今回は立ち回り考察の記事です。
以前紹介した初手バクフーンの、初手を捨てる立ち回りパーティでなんとか勝率56%を維持できました。
そこで、なぜ勝てたのかについて掘り下げていきたいと思います。
XLポケモンとアーマードミュウツーしかいない様なレギュレーションですが、対面性能の高いポケモンを上手く使えば勝ちを拾っていけるようです。
キーワードは『シールド0枚同士なら有利』ですね。
思惑通りバクフーンが万能
ハイパーリーグリミックスではいくつかの禁止ポケモンが居る一方で、実力上位のXLポケモンが出場可能になっています。
しかし、バクフーンにとって追い風だったのが、ラグラージ・エンペルト・ギラティナアナザーの不在です。
これにより、単純に対面性能がいつもと比べて上がっており、高火力のブラストバーンを活かせる場面が増えました。
例えば、ハイパーリミックスの主力と言えばズルズキン。
ズルズキン対面ではバクフーンは非常に不利ですが、1点だけ利点を上げるとイカサマとブラストバーンが同時発動になる点です。
攻撃力はバクフーンの方が上ですから。
ズルズキン側の選択としては。
- シールドを1枚貼って突破する
- 途中で引く
- ゲージを吐き切ってギリギリで突破する
ということになるのですが、3ができることに気付いていないプレイヤーが多いのも実情です。
そんな中で、思いがけずに予想よりもリターンの多い立ち回りなる事もある為思ったよりも実戦投入すると強いなというのが特徴です。
しかし逆にバブルこうせん型のブルンゲルが予想より多く、ブルンゲルが事前予想よりも圧倒的に重いという事実もついてきました。
色々な結果はありますが、バクフーンが広く活躍している事に変わりはありません。
特にバクフーンがシールドアドを取った後、突破してくる相手はシャドウカイリキーに弱いことも多いので、シールド差1枚のシャドウカイリキーがチャージした状態で場に留まる事もしばしばといった感じでした。
裏が読めない初手と対面性能の高い後続を組ませる
今回初手に置いていたシャドークロー型のバクフーンもそうですが、初手シャドウカビゴンや初手デオキシスなど。
裏で何と組んでいるかわからないというポケモンは結構います。
これらのポケモンの利点はやはり相手を消耗させる能力が高いという事です。
私は今回のリミックス期間を通して、シャドウカイリキーの様な『シールド差があればほぼ勝ち』というポケモンの強さを再認識しました。
そのカイリキーの強さを最大限引き出してくれるのがこれらのアドバンテージを作ってくれる初手達なのです。
つまり初手でこれらの万能ポケモンを使い、出来ればシールドアドバンテージを取りつつ負けます。
死に出しから次のポケモンを展開し、順当に勝った後相手の二匹目を伺って。
あとは盤面に合わせてといった感じです。
その後カイリキーを展開するところまでシールドアドバンテージを保持しつつ、いざ投げるとなれば悠々とカイリキーにゲージを貯めさせるのです。
相手の裏にフェアリーやねんりき型エスパーが居なければ、一匹で1.5匹を持っていく事も可能です。
甘えるアローラキュウコンやグランブルが一部で流行している為に、思い描いた通りに進まない事もありますが、これが意外と決まりやすい。
そして【初手を捨てて、対面を譲ってはならない】という謎の固定観念を打破することもできます。
こうしていつもと違うプレイングにパーティを使いこなすことを目的として向き合う事で、一段階レベルアップすることができるのです。
SCPを上手く分散させる
上記で紹介しているパーティが上手くいったもう一つの要因として
SCPが上手く文際しているという事実もあります。
バクフーンが中間。アーマードミュウツーが超高SCPでカッチカチ。そしてフィニッシャーのシャドウカイリキーが超攻撃型です。
こうやって特徴を分散させることにより、交代受け要因のアーマードミュウツーの役割がはっきりしたり、カイリキーを場に出すタイミングを調整するだけでシールド1枚分を節約して相手を突破できたりと、利点が出てくるのです。
バランス型のバクフーンで相手の大事な初手やクッション役を消耗させることにより、相手のパーティバランス自体を崩壊させることもできます。
そしたらあとは攻撃型のカイリキーで積み上げて追い込むだけです。
非常にわかりやすいですよね。
高SCPのみを採用して対面を守るパーティにはできない手法となっているので、これもパーティの特徴や利点が出ているやり方と言えます。
何でも試してみる
今回は明らかにXLポケモンが強いリーグで立ち回るにはどうすればいいか?
というのをコンセプトに全てのつじつまを合わせる様にパーティを構築してみました。
リーダーボード帯では通用しないかも知れませんが、こういったパーティでもレートを上げることは可能です。
是非試してみてください。
コメント