最強どくタイプ ガラルヤドランの強さ【どく・エスパー】

Pokemon

今回は唯一神ガラルヤドランの特集です。

毒使いの型には待望の追加ポケモンという事で、活躍が望まれていますが、如何せん環境で姿を見ません。

そんなガラルヤドランの基本データ・運用方法について考えていきます。

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ガラルヤドランの基本データ

ガラルヤドラン
なんでシェルダーと見つめ合ってるんだろう

ガラルヤドンの進化先であるガラルヤドランは、通常のヤドランとは違い防御力が下がり攻撃力が上がったタイプのステータスをしています。

毒手??? の様に前足が紫なのが特徴的ですね。

まずは基本データを見ていきましょう。

タイプとSCP

ガラルヤドランはどく・エスパーの複合タイプという非常に珍しい組み合わせです。

このタイプはガラルヤドンとガラルヤドキングしか存在しておらず、独自性の高さから活躍が期待されています。

ちなみに進化前のガラルヤドンはエスパー単タイプになっています。

ガラルヤドランSCP

SCPはスーパーリーグで1537。

ハイパーリーグで2562。

悪くないです。

悪くないですが、思ったほどは堅くないです。

耐久的にどの程度のラインになっているかというとXL振る強化をしたヤミラミやユキノオーとほぼ同等。

特にユキノオーが全ての数値的に近いです。

中々微妙なラインを突いてきますね。

が、全身弱点のユキノオーと違い弱点と耐性のつり合いは取れていますのでそこが強みですね。

所有技と回転率

さて、タイプが特殊なガラルヤドランですが、技も優秀な物が揃っています。

ただし、重いです。

技名威力Eチャージ量(その他)E消費量タイプ
どくづき8.47(2ターン)どく
ねんりき19.24(12ターン)エスパー
ヘドロばくだん96相手の防御力を
1段階DOWN
50どく
サイコキネシス108相手の防御力を10%の
確率で1段階DOWN
55エスパー
きあいだま15075かくとう
※威力はタイプ一致込み

きあいだまじゃーん。

タイプはシンプルに3つしかないですが、どの立ち回りをするのかによって持たせるものが変わってきます。

まず、かくとうタイプを封殺したりゴーストタイプに少しでも抗うのであればねんりき型。

あく・むしタイプへの打点。

はがねタイプへのチャンス上昇。

フェアリータイプ封殺であればどくづき型となります。

技1と技2は普通に考えると逆のタイプを採用した方が良いという事で、基本の型はこの二種類になります。

どくづき・サイコキネシス・きあいだま
ねんりき・ヘドロばくだん・きあいだま

技2が全て重く、スリーパーやニドクインの様な感覚・回転数で使う事は出来ませんがタイプ相性がはっきりしており封殺できるポケモンが多いのが利点です。

どくづき・サイコキネシスの組み合わせはチャーレムのカウンター・サイコキネシスと速度が同じです。

このサイクルはチャージに16ターン掛かります。

ねんりき・ヘドロばくだんの組み合わせではねんりきを5回打たないとヘドロばくだんが打てません。

このサイクルはチャージに20ターン掛かります。次発は16ターンです。

最速が8ターン。

高速が10ターン。

そして標準が12ターン程度と言われるチャージ速度の中でこの発動条件はかなり遅いです。

全体的にはかなり重めのマリルリよりも重い。

個々の持ち技は優れていますが、それを支える軽い技が無いというのがマイナス点です。

原作で持っているなみのり・れいとうパンチ・こごえるかぜ辺りが貰えると一気にトップメタ入りが出来そうです。

ガラルヤドランの使い方

ガラルヤドランの使い方としてまず考えたいのは、どちらの型で運用するか?

という点です。

先程と重なる点もありますが整理していきましょう。

ガラルヤドン・どくづき型

【どくづき型の利点】

  • フェアリー・くさタイプに圧倒的に強い
  • ねんりきよりチャージ効率が高い
  • タチフサグマやズルズキンにも等倍
  • 2ターン技で扱いやすい

【どくづき型の欠点】

  • はがねになにもできない
  • じめんタイプに弱い

どくづき型は「役割範囲を広く見たい」という役割に適した型です。

回転がねんりきより若干早く、どくづき自身の威力もそこそこある為くさタイプやフェアリータイプのポケモンを追っていける利点があります。

また、ねんりきで追い切れないカウンターつかいであるタチフサグマ・ズルズキン・デオキシスにも等倍で入る為ねんりき型と違い圧力をかけていくことができます。

タチフサグマは完全に相手が有利、ズルズキンはシールド1枚の時のみ後追い可能。デオキシスは完全有利。

という具合で、相当に相手を苦しめることができます。

もうカウンター持ってるポケモンに強い。

と言い換えてもいいくらいでしょう。

フシギバナ・メガニウム問わずくさタイプには強く出られるようになっており、任せて非常に安心な強さを誇っています。

ガラルヤドラン・ねんりき型

【ねんりき型の利点】

  • かくとう・どくタイプに圧倒的に強い
  • ねんりきよりチャージ効率が高い
  • ゴーストタイプに等倍

【ねんりき型の欠点】

  • あくタイプになにもできない
  • 4ターン技特有の硬直の長さと暴発の危険性
  • チャージ遅延バグも健在

ねんりきは非常に鈍重なので、その点を考慮してパーティを組む必要があります。

例えば確実に格闘や毒を釣り出せるギミックを使ってガラルヤドランで仕留めに行く。

というのが考えられる点です。

どくづきより硬直ターンが長い上に、スリーパーのように軽い技も持っていない為扱いが非常に難しいですが、エスパー技に弱いポケモンにあてることができれば恩恵は大きいです。

個人的にはどくづき推奨ですが、どく技絶対倒すマンの毒タイプとして運用する場合もねんりき型の方が有利になるでしょう。

基本的には後ろに置く

明らかに封殺対象が多いポケモンとなるので、使い道としてはあと投げできる様に先頭ではなく2番手3番手に仕込みたいところです。

しかも自分の初手でフェアリーやかくとうを釣り出せるとグッドですね。

先頭で出し勝ちをしても逃げられて引っ掻き回されたら、この子の良い点が生かせなくなります。

ガラルヤドランは超有利対面をロックすることを前提に立ち回っていく事を心掛けましょう。

そこさえ心掛ければ、役割はキッチリあります。

弱点はゴースト・あく

バルジーナ

汎用性の高いガラルヤドランですが、弱点はゴーストタイプとあくタイプです。

相手の技はバツグンで入ってしまうのに、どくづきはゴーストにいまひとつ。

ねんりきはあくに二重耐性を持たれています。

このポケモン達が出てきた場合できることが非常に少なくなってしまうので、これらを補完できるポケモンの存在がパーティ内に必要不可欠です。

パッと思い浮かぶのはやはりマリルリの様なSCPの高いフェアリーや、あくタイプの高SCPであるブラッキー・バルジーナと組んでしまうという方法です。

特にどくづき型であればあくタイプとの相性補完も程よく取れる為、活躍することができるかも知れません。

じめんタイプへの対処も考えるとカタログスペック上はバルジーナが無難か?

でもはがねが怖いな……。やはりブラッキーかマリルリがいいのか。

とにかく何度も言いますがタイプが独自の複合タイプになっていますので今までにない組み合わせが考えられるところが魅力ですね。

エスパー・ゴースト・あくのラインを全く採用していないパーティもある為、弱点を突かれない可能性というのも十分あります。

ただ、やはりというかガラルマッギョには抗えません。

ガラルヤドランVSガラルマッギョ

何気にきあいだま80%超えで入りますね。かなり重要な情報です。

入れば勝てる。

環境を荒らせるか

ガラルヤドン

進化条件が厳しい為まだまだ見ることができないガラルヤドランですが、個人的には非常に推しです。

専用パーティを組んでしっかり戦わせてあげれば、ドククラゲ対マリルリの様な圧倒的な対面をいくつも組めそう。

非常に夢に満ちたポケモンになっていますので、取得できるうちにガラルヤドンを取りまくって交換厳選にいそしみましょう。

特に特殊レギュレーションで活躍が見込めそうな顔をしているので、しっかり準備をしてあげたいですね。

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