アローラキュウコンが環境入りするであろう。
そして特にカントーカップでは猛威を振るうであろうことはいたるところで触れてきましたが、実際にアローラキュウコン入りのパーティを考察していきます。
アローラキュウコンの立ち位置考察
アローラキュウコンにはまずあまえる型とこなゆき型が存在します。
個人的にこの子達の中では優劣はなく単純に、かくとう・あく・ゴリ押しのあまえるか。
くさやひこうに強くしたいこなゆきか。
という違いです。
技の回転数は違いますがどちらも優秀な技であることには変わらないので、その辺りは甲乙つけがたい印象があります。
ですので、どちらかというと「パーティ内でどんな役割を持たせたいか?」というところが焦点になりますね。
ここで、カントーカップの強ポケモンラインナップについて考えていきます。
キュウコンを除くと強ポケモンのラインナップというのは変わっていません。
キングラーとか考察に上がっては来るかもしれませんが……。
それはさておき。
御三家・スリーパー・カビゴン・ミュウ・アローラガラガラ。
この他・アローラサンドパン・ピジョット・アローラゴローン・アローラゴローニャなど。
変わり種では最近XLの飴により上限解放されたベロリンガなども居ます。
ベロリンガは環境を考えると最強ポケモンの一角でしょうが、育成条件がかなり難しくあまり現実的とは言えませんけどね。
さてさて、強ポケモンのラインナップのなかではやはり明確に優劣が付くのが対フシギバナ位という事に気付けるのではないでしょうか。
あまえるが減衰されるけど、こなゆきは抜群のフシギバナ。
と考えると基本分岐はこのくさ・どくタイプのみと捉えてもよさそうです。
また、こおりタイプの技を逆に考えてみた時に不利になるのは同じくこおりタイプ。
そしてカメックスやアズマオウなどの水タイプ。
逆に有利になるのはじめんタイプやひこうタイプですが、環境においては基本的にピジョットしか見かけない感じになります。
ここでちょっと考えたいのは、等倍でもゴリ押したいスリーパー・ミュウ・アローラゴローンなどのポケモンがラインナップに入っている事です。
そう考えると若干あまえるの需要の方が高いか?
と考えられます。
というわけで結論として、今回はあまえるアローラキュウコンのパーティを考えます。
あまえるアローラキュウコン初手パーティ
○○+あまえる+あまえるという構成は、強いのですが最早それで考察する必要あるか?
というのがある為ここでは排除して、あまえるアローラキュウコン初手のパーティを考えます。
そしてあまえる2枚構成についてはまた別の視点から考察記事を書きたいなと思っていますので、別の機会に。
というわけでこのパーティを提案します。
アローラキュウコン・アローラガラガラ・アローラベトベトンです。
あれ? カントーカップの考察だよねこれ??
基本コンセプト
このパーティはある程度苦手な相手にも他2体なら立ち回れるかも。
という処を基本設計に、できるだけパーティ全体で弱点を補完していくことを考えています。
例えば、アローラサンドパンにはアローラガラガラとアローラベトベトンが。
スリーパーには全員が。
ミュウにはアローラキュウコンとアローラベトベトンが。
アローラゴローンにはアローラキュウコンとアローラベトベトンがといった風な立ち回りです。
御三家もこの法則に当てはまっていてそれぞれ1体は苦手だけど、他なら互角か有利。
といった感じです。
要するに立ち回りを考えれば勝てるパーティとなっています。
初手出し勝ちの立ち回り
基本は優位を維持する追い方をすれば十分です。
ただしどうしても相手が後退してきた時に、どれで対応すればいいかわからないという場面も出てきます。
そのような場合はアローラガラガラを温存するのが基本です。
このレギュレーションでは天敵のブラッキーやバルジーナ、ヤミラミが存在しない為、残した場合にいつもより貫通力が上がることが予想されます。
その為、アローラガラガラを温存しアローラベトベトンで対面を維持していくというやり方です。
当然受け出しがフシギバナであったり、他の草タイプであった場合はアローラガラガラで追った方が良いのですが。
何とも言えない対面になってしまった場合、そのままアローラキュウコンで対応するか、アローラベトベトンで対応するかの択になるでしょ
う。
初手出し負けの立ち回り
出し負けの基本の立ち回りですが、相手がどくタイプを有している場合初手は即引きします。
裏がゴーストor毒ですので、どちらも毒技は今1つ。
そして基本的にここで出でくる毒と言えば、ゴルバットかスピアー。
もしくはくさ・どくタイプになる筈ですので裏のどれでもそこまで不利は取られません。
脅威はスピアーのドリルライナー位か。
例外として初手ゲンガー族の場合はアローラキュウコンで突っ張りましょう。
こんな形が理想ですが、シールドを一枚使用すれば被害はそれほど大きくありません。
何とも言えない対面は突っ張る
何とも言えない対面。
特にカメックスのような初手の場合はあまえるでごり押しを狙います。
交代すると言ってもアローラベトベトンにしか引けないし。
であればわざわざこっちから交換件を利用することもありません。
相手がカメックスの様なポケモンの場合、シールドを貼れば貼るほど有利になるのがあまえるという技です。
これを利用し、シールドを1枚以上使って対面を維持していきます。
ある程度楽しんで立ち回りを
このパーティの急所はなんといってもミュウとアローラゴローン(アローラゴローニャ)。
そして何より初手ほのおです。
特に初手シャドウキュウコンはかなり厄介。
ミュウは所定位置が基本的に初手なので、そこはまだアローラキュウコンで処しやすいというか追い込んでいけます。
アローラゴローンに関しては何処で出てくるかわからないので、なるべくキュウコンで対処してシールドを全張りしてでも無理やり突破したいといった感じですね。
そしてほのお初手は想定されていません。
結構出された時点で詰み。
一応アローラベトベトンを投げますが、相手の裏がカイリキーだった場合ほぼ終わりですね。
どんなパーティも有利不利は存在するので、できれば通しで55%勝ちを拾えるパーティを作るのが理想です。
私は初日多分これで潜るので、是非参考にしてみてください。
あと私に対して初手ほのおはやめて下さいね。
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