低品質コンテンツ。ブロガーさんなら、たまに聞く言葉ですね。
この低品質コンテンツが、あなたのブログの足を引っ張っている可能性があるって、聞いた事がありませんか?
低品質コンテンツが、良質なコンテンツのプラスの値をマイナスの値で凌駕しGoogleさんの評価を下げているという考え方です。
Googleさんからすれば、やたらめったら記事を増やす手法が目立ったから、マイナスの掛け算を大きくした。
といったところでしょうか。
今回自分も自サイトにメスを入れていく中で、初心者なりに気付いたやり方を書いていこうと思います。
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低品質コンテンツとは
そもそもGoogleさんが、低品質コンテンツを良しとしていないのは、単純な理由があります。
表示された記事が『ユーザーの検索意図に即していないから』です。
ユーザー、つまりお客様の検索意図に即していれば、その記事でユーザーは満足して検索を終えられるはずですが、満足できる情報が無かったらどうでしょうか?
例えば、『銀座 タコ焼き』で検索していて、意図としては『銀座でたこ焼きを買える場所、食べられる場所』のつもりかもしれないのに、『銀だこの食レポ』が出てきても、何か違いますよね。
この食レポのタイトルが『銀座でたこ焼きを食うならこのお店!』とか書いてあると、内容とタイトルが一致せずに、品質が悪いコンテンツとなるわけです。
ユーザーの検索意図に即していないので。
Google側ではそういったユーザーの検索意図も学習して記事を見ているので、ユーザーの意図に合わない記事は無慈悲に順位を落とされます。
逆に、ユーザーの意図が『銀だこ 評価』なら先ほどの例も上位に来るはずです。
サイトを強固にしてアクセスを伸ばしたい我々初心者は、この低品質コンテンツこそ内部の敵なんです。
そしてさらに、低品質を判断するのは情報量そのものやサイトのE-A-T(専門知識・権威性・信頼性)といった内容も含まれています。
記事自体の低品質を回避しつつ、サイト全体の権威性を上げる。
伸びるキーワードを伸ばし、要らないキーワードを消し、順位を上げるのを狙い、それでも無理な記事は、noindexにしてGoogle検索から見えない様にするのです。
しかし、その低品質をどこで見つけるのかについて、かなり悩んでいました。
低品質コンテンツの見つけ方
今回は僕と同様に、初心者ブロガーさん向けに記事を書いています。
それでも4カ月以上は運営してこないとデータが集まっていないと思うので、その辺だけ注意してみて下さい。
取得から3カ月以下の状態のドメインだと、よく言われる『Googleにまだサイトとして認識されていない』という状態を脱し切れていないので。
なので、下記の設定達は3カ月程度のデータを目安に行ってください。
アナリティクスはデフォルトが一週間とかなので、今回見るコンテンツの発見期間には短すぎます。
なんかおかしいなと思ったら、期間を確認してみましょう。
それでは、 実際にダメなページ探索を行っていきます。
サーチコンソールで見つける方法
一番直感的にわかりやすいのが、サーチコンソールで見つける方法。
まずサーチコンソールにログインしてください。
左のGoogleの検索結果をクリックしましょう。
この画面と違うという人は『検索パフォーマンス』を押してください。
次に中に入るとこのような画面になっていますよね。
右端の『平均掲載順位』をクリックアクティブにしましょう。
はい、これでOKです。
そしたら、少し下に目線をずらして『ページ』と『検索順位』を順にクリックしましょう。
掲載がページのみになって、順位は昇順になるので最下位から掲載されます。
上の画像は既にクリックされた状態です。3秒クッキングですね。
その中の掲載順位だけに注目しましょう、拡大図です。
うーむ酷い。90位以下のオンパレードですよ。
平均順位の割り算は単純ではないですが、仮にサイト全体の平均順位が30位なら、どれだけこいつらが足を引っ張っているかという事ですよね。
ここまで順位が低いと、よく言われるリライトも中々手を出せません。
が、一縷の望みをかけてもうちょっとだけ深堀してみましょう。
この一番ひどいURL部分をクリックしてみましょう。
『おしてみよう、ポチッとな…』
みて下さい、3カ月で29回しか表示されていないうえに、クリック数はゼロです。
しかも、この記事かなりためになる事を書いてました。
僕の中では80点の記事です。
キーワードが悪いのか、コンテンツの配置が悪いのか、見出しが悪いのか…。
さらにもうちょっと見てみましょう、左下の『クエリ』をクリックしてください。
クエリというのは検索キーワードの事です。
なんと、2行しかありません。
つまり、検索された時に表示されたキーワードが2つの塊しかなかったという事です。
通常無数のキーワードが表示される筈ですが、何故かこの記事は他に検索されそうなキーワードに一切引っかかっていません。
何処かの記事とカニバリでも発生しているのか、はたまた別の要因なのか、こうなると一旦noindexにして退避させるより他ありません。
修復不能ですからね…。
以上がサーチコンソールによる判定方法です。
僕の場合は、『順位が低い、クエリが異常に少ない』というのを見ています。
順位が低くてもクエリが複数ある場合は、単純に上位記事より質が悪いというだけなので、狙うキーワードに合わせてリライトをすればいいのです。
この見極めの方法は、オリジナルで良いと思います。
正解が無いので。
もう一度言いますが、僕は『クエリの組み合わせ数』を重視しています。
ここで、まだキーワードの概念がいまいち掴み切れていないという方は、こちらの記事も合わせてお読みください。
ブロガーにとってのキーワードを解説した記事が見当たらなかったので、自分の解釈で初心者用に書いた記事です。
一年前の自分に見せてあげたい。その時はまだブログ始めてないですけど。
リライトに関してはこちらの記事で詳しく触れています。
初心者ブロガー向け、順位の堕ちないリライト方法です。
アナリティクスで見つける方法
次にサイト全体のアクセスを確認する方法を使います。
アナリティクスにログインしてください。
左のメニューの『行動』→『サイトコンテンツ』→『全てのページ』です。
こうすることで、ページ毎のアクセス数や滞在時間が見れるようになります。
右下のページャーで最終ページ付近に飛んでみましょう。
この場合は『移動760』とかでいいですね。
するとこうなります。
なんじゃこりゃ…?ふつうのページのデータが見たいのに…。
この様に、アナリティクスで見る時って、タグのページとか、よくわからないCMSの自動生成ページが死ぬほど邪魔なんです。
意味不明ですよね?
タグもカテゴリーも、作れば作るだけページになるので。
その残骸といったところでしょうか。
ですのでまずこれらを除外せねばなりません。
アナリティクスは賢いので、こういった絞り込みも簡単にできます。
まずアドバンス設定をしましょう。
この部分です。ここで、絞り込みの条件を指定できます。
次にこの様に設定してください。
1.左端を除外に。
2.真ん中を正規表現一致に。
3.右のボックスにこの内容をコピペ
『^/category/|^/tag/|fbclid|preview|search|/2018/|/2019/|/?s=|/?p=』
4.最後に適用を押します。
なんだかとっても長いですが、これくらいの条件で除外しないと全く減らないので。
除外のor指定が沢山ある、といった感じです。
途中で入っている/2019/というのはアーカイブページを指しているので、運用年数分書き加えた方が良いでしょう。
文字列の意味をさらに知りたい人はコチラ(外部リンクです)で確認できます。
これで788あったページ数が310まで絞り込むことができました!
絞り込み操作が上手くいったら、これをそのままブラウザのお気に入りにしておきましょう。
なんとブラウザ側で、この絞り込み設定を保存できるのです!
これはマジで便利よ
さて、設定できたので表示する行数25行を頼りに、285辺りに飛んでみます。
酷いですね、さすが最下層。0と100しかない。
機械言語か貴様ら。
この中で、ページ滞在時間と、直帰率が高すぎるページが、とりあえず低品質なページというわけです。
やっとアナリティクス側から、怪しいページを炙り出せましたね!
あとはそのページに実際に飛んで、うんうん検討するだけです!
ごめん、長すぎ
これくらい見ないとわからないんだよ
こうやって下位に落ちているページと、上位のページの数値を単純に見比べて、悪そうなページをピックアップしていきましょう。
ブログのリライト or【noindex】
こうしてサーチコンソールとアナリティクスを駆使して見つけた、低品質なページを最後に救えるのか救えないのかを考えます。
救える場合はリライト。
最早修復不能な場合はnoindex処置を取ります。
僕は、基本的にリライトしてしまいます。
もう少しどのページとカニバっているかを考えて、クエリをずらしたりすれば蘇るかもしれないので。
あと、noindexしてしまうとカテゴリー上の記事が減ってしまうので、そのカテゴリーのパワーが落ちるのではという疑念があります。
ここら辺はサイト全体との兼ね合いだと思いますが、SEOに正解は無いのである程度あてずっぽうで動いていくしかありません。
基本は『全ての記事を救い上げたい』。
と思って書いているので、リライトを前提に作業しています。
というわけで、今回は低品質なコンテンツの見つけ方でした。
気になったら、ブロガーの皆さんは是非やってみて下さいね。
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コメント
さっそく、リライト出来そうな記事はnoindex。
救いようの無い記事で、2か月間誰にも読まれてない記事があったので取敢えずゴミ箱に入れました。なんとなくで記事を量産するのは間違いなんだと、2か月やってみて痛感中です。
やりたい事、やらねばいけない事だらけで、パンクしかけてますけど、やってみます(;’∀’)