無料の動画作成ツーツがYouTube側からリリースされたという事で、少し説明をしていきます。
まず、やらなくてはならないのはベータ版への登録作業です。
「大体5営業日で使える様になる」との事なので、善は急げでさっさと申し込みを済ませなければいけません。
広告が縮小して、制作業界のシェアを取りに行きたい昨今、まさかこのタイミングで無料ツールをリリースしてくるとはおそるべし。
今回はそれぞれ、何処で登録するのか、何ができるかについて解説していきます。
公式のリリース告知はこちらのGoogleブログからどうぞ。
YouTube Video Builder ベータ版への登録手順
ベータ版とはいえ、無料なのでさっさと登録してしまいましょう。
公式アナウンスが入っていますが、ブラウザはGoogle Chromeの最新版を利用してください。
まず申請フォームはこちら。
図の様に申請フォームから、登録リクエストを送る仕組みになっています。
確認項目は4つ。上から順に解説します。
- 登録用のGoogleアカウントを入力
- GoogleカスタマーIDを入力
- Googleのクリエイティブツールに関連するメールと調査の問い合わせを受信することに同意する
- Googleの利用規約、プライバシーポリシーへ同意する
1番の登録メールアドレスに関しては、Googleアカウントに紐づいたアドレスでなければいけません。
さらに、2番でカスタマーIDの入力を求められる為、Google広告を使っているメインのアドレスと紐づける必要があります。
カスタマーIDの確認方法はこちらです。
まず、上記のGoogle広告へ飛びます。登録していない方は登録しましょう。
Google広告にログインすると、このようなヘッダーが確認できると思います。
上の右側にある【?】マークをクリックしてください。
するとこの様に表示がされ、赤く囲った部分にあなたのカスタマーIDが表示されます。
こちらも登録までは無料でできるのでやってみてください。
メールアドレス、カスタマーIDを入力したら、残りの2つのチェックボックスに同意します。
最後に『Submit』をクリックします。
こちらのサンクスページに飛べば登録完了です。
YouTube Video Builder では何ができる?
ユーチューブビデオビルダーでは、これまで動画制作会社が行ってきたノウハウ。
また、動画制作ツール提供会社が有料でリリースをしていたツールと同じ動作ができるという説明がされています。
もちろん、既存のツールの機能全てを備えているわけではありませんが【Youtube広告を素人が作る事】に特化したツールと言えるでしょう。
その作業内容はこちら。
- 用意された様々なレイアウトからベースを選ぶ
- 色とフォント、画像を指定する
- テキストやURLの指定を行う
- 音楽を選択
- 6秒or15秒を選び動画を生成
- 自身のYoutubeチャンネルにアップロード
この様に自身に紐づいたYoutubeアカウントと連携させて作るツールとなります。
公式アナウンスにもありますが『他企業のクリエイティブを代理で作る』ことには適していません。
なお、生成に使用できる画像の重さは2MB以下となります。
Googleの狙い
Google側の狙いは、Youtube広告需要の活性化。
そして活性化による高騰と、さらなるYoutubeユーザーの囲い込みという二重取り。
=広告での地位をより強固にすることでしょう。
とはいえ、こういったインフラとも言えるレベルの超巨大プラットフォームまで成長してしまったからには、そこに迎合することも視野に入れて活動をしないと、まずオマンマの食い上げになってしまいます。
ですので、これらの最新ツールの扱いを覚えるのもIT業界の人間の次のご飯の種とも言えますね。
今回は企業側で、制作を外部に依頼する必要もないほど簡単で楽に動画を作れるとうたっていますので、今後短時間動画制作の需要が落ち込むことが懸念されます。
ツールの扱いを覚えたとしてもそれが仕事になる道は限りなく細いです。
刻々と変化するIT時代を生き抜きましょう。
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