2020年12月19日からの限定タスクでのガラルバリヤードの実装により、バリコオルも実装されました。
珍しいこおり・エスパーの複合タイプの持ち主で所持技にも期待が持てる為、使えるのでは?と騒がれています。
今回はバリコオルとルージュラの簡単な紹介と比較をしてみようと思います。
バリコオルとルージュラの紹介
では同タイプをもつそれぞれを比較していきます。
まず攻撃力がルージュラの方が高く、その分耐久が低くなっています。
バリコオル
タイプ:こおり・エスパーLv.50最大CP:3196
バリヤードの進化系となるバリコオル。
という疑惑の持ち主。
ステータスはやや攻撃型です。
気になる修得技は以下の通りで、しねんのずつきとサイケこうせんを除くとどれも使える技です。
技1:ねんりき・しねんのずつき・こおりのつぶて
技2:れいとうパンチ・こごえるかぜ・サイケこうせん・サイコキネシス
技構成としては【ねんりき・れいとうパンチ・こごえるかぜ】【こおりのつぶて・こごえるかぜ・サイコキネシス】などが考えられます。
もっとも軽いれいとうパンチが消費エネルギー40。
こおりのつぶてのゲージ増加量が10。ねんりきのゲージ増加量が12.
となるので、れいとうパンチの消費とは相性が良いです。
さらにこごえるかぜのゲージ消費量は45。
サイコキネシスのゲージ消費量は55と、こちらもこおりのつぶてと合わせると無駄打ちを減らしやすい数値となっています。
特にこごえるかぜは確定で相手の攻撃力を1段階下げる効果を持っており、スーパーリーグではジュゴンやフワライドが。
ハイパーリーグではフリーザーとフワライドがその代表的な使い手となっています。
ルージュラ(まさこ)
タイプ:こおり・エスパーLv.50最大CP:2888
初代から存在する貴重なこおり・エスパー枠。
このタイプは当時ルージュラオンリーで、そうとうめずらしいものでしかも最初の入手手段がNPCとの交換のみ。
その時のニックネームが『まさこ』になっており、今もまさことして呼ばれているのはこの為です。
ステータスは攻撃寄りで、以前の最大CPが2555でしたがLv.上限解放に伴い上位個体が変化しました。
技1:ねんりき・こおりのいぶき・はたく技2:ドレインキッス・ゆきなだれ・サイコショック・きあいだま・れいとうパンチ(レガシー)
技1はねんりき確定で、技2はお好みでといったところ。
ドレインキッス以外はどれも採用理由が考えられる技で、特にゆきなだれはダメージ効率が非常に優秀です。
ねんりき・ゆきなだれ・きあいだまにすれば結構な広範囲を見れる様になる為、一考の余地はアリ。
ただし、耐久がペラッペラなのでそもそもきあいだまがちゃんと打てるかどうかという処ではあります。
攻撃力の最も高い氷として、レックウザのレイド討伐で大活躍してましたね。
技面での比較
わざで共通しているのはねんりきのみで、その他の技ではルージュラのレガシーとなるれいとうパンチが共有技となりますが、ルージュラは構成上れいとうパンチを選択する必要があまりありません。
きあいだまをもち、攻撃特化のルージュラ。
少し耐久が上がり、技を小刻みに打てる様になったバリコオル。
この様に見ても良いかもしれませんね。
攻撃力の比較
折角ですのでハイパーリーグで少し比較していきます。
まずはバリコオル側。
検討比較用ですので全てこおり技にしました。
対ブラッキー
シールドを2枚貼るとブラッキーに勝てるらしいですよ、この手品おじさん。
ブラッキーの残エネルギーを見るに後追いは無理そうですが。
ちなみにこごえるかぜを打ち続けて、最後にれいとうパンチ構成でこうなります。
まずこの状況は存在しないと思いますが、こごえるかぜである程度追い込めるようですね。
また、これは良個体バリコオルの話で、攻撃個体値10以上のバリコオルは普通にブラッキーに惨敗します。
そりゃね、弱点を突かれ続けたらね。
続いてルージュラ。
こおりのいぶきはどう考えても使わないので、どうでもいいですが。
れいとうパンチときあいだまのダメージは気になりますね。
れいとうパンチのダメージは4バリコオルより高くなっています。
そして注目ポイントはきあいだま。
なんと驚異の70%越え。
さすがまさこの火力と言うべきか、さすがきあいだまの火力と言うべきか。
とにかく恐ろしい数値です。
一発の扱いでは非常に面白いですね。
対デンリュウ
では次に等倍対面も攻撃面などを比較していきましょう。
今回は両方にねんりきとれいとうパンチを持たせます。
このシールド1枚同士のパターンでは3発目の打ち合いが同時発動で食らった方が落ちる関係となる為、攻撃力の高いバリコオル、ルージュラ共にデンリュウに勝つことができます。
バリコオル側は一発目をこごえるかぜにして、シールドを貼られてもOKです。
というかその方が安定行動。
バリコオル側は全パターン有利で、特に一発目のこごえるかぜは確定で良いという非常に簡単な境遇となっています。
ねんりきのダメージ差は2。
れいとうパンチのダメージ差は5。
ただし、ルージュラ側はボルチェンなどの受けダメージも上がってしまっています。
ちなみにルージュラはゆきなだれを持たせると、対面結果がまるで変ってしまいます。
対ラグラージ
最後に軽くラグラージに触れておきます。
バリコオル側から見る場合ラグラージは頭をひねる対面です。
シールド2枚前提ではこごえるかぜから入った方がよく、シールド1枚前提ではれいとうパンチから入った方が結果が安定するからです。
ねんりきのダメージが高く、れいとうパンチも十分なダメージが出る為。
互角~有利といった対面になっています。
後追いはできません。
ルージュラは単純に耐久の不足からハイドロカノン連打に押し負けてしまいます。
総合比較バリコオル対ルージュラ
ハイパーリーグにおいては、微妙な耐久値の上昇によりバリコオルが採用検討できるレベルの氷ポケモンなのではと言う事になります。
どちらも攻撃寄りなので、シールド前提の戦い方となりますが、シールドを貼らなくてもギリギリ耐える。
という場面がバリコオルの方が多い為です。
そしてギリギリ耐えてしまえばもう一発技が余分に打てる為、ルージュラよりも優れているというわけですね。
もちろんルージュラ側もゆきなだれやきあいだまの様な高威力技があるので、何とか起点を作る事ができれば活躍しそうですが……。
ルージュラはいっそもっと攻撃力に尖ったシャドウの方が強そう。
というのが本音です。
ねんりき型の採用が多くなりそうですが4ターン技の為動きがもっさりしており、両者ともに耐久が無いのでその辺りが懸念ではあります。
いずれにせよバリコオルは『丁度いい耐久』っぽいのでまたシミュレートをしてみましょう。
スーパーリーグ・ハイパーリーグ共に使い道が見つかりそうです。
ただ、厳選できないのが今のところの悩みか。
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