今回はカントーカップで6割以上の勝率を記録したスピアーパーティの紹介です。
耐久に不安のあるポケモン2体を使っていますが、プレイングの上達にもなりますし、何よりいっての重みを知ることができます。
そういう立ち回りを見直す意味でもオススメのパーティです。
是非カントーカップで活躍させて下て下さい。
少し古い記事ですが、このパーティの原型となったスピアーパーティです。
パーティ紹介
では早速パーティ紹介に入っていきます。
スピアーは扱いを誤ると脆いので、シールドの使いどころは非常に難しいです。
スピアー
推奨技:どくづき・シザークロス・ドリルライナー
主役。
このパーティーにおけるスピアーの役割とはズバリフェアリー対策です。
スピアーは地面タイプの技であるドリルライナーそしてエスパーにダメージが与えられるシザークロスをもっています。
フェアリーは毒づきだけで対応しその他のポケモンに対しても臨機応変にダメージを与えられ処が優秀です。
逆に問題点としては炎タイプや飛行タイプに全く何もできないところが挙げられます。
ただしほのおタイプに関してはドリルライナーがあるため実はゲージを貯めてから引けばもそこまで問題でもありません。
初手の出し勝ち率は高くないですが、回り回って相手にトドメをさせるタイプのポケモンです。
ハクリューで釣り出したフェアリータイプを起点にしてドリルライナーを貯めて後続に放っていきます。
もともとスピアーを活躍させたくて組んだパーティーでしたが予想以上に良い動きをしてくれました。
持ち合わせの技に関してはとどめばりを好んで使う人が居ますが、このパーティにおいては如何にスリーパー・ミュウに直接ダメージを与えられるか。
という処も重要ですので、シザークロスにしています。
どくづきはカウンターほど打撃性能も高くないですしね。
シャドウハクリュー
推奨技:りゅうのいぶき・アクアテール・りゅうのはどう
まずここのハクリューですが、絶対にシャドウでなくてはいけません。
これは決着時間を短くするため。
そしてアクアテールの威力を上げるためです。
決着を短くしたいのは、余計な起点を作らせない為ですが特にフェアリーに対して有効で、凄まじいスピードでハクリューが溶けていきます。
しかしそれでいいのです。
同性愛手にフェアリーが居る時点でほぼ意味の無い子になってしまいますからね。
相手にチャージをされない分マシという事。
そしてハクリュー本来の目的はその攻撃力で等倍のポケモンを駆逐していくことです。
アローラベトベトンであったりアローラゴローンであったり。
また、環境に多すぎて対策に困るアローラガラガラなども役割対象となります。
ミュウの持ち技に大抵耐性があるのもポイントになりますね。
さらに、御三家の多いこのリーグではドラゴンタイプがミニリュウ属しかおらず、故に対策もされづらく非常に強力です。
また重要な役割としてこのハクリューはこのパーティーにおけるクッションも担っています。
つまり、スピアーが出し負けてしまった場合に投げられるのはこのハクリューなのです。
その際相手からフェアリータイプが出てきても問題がありません。
通常ドラゴン対フェアリータイプの対面を作ってしまうと試合が非常に重くなってしまい一見不利になってしまいます。
しかし初手スピアーが控えていることにより、その不利をパーティ全体で覆すのです。
ハクリューは相手にフェアリーがいてもいなくても役割をこなせる。
カントーカップにおける真の強者なのです。
カメックス
推奨技:みずでっぽう・ハイドロカノン・ロケットずつき
頼れる耐久。
壊れ技ハイドロカノン。
実はカントーカップでは安定して強いカメックス。
このパーティの安定したフィニッシャーであり最大戦力でもあります。
その理由はなんといっても『アローラガラガラが圧倒的に多い事』そして『アローラゴローンに強い事』です。
等倍のポケモンならハイドロカノンの性能で押し切れますし、いわかじめんが入っていれば基本的に不利はありません。
とにかく、このレギュレーションで唯一ハイドロカノンを打てるポケモンは、多くのポケモンを妥当しうるのです。
このパーティの動かし方
このパーティは初手でスピアーを使うなら?
という内容を軸に組み立てられています。
やる事は非常に単純で、初手でほのおポケモンと当たったらどうするか?
を考えた結果、スピアー+みず+みずというパーティに行きつきます。
その水の役割とフェアリー釣り出しの役割を兼任できたのがハクリューだったのです。
出し負けから引く場合
基本的にはシャドウハクリューに即引きします。
がこの時やっておきたいのは、相手がスリーパーであった場合一家どくづきを放ってから交換することです。
どくづきを一発与えてから交代することによって、ねんりきのダメージをハクリューが引き継ぎスピアーが無傷で一回分のチャージができます。
その分ハクリューは不利なHPになってしまいますが、ハクリューに対応できないパーティは多く、多少のHP不利も覆せるポテンシャルがあります。
また、そのハクリューをフェアリーで追ってきた場合にも有効です。
なぜなら、相手はフェアリーなので元からハクリューを圧倒できる程の戦力差があるからです。
つまり、スピアーにとっては打ち得な結果になるというわけ。
この引き方は相手がピジョットの時でも応用可能です。
岩アイコンが見えたら
即カメックスを投げます。
このカメックス、実は電気タイプのアローラゴローンにも有利に立ち回る事ができるのです。
アローラゴローンは技を電気と岩で分断して持っている事も多く、片方しか抜群にならないというシチュエーションがしばしばあります。
弱点の突きあいにみえて、実は一方的にカメックスが有利なのです。
他のいわタイプだった場合、最早相手は絶望するしかないですしね。
ほのおタイプも同様にカメックスを投げていきたいところですが、できればハクリューから消化することをお勧めします。
これは、相手の後続にフェアリーが居た時に負け筋を引かないための措置です。
この動きでほぼ相手を封殺できます。
ラプラスが怖い
実はこのパーティラプラスが天敵です。
有効打が誰にもなく、ハクリューはラプラスが重すぎて応戦できないという相性最悪の相手です。
そのラプラスに当たらない様に。
もしくは当たってもチャージ技で押し切れるようにしていけば勝率は飛躍的に向上していく事でしょう。
そしてこのパーティを完封できるパーティが流行らない事を祈りましょう。
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