クチート軸でスーパーリーグリミックスを開催してみた【PokemonGO】

Pokemon

一人で、特殊レギュレーションを開催してきました。

意識したのは今季に開催されるスーパーリーグリミックス。

スーパーリーグリミックスとは、出場上位10種のポケモンを禁止にする特殊レギュレーション。

2021.4.13~2021.4.26まで。

禁止ポケモンは事前の集計から発表されます。

というわけで、一足早くパーティ構築の練習をしてきましたよ。

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今回の縛り

今回の縛りでは下記の様に定義してポケモンを21種禁止としました。

スーパーリーグ3日目に確認した、使用率の集計表に載っていたTOP15種+汎用性の高い6種を自ら禁止して構築。

さらに、今回の画像にも入っていますように、クチートを必ず入れておりました。

主な禁止ポケモンはこちらです。

暫定使用順位+自ら縛った6種の順に掲載します。

マリルリ・ガラルマッギョ・エアームド・ブラッキー・アローラガラガラ・ラグラージ・フシギバナ・チルタリス・スリーパー・トリデプス・チャーレム・プクリン・カイリキー・ユキノオー・アローラキュウコン(上位15種ここまで)・ペリッパー・デオキシス・ヤミラミ・ニョロトノ・バルジーナ・トロピウス

キツイですね。

入れるポケモン無くなっちゃいますよ。

ここに更にクチートを入れる縛りとするとですね。

もう結構な物で。

本当に入れるポケモンが無くてなくて。

それでも25戦してきました。

結果は11勝14敗と惨敗。

しかも、5回は相手のミスです。

実質勝てたのって6~7戦位のもので、あとは単純にパーティパワーが負けていました。

では、なぜ負けていたのかについて振り返っていきましょう。

クチート解説

クチート

クチートは正直弱いです。

恵まれた複合タイプにもかかわらず、イマイチポケGOにマッチしていない種族値。

そしてそれ以上に置いてけぼりな技構成。

今回は攻撃を重視してシャドウクチートを投入しましたが、ノーマルにしろシャドウにしろクチートの強さというのを全く生かせないのがPokeGOです。

特性とかの話ではないですよ?

本当に環境とマッチしていないし、技が酷い。

ではまず、問題点の技構成を見ていきましょう。。

検討余地のある技だけ挙げています。

かみつくやおどろかす、そしてはさむは論外です。

技名威力Eチャージ量E消費量タイプ
ほのおのキバ85(2ターン)ほのお
こおりのキバ85(2ターン)こおり
じゃれつく10860フェアリー
アイアンヘッド8450はがね
グロウパンチ2035かくとう
※威力はタイプ一致込み

技1に検討できる技がキバ系の2つしかありません。

しかも同じシリーズのかみなりキバは覚えられないという不遇っぷり。

【チラチーノはなぜ弱いのか?】

という記事でもお伝えしましたが、技1の性能が攻撃力重視の場合、タイプ一致で打てないとロスが激しくその分不利となります。

シャドウサーナイトのあまえるは強くても、エルレイドのあまえるは弱いですよね?

あんな感じです。

キバ系は攻撃に特化しておりチャージ効率が悪いので、単純にこの場合性能の悪い技なのです。

そしてためた先のゲージ技も悪い。

グロウパンチはまぁ許せるとして。

アイアンヘッドとじゃれつくは弱技の一角。

特に強くも無ければ弱くもないですが、大技と言うには威力が低く同列でもっと効率の良い技があり下位互換となっています。

しかし、生命線のグロウパンチですら貯めるのに14ターンもかかる上に、バフ技なので威力はありません。

こうなるとクチートにはシールドが必須で、もはやキバの性能の悪さを呪うしかありません。

SCPも低い為、タイプは優秀にもかかわらず役割をこなせないこともしばしば。

こんな風に弱点だらけのクチートは、シチュエーションをかなり限定してあげないと使い辛いポケモンです。

相棒は?

ズルズキン

上記のようにクチートの耐久性の無さと、とにかくはがねとくさ以外には勝てないという弱点を補う為、色々試しました。

まず、使用率TOPのマリルリが苦手。

それに追従するレベルのアローラガラガラも苦手。

ここから今回の禁止ポケモンをごっそり除いていくと、実はまともに戦えるポケモンが居ません。

そこで散々検討した末にランターンを採用。

これなら流行りのニョロトノにも打点が持てますし、雪型のアローラキュウコンであれば対等に戦えます。

そして、これまたガラルマッギョがどこから出てくるかわからないという事で、完全ランキング外の格闘枠からズルズキンを採用しました。

上手くハマればミュウも倒せますし、パーティ全体ではそこまでガラルマッギョやトリデプスが重くないのが利点です。

実はズルズキンはカウンター+グロウパンチのおかげで対面性能が異常に高く、ニョロトノなどにも勝てる立ち回りができます。

なので、全体的に上位の流行を抑えつつクチートの弱点をそこそこ補完できるパーティとなりました。

このパーティを組んで最初は5連勝でしたしね。

チャーレムに三縦される

チャーレム

あいつさえこなければ、と願っていたポケモン。

それがチャーレムです。

とにかくこのパーティ、かくとうに弱いんです。

先に解説した通りカウンター+グロウパンチって、等倍勝負にめっぽう強いんですよ。

なので、クチートもランターンも、当然ズルズキンもチャーレムには勝てないんです。

それで三縦された試合がありましたね。

どうやってもチャーレムを倒せない。

自分も使えばいいじゃん!

とツッコミを受けるかも知れませんが、今回チャーレムは禁止枠に該当しており入れる事ができなかったのです。

役割が似ており、アローラガラガラにも強いという事でズルズキンを採用していたのですがその分チャーレムへの穴が大きくなってしまいました。

初手かくとうを意識するならば、ヤドランなども検討には上がったでしょうが、今度は完全に性能的な弱さが出ちゃうんですよね。

というわけで、初手かくとうが天敵で結局このパーティは負け越してしまいました。

初手かくとうに限らず、とにかくクチートは等倍のポケモンにはひたすら不利なので、という感じでしたけどね。

ようせいのかぜ

フェアリータイプの技1として『ようせいのかぜ』をください。

性能的にはひのこ位で実装してくれれば少しは状況が変わるかなと。

欲を言えばつるのムチとかの性能でも。

そうすると現実的に使えるフェアリーとか増えそうな気がするんですけどね。

今のフェアリーはあまえるが無い場合どうにも弱すぎるので、クチート自体はやはり調整が必要かなと感じます。

カウンターをくれてもいいんですよ?

閑話休題。

とにかく、一人でレギュレーションを制限して行った今回の試み。

非常に有意義な物となりました。

弱いポケモンがなぜ弱いのか、染み入るようにわかりますし。

今まで使っていなかったポケモンを無理やり使うにはどうするかというのに非常に苦慮します。

序盤はレートが無くてつまらないと言っている方へ、一人制限カップメチャクチャオススメですよ?

普段どれだけトップ層のポケモンに頼り切っているか、いやでも解るので。

立ち回りを見つめ直すいい機会となること請け合いです。

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