ハイパープレミアのTOP3と言えば。
- アローラキュウコン
- ブルンゲル
- ガラルマッギョ
この三体です。
全てムキムキと言われる、限界突破XLの飴を使用したポケモンです。
それぞれしっかりと対策をしていないと単体で暴れる力を持っている為、非常に恐れられています。
ちなみに「何でデンチュラは入っていないの?」と思われるかもしれませんが、デンチュラは如何せん耐久が低すぎて『特に対策をしていなくても倒せるから』です。
というわけで今回は「ヤバい、ファイアローにも勝てるぞコイツ!」こなゆき型アローラキュウコンのブレイクポイントについて考えていきます。
検証技:こなゆき・ウェザーボール・マジカルシャイン
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
ブレイクの計算に関してはポケマピさんのシミュレートを参考にしています。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
ブレイクについて先に知りたいという方はこちらの記事もどうぞ。
アローラキュウコンのブレイク【ハイパープレミア】
では早速シャドウカイリューのブレイクポイントを確認していきます。
りゅうのいぶきは1ターン技なので、ブレイクするととても恩恵が大きいです。
攻撃側ブレイク【こなゆき】
まず、攻撃時こなゆきのブレイク対象になりそうなのは下記。
- アローラベトベトン(1786通り)
- ベトベトン(1786通り)
- ユキノオー(1777通り)
- ピクシー(1224通り)
その他、カイリューやフシギバナをブレイクすることも可能ですが超攻撃特化で現実的ではありません。
ですので、今回はこの4体に有用かどうかを考えていきます。
ベトベトンは種族値が同じ様なので、基本的にこれも同じですね。だから実質3通り。
とりあえず2種にブレイクさせてみましょう。
その結果がこちら。
最上位は15位。
その下も結構高順位な事からわかる通り、実はアローラキュウコンって結構個体が上位でないとそもそもCP2500に届かないんですよね。
アローラキュウコンの1位は【5・15・15】なので、結構たまご産でも上位の個体が生まれることがあります。
さて、では実際にアローラベトベトンから状態を見ていきましょう。
アローラベトベトンの対面としては以下があります。
シールド0枚同士:負け。相手のHPが19減り、赤ゲージまで追い込める。
シールド1枚同士:勝ち。大して変わらない、こちらの残りHP7→4。
シールド2枚同士:負け→余裕勝利となる。
この差はデカいですねぇ。
Aベトベトンの技がどくづきでもない限り不利ではなくなりました。
続いてユキノオー。
対ユキノオーは全てのシールドシチュエーションで結果が変わりません。
0枚同士では負け、それ以外では勝ちとなります。
全て単純に良い結果となります。
より早く相手のHPを削れるという点が生かされていますね。
というわけでここもメリットのみ。
最後にピクシー、ブレイク後の対面変化はAベトベトンと似ています。
シールド0枚同士:負け。相手のHPが15減る。
シールド1枚同士:勝ち。こちらの残りHP17→3。後追いでは負けるかも。
シールド2枚同士:負け→勝利となる。
ちょっと苦しいですが、全体的には有利になります。
個体値的にはこちらです。
大分順位は下がりますが。
こちらは全てたまご産になりますので、厳選自体は楽になりますね。
もしかしたら手持ちの中にいるかも?
HPの分水嶺は157以上
先程のアローラベトベトンへの対面を返されない想定を最低限維持するのであれば、攻撃力を上げる場合に必要な条件はHP157以上となります。
ピクシーの項目では156以下のものもいくつか居ますので、これらには気を付けて厳選するべきでしょう。
防御側被ブレイク
防御側は最適個体値から、Aキュウコンの防御を下げて運用する場合、リザードンのりゅうのいぶきとほのおのうずがブレイクします。
りゅうのいぶきのダメージが上昇した場合、シールド0枚同士の対面結果が入れ替わり、アローラキュウコンが負けになります。
これはほのおのうずのブレイクでもシールド2枚同士の対面で起こっており、勝ち→負けとなります。
「じゃあ防御力減らせないじゃん」
となりそうですが、ここで朗報というかあきらめです。
これらは、リザードン側の攻撃力が少し上がると、こちらの守備力に関係なくどうせブレイクされてしまうのです。
ですので、そこまでAキュウコンの防御性能を厳密に考える必要はないかな。
というのが1つの結論です。
HPを下げることによって取れなくなる対面
最後にHPを下げることによって、負けてしまう対面です。
【ラグラージ】
シールド1枚同士:引き分け→負け。
引き分けなので相手のマッドショットを耐え切れずに負けてしまいます。
その他、ネギガナイトのシールド2枚同士も引き分けですが、HPの減少範囲が6までであれば結果は同じです。
ノーマルラグラージの対面で負けが多くなってしまうのは、少々厄介な判定と言えるかもしれません。
ちなみに、HP162以上であればこのシチュエーションも勝つことができます。
ここに該当する個体は非常に少ないですが相棒1位の【5・15・15】が分かりやすい処です。
というか他にまともな候補はいません。
Aキュウコンのハイパープレミア厳選結論
今回の結論としては、ピクシーブレイクの個体の中でHPが【157】以上の物に合わせてしまってもいいのでは?
という結論です。
対ピクシー:【11・12・12】【11・13・11】【12・13・11】
対ユキノオー・Aベトベトン:【10・12・14】【9・13・13】【10・13・15】
そしてブレイク無しであればわざわざ相棒枠を取る必要が無いのでこの様になるでしょう。
【7・15・15】相棒無し1位>【5・15・15】相棒あり1位
ちなみにピクシーの個体値が【15・15・15】であれば、Aキュウコン側は【7・15・15】でもブレイクが成立しています。
粉雪型のブレイクなんて考えてもなかった😇
— チョコ@BLACKxTHUNDER⚡️ (@BLACKxxTHUNDER) May 5, 2021
ちなみに、はむらいとさんの記事に一言付け加えるとしたら
100(FFF)が厳選個体に該当し、XL飴の節約になる。
という点☺️ https://t.co/A60iIlG2eb
こちらはツイッターからチョコさんのご意見です。
確かに現実的にこれでも使える!
それにXL飴の節約にもなるし、何となく100%を優先して強化したい人の欲望も汲める!
といった感じで【15・15・15】もありですよね。
色々な条件を考慮すると、対ユキノオー・Aベトベトンの【10・12・14】が最適に思えますが、上記の条件分けを考えて各々の答えを出していくと良いでしょう。
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