エンペルト以外で、打倒トリデプスの為のみず枠のポケモンを探しています。
アクアテールを搭載したドラピオンか。
みずじゃなくてじめんとしてトリトドンか。
いやいや、あいつが居るじゃありませんか。
そう、ビーダルがね。
ビーダルの可能性【シンオウカップ】
ノーマル・みずの珍しい複合タイプ。
みずでっぽう+なみのりという恵まれたみずタイプ構成。
ひっさつまえばorはかいこうせんというややイッてしまっている大技。
カタログスペックでは相当強力そうです。
タイプ的に見れば、トリデプスとユキメノコとフワライドに強いというもうそれだけでおつりがくるような構成。
中盤に増えそうなグライオンにも強いというので至れり尽くせりです。
他方、SCPは低く技も構成は優秀とはいえ全体的にパワーに乏しく基本的に等倍対面で勝つことはできません。
つまり、狙った相手にあてに行くかやや捨て駒のように扱う必要がありこちらの記事タイトルにもある通りもっぱら引き先、クッション役に適しています。
初手で使うと役割対象に逃げられてしまう公算が大きい為NGというわけですね。
クッションビーダル カウンターに追われても怖くないもん
クッションビーダルを追う時なん退化候補が出ると思います。
筆頭でカウンター族。
今回はルカリオとドクロッグがいます。ウソハチは置いといて。
その他にくさポケモンやクレセリアなどが居ます。
その中でも一見有利なカウンター族の二匹に追いかけれられた場合、なんとシールドを一回強制的に奪う事ができます。
はい、なんとどちらもなみのりが致命傷。
ターン数の差が出た場合相手の追いかけはかなり無茶な選択になります。
何せビーダルが居るとは思ってないでしょうから交代ボタンに常に指をかけるのは難しいわけで。
そうなるとなみのりが相手の技より早い可能性はとても高く、ある程度HPを減らすことができれば後続にとっても良い釣り出しになるかもしれないというわけです。
さて
ちなみにビーダルはルカリオに対してはブレイクポイントがあり、追いルカリオに対してだけはなみのりで確殺を取れます。
逆に言うとルカリオ側は瞬時の判断が難しいのでどうしてもシールドを貼らないといけないという相当厳しい未来が待っています。
釣り出した後は?
カウンター族やくさタイプ、クレセリアを釣り出した後エースとして控えさせておけばいいのは誰でしょうか?
そう、エンペルトですよね。
ビーダルと組めば両方がトリデプスやユキメノコに強く、ドラピオンなどとも互角に戦える上にグライオンも餌にできるという何かメタ環境を貼りに貼りまくった関係となるわけです。
また、もしビーダルを追えるポケモンが居ないと判断される場合、そのゲームは勝っています。
後方に似た役割のエンペルトが居ますから、その時点でパーティ勝ちしている可能性が高く勝敗も脅かされません。
問題点としては後方にみず2体をセットする為、どうしても砦草草の様なパーティには勝てなくなるという事です。
ビーダルを初手で使うのはほぼありえないと冒頭書きましたが、みずタイプをクッションに送次点でどんな編成をしようが砦草草と相性が悪くなってしまうのはどうしようもない運命なのです。
ただ、かくとうポケモン優遇環境でもあるので果たしてどの程度トリデプスが初手でくるのかというのもなかなか難しいですが。
とにかくビーダルが一番いやな相手はシャドウドダイトスの様なごり押しくさ枠という事です。
破壊光線の威力
ビーダルのはかいこうせんはタイプ一致で攻撃力は高いものの、ビーダル自体が攻撃力がそこまで高くない点。
ゲージがちょうど半分のなみのりを持っている点。
そして、そもそも極端に硬いか柔らかい奴しかいないこのリーグにおいて中々使い辛い扱いを受けています。
クレセリアでその威力を見てみましょう。
はかいこうせんの威力は50%を超えて居るものの、相手のくさむすびの発動が早すぎてとても打つことはできません。
相手の出方がわからない以上これならなみのりを二回準備しておく方が安全だと言えますし、クレセリアの消費も誘う事ができます。
はかいこうせんはドクロッグを一撃で仕留めたり、ドラピオンに86%程度のダメージを入れられるものの、存外打つ場面が少ないのです。
であればもう少し消費が低く小回りの利くひっさつまえばであれば、なみのりも等倍の場合は額面上のダメージを少し稼ぐことができます。
無理にはかいこうせんを積むシーンは少ないと言えるでしょう。
SCPが中途半端、わざもそこそこ優秀な物の超優秀ではないビーダル。
活躍させるならこのレギュレーションしかないと踏んでいます。
あなたの手で救ってあげてください。
コメント