シャドウカイリューを利用した時短パーティ。
今回はその攻撃力に頼ってガンガン相手を攻め落としていく事をコンセプトに組み立てました。
対戦時間もそこそこ短く、サクサク勝負を進められるので時間の無い方にもおすすめです。
マリルリが居ないレギュレーションだからこそという気もしますが、是非確認していって下さい。
パーティ紹介
戦績ですが22勝3敗。
勝率88%ですよ。はじめてです、1日でこんなに勝ったの。
たまたまですが、結果がかなり偏ったようですね。
理由もコンセプト通りなので各所で解説していきます。
まず時短要素として、パーティの誰もが大ダメージを与えられるというポケモンを選出しました。
シャドウカイリューを選択した理由は、使われて非常に困ったからです。
というのも、フェアリーやこおりポケモンが居ない場合のカイリューって、誰で相手をしたらいいかわからないんですよね。
カイリューの裏って何が居るかわからないので、初手で応戦した方が良いのか後ろのポケモンと交代した方が良いのか、ぱっと見わからないのです。
そうこうしているうちに恐ろしい速度で体力の削り合いに持っていける点が非常に強いと思いました。
シャドウカイリュー
推奨技:りゅうのいぶき・ドラゴンクロー・りゅうせいぐん(げきりん)
主役。
シールド破壊要員です。
このパーティは後ろの2体にシールドアドを残すと大抵勝てるので、多少不利でも強引にシールド差をカイリューに作ってもらいます。
やる事は1つ。相手が、フェアリーorこおりでなければ突っ張る。
これだけです。
技1でいわ技を打って来るポケモンはいないので、不利なのはその2つだけ。
相手がドラゴン技でもとりあえず突っ張りますし、マルマインの様な等倍でもとりあえず突っ張ります。
そして、ほとんどの場合ドラゴンクロー一撃で落ちそうなところまで削れて、先にドラゴンクローが打てるので相手にシールドを強要できるor相手に先に交代をさせることができるのです。
何故この動きができるのかというと、カントーカップでは12ターン未満で技2がチャージされるポケモンが異常に少ないからです。
つまり、カイリューのドラゴンクローはこのレギュレーションではそれなりに貯まりが早い部類で、かつ相手を吹き飛ばせる可能性がある為、相手はシールドor逃げの選択をせざるを得ないのです。
優秀ですよね。
ちなみにカイリュー自体は等倍の技2を一回で設けてしまうと基本的に落ちてしまう為、シールド介護は必須です。
マルマインやピジョットで交代受けをすることもあるレベルなので、組み立てはしっかり行っていきましょう。
マルマイン
推奨技:ボルトチェンジ・ほうでん・イカサマ
万能引き先。
カントーカップでは何故か止める役割のポケモンが皆無です。
じめん技自体が少ないので、弱点が無い。
とするとあとは技性能と技範囲が純粋な強さに直結しやすいのですが、ほうでんとイカサマは見れる範囲が広すぎるのです。
何処に打ってもきまるタイプ一致のほうでん。
頻出のエスパー・ゴーストタイプに抜群のイカサマ。
これだけで相手のシールドを剥がせる要素が確立しています。
もう強すぎてビックリするほどです。
てきとうにパパッとなげるだけでも強いですし、基本どんな場面でも何かしら仕事をします。
ラグラージやマッギョ系が居なければ、通常レギュレーションでもちゃんと活躍が出来ていたことでしょう。
ピクシーなどのあまえる族相手にはちゃんとCCTを決めないと、ほうでんを打てる回数が変わってしまう可能性があるので注意しましょう。
ピジョット
推奨技:かぜおこし・つばめがえし・ブレイブバード
詰め役・対ゴースト技決戦兵器。
相手のシールドをゼロ枚にした時に、勝負がほぼ決します。
必殺のブレイブバードを相手に打ち込み、試合終了です。
アローラガラガラやスピアーの封殺。
ゴースト技持ちの封殺。
カイリキーへの対応。
単体スペックもさることながら環境が大きく味方をしており、常に相手にギャンブル的な選択を強いることができ、ハマるとそれだけで大きなアドバンテージを得ることができます。
基本的にはピジョットのブレイブバードをどう通すのか?
という事を考えて立ち回りましょう。
このパーティの動かし方
上ではそれぞれ役割を示しましたが、ぶっちゃけフィニッシャーは誰でもいいです。
だれでも4~8割程度は相手のHPを一瞬で減らせるほどの爆発力を持っています。
しかも、それが手軽に行えるのがこのパーティの魅力です。
基本的な動きは下記の通り。
カイリューでシールドを枯らす
まず初手のカイリューでシールドを枯らしましょう。
前述したようにドラゴンクローを最短の12ターンで打つと、殆どのポケモンに先制がとれます。
カイリューの攻撃力が高く、相手はそのプレッシャーからシールドを貼る事が多いです。
そして、かなりの頻度でカイリューHP残り四割。
シールドがお互いに1枚ずつという状況で突破できます。
ちなみに、相手の初手が氷の場合はピジョットを例外的に投げますが、一定数みずでっぽうラプラスも存在している為ちゃんと確かめてから引くように心がけましょう。
迷ったらマルマインを投げる
迷ったらマルマインをとりあえず投げておきましょう。
特に初手のフェアリーはこれをしないと負けが確定します。
マルマインを間に置いている意味は強く、マルマイン2ターン以上の差をつけられた場合追えるポケモンが殆ど居ないのです。
アローラサンドパンのじならしとか、カビゴンのじしんが精々でしょうがそんなの25戦で1.2かいていどのものですし、大体打って来るのが判るのでどちらにしろ有利を取れます。
先出しで時間差の付いたマルマインを止めるのは難しく、結局マルマインが負けてもシールドアド番手―ジを確保できるコト展開が非常に多いです。
そして、マルマインを倒したポケモンに対し再度カイリューかピジョットかを選択していく流れとなります。
このパーティは3体目を先に見せても、相手に対抗手段がない可能性が多々あるのでその点も強みとなっています。
ピジョットのゲージを安全に貯める
このパーティはシールドアドバンテージ取れば勝てると言いました。
ピジョットのブレイブバードはかぜおこし5回。
つまり20ターンでチャージがされますので基本的な考え方としては相手の瀕死ポケモンを風起こしで二発で落す、その後出てきた相手のポケモンに3回風起こしを打ち、先制できるようであればブレイブバードorつばめがえし択。
もしくはブレイブバードを確定で入れて全体HPのアドバンテージを埋めてしまいます。
これにて仕事は完了です。
相手がピジョットとの対面で残したポケモンが、アロガラだったらほぼ勝です。
というかこのパーティ全員がアローラガラガラに有利異常なので、基本的に相手にアロガラが入っている時はそれだけでアドバンテージとなります。
強いやん。
スピーディ+最強
というわけで勝率88%を記録したパーティの紹介でした。
カントーカップは暫く開催されないのが確定してしまいましたが、是非使ってくださるとうれしいです。
こんな爆勝ち日が一個でもあればね、レジェンド行ってたのにね。
と。
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