シンオウカップにおいて、戦闘力の頂点はトリデプスです。
トリデプスは、素のステータスが最強である事と特定のタイプを完封できるという恐ろしい特徴を持っており、環境で言えばマスターリーグのディアルガのような存在です。
その反面、二重弱点としてかくとうとじめんがあり、これらにはひとたまりもないという側面もあります。
今回のk時ではそんなトリデプスを倒せるポケモンと、合わせてはいけないポケモンを考えていきます。
トリデプスを倒せるポケモン【シンオウ】
トリデプスを倒せるポケモンというとやはりタイプ的な有利を取るしかありません。
等倍対面最強のトリデプスを何とか倒し、後続に対してアドバンテージを取ることが出きればその試合はかなり有利に進められます。
今回は確実に有利なポケモンと、微妙なレベルで有利なポケモンをそれぞれ記載してみました。
カウンター族
今回純粋な格闘枠はルカリオとドクロッグの2体。
カウンターの優位性といわを軽減できるかくとうの優位性も相まって、トリデプスには無類の強さを誇ります。
上手く対面を作る事ができればゲージ100付近での突破も可能で、ある意味それだけで試合を決定づけると言っても過言ではないでしょう。
特に今回ルカリオに関してはシャドーボール所持という利点も相まって『絶対シールド貼らせるマン』としての役割があります。
トリデプス対策として真っ先に考えておきたい2体です。
また、エンペルトに対しても抜群を取れるのが強みですね。
ミノマダム(すなち)
今回一部で話題の砂地姐さん。
当然じめん所有が勝てる理由です。
ただ、勝てると言ってもお互いがシールド0枚の場合の時で基本的にはこの形しかありません。
相手の2回目のかえんほうしゃよりじならしの2回目が早く打てるだけ。
加えて追うのも難しく完全にトリデプスを潰しているわけではありません。
使い方としてはかくとうとやくさタイプへの迎撃との役割を一緒に持たせることです。
例えば相手のドクロッグを追う役割を持たせてついでにトリデプスにじならしの恐怖を与えることができればすなちの役割を十分果たしていると言えるでしょう。
ガブリアス
シンオウの中でも難しイタチに位置にいるガブリアス。
ドラゴンテール型にするか、マッドショット型にするかで立ち位置が変わってきますが、トリデプスの攻撃をメジャーな物は全て今一つで受けていけるのが強みです。
反面、他のポケモンに対して強く出られるわけではないので、どうしても使う理由が無い限りはエントリーしない方が良いかもしれませんね。
ユキメノコも居ますし。
御三家
ドダイトスとエンペルトがトリデプスに対して有利を取れます。
それぞれじめんとはがねを有しており、いわ攻撃を軽減。
こちらからの攻撃は等倍以上で通るという扱いです。
エンペルト自体は自身が苦手な格闘や草に対してもドリルくちばしで弱点を突けるなど、ある程度活躍の機会を多く想定でき、また同じみずタイプが少ないことも功を奏してとりあえずハイドロカノンブッパで何とかなる場面も少なくありません。
もし、ゴウカザルにカウンターがあればシンオウ御三家は全てトリデプスに対抗できたかもしれませんが、それは叶わなかったですね。
その他
じめん枠としてはトリトドンなどがおり、こちらも前回紹介しているポケモンです。
また、ほのおのキバカバルドンでもギリギリトリデプスに有利を取ることができます。
逆にウォッシュロトムやジバコイルは一見有利に見えますが、トリデプスの圧倒的なSCPの前では実は振出、敗北してしまいます。
トリデプスに超有利なのはカウンター・トリトドン。
次点でエンペルトという風に捉えておくと良いでしょう。
トリデプスと戦わせてはいけないポケモン【シンオウ】
では反対にトリデプスと戦わせてはいけないポケモンを考えてみます。
ユキメノコ
こおりタイプは全般的にトリデプスと戦わせてはいけないですが、その中でもユキメノコはかなり脆いです。
特殊リーグ常連で強い筈なので…、と構成しがちですが今回はどうにも旗色が悪いです。
というのもトリデプスがまず頂点に君臨している事が一点。
その対抗勢力であるエンペルトにも弱く、得意ではありますが攻撃力の関係からルカリオにも上を取られてしまう可能性があります。
グライオンに対してはめっぽう強く、シャドーボール自体はとても通りが良いのですが今回は色々な要因を含めて活躍させるのが難しいかもしれません。
ミノマダム(ゴミ)
特殊リーグの度に我々を助けてくれるゴミミノ姐さん。
しかし今回はやや立場が苦しいのではないかとする見解が多いです。
単純にタイプ的に今回ははがねよりじめんがやや優勢といった感じ。
トリデプスに対して打点が無い処がかなりマイナスで、そこさえ除けばそこそこ強いはず…なのですがあえて編成する理由も見当たらないという。
念力役としてドクロッグにあてたかったり、くさタイプにはメチャクチャ強かったりするので全く役に立たないというわけではないですがリーグ全体としてはいつもよりやや見劣りするかも。
フワライド
万能枠の一角フワライドもやはりひこう持ちという事でトリデプスが苦手です。
今回あくタイプがおらず、トリデプスを破壊する為にややじめん枠を意識される事になるのでそれらに対してはフワライドが強いのではないかと思われます。
また、ルカリオやドクロッグなどの格闘枠からも打点がルカリオのシャドーボールしか存在しません。
とはいえガッツリトリデプスに弱いので編成する際は他のポケモンをトリデプスに強くしておくしかありません。
逆にトリデプスにさえ当たらなければ仕事はし易いです。
トリデプスの運用と対抗策に関して
トリデプスを運用する側になる時も、対策する側になる時も忘れてはならないのは、やはりSCPは正義という事です。
仮に弱点を付けるみずポケモンで挑んだとしても絶対に勝てる保証はありません。
こういった基本的な事象を理解し、かくとうをあてる、あてられない。
そういったところを読み合いとして完成させシンオウカップに挑むことにしましょう。
トリデプスがトップの環境というのは、なんというか恐ろしいものがありますね。
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