽減され、かつ岩技も意味が無いという負けっぷり。
キノガッサなどもこれに入りますね、要はかくとうかフェアリーを持っているポケモンになります。
将来的にはルチャブルもここに入ってきたりと…、まぁそれは置いといて。
ヤミラミは場に出た時点でライトヤミラミでないことがバレてしまう為、ちゃんと観察する人にとってはヤミラミをプクリンやエルフーンで追うのはかなり楽になります、何せシールドを貼らなくていい体面ですから。
この対面は作られるとほぼ負けが確定するでしょう。
とはいえ、それらを差し引いても恩恵の方が多い気がします。
特にバルジーナはゴーストアイコンが見えた時点で焦って追ってくるという事があり得るので、パワージェム型であれば悠々と迎撃態勢を整えることが可能だからです。
100%個体値ヤミラミでもOK?
現実問題としては、飴XLが貴重なヤミラミのパワージェム体を強化するのはちょっとやる気が起きません。
ですので、できるだけXLの消費を抑える必要があります、すなわち個体値100%ヤミラミの出番です。
この形態て特に標的にしたいのが下記。
- バルジーナ
- アローラキュウコン
- ユキメノコ
- アローラガラガラ
- チルタリス
- シシコ
この6体と勝負できれば十分でしょう。
という事でこちらはレベル41の【15・15・15】ヤミラミ、相手はSCP1位で対面を確認していきます。
ついでに同じ個体値のシャドウヤミラミについても触れておきましょう。
バルジーナ
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | × |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | × |
バルジーナに対しては、ノーマルのシールド0枚同士でしか勝つことができません。
ぎゃうに言うと後追いされたのであれば確実にシールドアドバンテージの取れる対面とも言えるでしょう。
その場合は相手のバルジーナのエネルギーが66も貯まってしまうのですが。
この組み合わせではこちらのプクリンやアローラキュウコンなどで残ったバルジーナを倒すことができればそこそこアドバンテージを確保できる為、かなり有効な対面であると言えます。
他方、シャドウヤミラミでは耐久力が無さ過ぎて勝負になりませんでした。
この対面で意識すべき事は、基本的にヤミラミにシールドを使わない事です。
アローラキュウコン
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | 〇 |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | × |
対あまえる型を想定。
なんとシャドウヤミラミシールド無しは勝てるみたいです。
恐らくこれは、相手も貼ってこないのではないでしょうか。
マジか。
ここでシャドウヤミラミの強さが発揮されるとは予想外でした。
スゴイ。
ユキメノコ
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
本来攻撃個体値はユキメノコの方が上なのですが、ヤミラミの攻撃力を上げることにより先制。
立場が逆転します。
シャドウでもあいての最初のゆきなだれであれば耐えられる為、全面的にヤミラミ有利になっています。
基本的には先にチャージした方が勝ちという対面です。
そして、基本的には打たれたら終りという事も憶えておきましょう。
逆にユキメノコは攻撃力特化にすることでヤミラミとアローラガラガラを追い詰めることができます。
同時発動で負けていた場合、ヤミラミはそのまま倒される可能性も出てきます。
アローラガラガラ
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | 〇 | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | 〇 | 〇 |
この組み合わせに関しては、こちらの技1がシャドークローな分だけ有利。
といった結果です。
特に気にする必要はありません。
対面やチャージ状況もギリギリでない為、ごり押しで勝つことができます。
チルタリス
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | × |
1枚同士 | × | × |
2枚同士 | × | × |
この対面は俗にいうSCPの暴力でチルタリスに軍配が上がります。
パワージェムが有効になる場面は、ヤミラミが先にかなりチャージしている時で基本的にはイカサマを連打することが優先となります。
パワージェム自体のダメージは50%弱あり、盤面によっては使う場面もあると思いますので覚えておきましょう。
相手のムーンフォースは80%削ってきます。
これも憶えておきましょう。
一瞬でやられかねません。
シシコ
シールド数 | ノーマル | シャドウ |
0枚同士 | × | 〇 |
1枚同士 | 〇 | 〇 |
2枚同士 | × | × |
シシコ戦は超大接戦で、パワージェムはヤミラミの役割を大きく底上げしてくれます。
負けているとはいえ、シシコの個体値によっては基本的にシールド0枚同士では相打ちが取れそうです。
また、相手が5ターン遅れてきた場合もイカサマで倒すことができそう。
シールド2枚同士に関してはイカサマの連打の方が都合委が良いらしいですが、逆にブラフが有効な対面であるという事です。
この対面に関してはシャドウヤミラミの方が使い勝手が良さそうですね。
また、合わせでシシコを迎撃するのは誰でも良さそうなので、例え負けてしまったとしても後続にとっては非常に扱いやすい盤面となるでしょう。
ヤミラミ強し
というわけでパワージェムヤミラミを使おうという特集回でした。
勿論基本的には順位の高いおんがえし型の方が強いですし、飴XLを入れてまでパワージェム型を用意するほどでもありません。
あくまでもヤミラミの強さを体感してみたい人がXLの少ない個体ならどうか?
というのを扱ってみた検証になりますが、環境も相まってかかなり強そうな印象を受けました。
もしまだヤミラミを使った事が無く【15・15・15】が無駄に余っているという人は、大量の砂と引き換えにチャレンジしてみてもいいかも知れません。
そしてやはりこのリーグのヤミラミはクッションとして相当有能だという事が解りました。
例えば全て負けているチルタリス対面でも、シールド1枚同士+相手が4ターン遅れて出てきたら迎撃することが可能です。
これはかなりシミュレートを重ねれば理想のヤミラミクッションパーティができそうですね。
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