イカサマオーロット。
思ったより強いんですよ、特に特殊ルールで。
という事に気が付いてしまったので、こちらの記事ではシャドーボールとイカサマを比べてみて、誰に対して有利になったかを考えていきます。
特殊リーグで出てきたら台風の目になるかもしれないイカサマ型オーロット。
是非対策の側面も含めて確認していって下さい。
イカサマとシャドーボールの立ち位置と比較
まずオーロットのゲージ技を比較していきます。
オーロットは構成が非常にシンプルで、小技の代わりとなるタネばくだん。
大技のシャドーボルをタイプ一致で所持しています。
技名 | 威力 | Eチャージ量(その他) | E消費量 | タイプ |
タネばくだん | 66 | ー | 40 | くさ |
イカサマ | 70 | ー | 45 | あく |
シャドーボール | 120 | ー | 55 | ゴースト |
そして今回注目しているのが中間に位置するイカサマです。
エネルギー消費量がタネばくだんより高く、威力も少しだけ高いのが特徴。
逆にシャドーボールから見るとかなり言力で下回っており、あまり採用する利点が見受けられません。
回転効率を比較すると
シャドーボールはシャドークロー7→7→7という回数に対してイカサマは6→6→5となります。
また、タイプにも違いがありイカサマはあくタイプなのに対してシャドーボールはタイプ一致のゴーストタイプです。
今回はここが一番考えなければいけないポイントです。
タネばくだんとシャドーボールは、実は通りが微妙となる組み合わせがあります。
それが流行のヨルノズクとピジョットです。
ゴースト技はノーマルで二重耐性を取られ、くさ技はひこうに耐性を持たれています。
その他メジャーどころではどく・あくタイプにも耐性を持たれており、環境が変わったことによるちょっとした損失を受けているのがオーロットです。
そこで相手がノーマルとくさの軽減タイプだった場合に生きてくるのがイカサマというゲージ技です。
相手があくタイプの場合は不利に変わりはないのですが、ノーマルでゴースト技を軽減してくるだけであれば、あくタイプなら等倍で通りますし、イカサマの方がシャドーボールよりも小回りが効くというわけです。
ヨルノズクにまともなダメージが入る点は助かりますね。
イカサマオーロットの重要対面
ではシャドーボールにすることで特に役割が変わりそうな対面を考えていきます。
イカサマオーロットの出場機会は恐らく特殊リーグが主になると思われるので、特に同族と戦えるかどうかは重要ですね。
オーロットミラー
実はイカサマにすることで、対面がちょっと良くなる可能性があります。
それがこれ、シールド無し対面です。
キッチリイカサマの最速打ちで相手側を落とすことができます。
これなら相手側のシャドーボールと同時発動する危険性がありませんし、タネばくだんだと思ってシールドを貼らなかった相手のオーロットを落とすことが可能です。
ちなみにシールド1枚同士の対面でも有利は有利なのですが、相手がタネばくだんを連打してきた場合はHP実数値で勝負が別れます。
シシコ
特殊リーグで当たる可能性の高いシシコ。
シャドーボール型では手も足も出ないのですが。
イカサマ型にすることで若干ですがダメージが上昇しています。
実戦でどの程度影響を与えられるかは不明ですg、半分削ることができると考えれば絶望対面の中ではそこまで悪くはないのではないでしょうか。
ユキメノコ
ユキメノコも特殊リーグの主役とも言えるポケモンです。
お互いにゴーストタイプであり、特殊リーグで対戦することも多いポケモンとなる事でしょう。
で、ここが一番効果的で。
シールド0枚対面って今まで勝てなかったのですが、イカサマが入る事でユキメノコに勝てるようになりました。
この対面は同時着地であれば先制した方が勝ちますので、基本的にオーロットが超有利です。
ユキメノコに勝てるかどうかというのは勝率に大きく関わってきますので、イカサマオーロットの進化はここにこそあるのではないかと推察されます。
細かい弱点
今回はイカサマ型オーロットの紹介でしたが、当然弱点もあります。
特殊リーグではありませんが、ガラルマッギョやトリデプスへの攻撃力減少。
エルフーンなどのフェアリータイプやむしタイプの攻撃力減少です。
また、一撃必殺の攻撃力が無くなってしまった為等倍対面でイカサマ型だとバレた場合に相手のシールドを誘発できなくなる恐れがあります。
とはいえ、オーロットミラーとユキメノコに完全有利になる点は見逃せず、小回りが効くので弱いという事はありません。
気になったら是非是非このイカサマ型オーロットも活躍させてくださいね。
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