今回はリーフストームとくさむずびどっちを持たせればいいのか、というのをどくづき型ロズレイドのの視点で考えていきたいと思います。
前提として、耐久の低いロズレイドは軽量級の技は必須項目となりウェザーボールを外す選択肢というのはまずありません。
ですので、基本的には手持ちの技の中からタイプを重視して選ぶことになるのですが、その中でも悩ましいのが今回比べたいリーフストームとくさむすび。
タイプが同じ上に、実は初動の打てるタイミングがどくづき型だと全く同じなのです。2回目以降は変わりますが。
これは比べてみるしかない!
という事で本企画となります。
ロズレイドの型に悩んでいる人は、是非参考にしていって下さい。
ロズレイドの技2の確認
今回はリーフストームとくさむすび、スーパーリーグとハイパーリーグでの適性を見てくので、まずは比べる先となる技2を確認していきましょう。
実はロズレイド、かなり技の種類が多くなっています。
技 | 威力 | 消費エネルギー | 効果 | タイプ |
ウェザーボール(ほのお) | 60 | 35 | ほのお | |
くさむすび | 108 | 50 | くさ | |
ヘドロばくだん | 96 | 50 | どく | |
リーフストーム | 158 | 55 | 自身の攻撃を 2段階DOWN | くさ |
マジカルシャイン | 120 | 70 | フェアリー | |
ソーラービーム | 180 | 80 | くさ |
そして、前述の通り縛りとしてどくづき型で確認していこうと思います。
というのも、タネマシンガン型で確認をすると相手のHP50%付近、もしくは100%付近のダメージを出せるのかだけが焦点になる為、比較としてはあまり有用とは言えないからです。
どくづき+くさ技どちらかという条件で上手く対戦相手を倒せるのが理想となるでしょう。
くさむすびとリーフストームがうてるようになるまで、どくづきでは8回のチャージが必要になります。
2回目以降はくさむすびのみ必要回数が軽減される形です。
ロズレイドはペラペラで生存ターン数が微妙な為、この2回目以降のターン差に意味があるのかを考えるのも1つ考察になりそうですね。
余談ですが、私はどくづきの強化前からどくづき型を推奨していましたが、本当にどくづき型ロズレイドが普及しており、結構嬉しく思っています。
コチラの記事はどくづき強化前の参考値となります。
相手ポケモンの個体値は基本SCP1位と呼ばれる最適個体を基に抽出します。
守備特化個体・攻撃特化個体が居ることも考慮して下さい。
対戦シミュレートに関してはみんポケさんのシミュレーターを参考にしています。
スーパーリーグのロズレイドダメージ比較
では早速リーグ毎のダメージ比較に入っていきます。略称は適当な感じで漢字にしています。
シャドウに関しては大体20%増しの威力になりますが、今回は掲載量が多くなる為省略しました。
対戦相手 | 毒突 | 草結 | 葉嵐 | 天気球 | 魔社員 |
トリデプス | 1(0.7%) | 40(28.2%) | 57(40.1%) | 22(15.5%) | 25(17.6%) |
マリルリ | 10(5.1%) | 117(59.7%) | 169(86.2%) | 26(13.3%) | 75(38.3%) |
ヤミラミ | 4(3.1%) | 79(62.2%) | 114(89.8%) | 44(34.6%) | 128(100.8%) |
ヨクバリス | 7(3.9%) | 90(49.7%) | 130(71.8%) | 50(27.6%) | 92(50.8%) |
Gマッギョ | 2(1.1%) | 79(44.6%) | 113(63.8%) | 70(39.5%) | 50(28.2%) |
ブラッキー | 5(3.1%) | 56(34.8%) | 81(50.3%) | 31(19.3%) | 91(56.5%) |
デオキシス | 4(4.1%) | 44(44.9%) | 64(65.3% | 25(25.5%) | 45(45.9%) |
ラグラージ | 5(3.6%) | 232(166.9%) | 334(240.3%) | 32(23.0%) | 92(66.2%) |
ニョロトノ | 7(5.0%) | 127(90.1%) | 183(129.8%) | 28(19.9%) | 81(57.4%) |
ブルンゲル | 4(2.5%) | 126(79.7%) | 181(114.6%) | 28(17.7%) | 80(50.6%) |
Aキュウコン | 9(7.1%) | 72(57.1%) | 104(82.5%) | 64(50.8%) | 74(58.7%) |
マリルリに関しては、対面をロックすることができればくさむすびで十分というのが一番大きなポイントです。
マリルリがそれでいけるという事は、他の水タイプもお察しなのでこういった感じに。
ただし、相手のれいとうビームの方が先に飛んでくる為、HPが減っていてかつゲージが0の場合は注意しましょう。
飛んできたのがれいとうビームでも高順位なら耐えますが、油断は禁物です。
リーフストームはその威力の異常さが目立っており、トリデプスですら40%越えのダメージを与えるという恐怖の象徴と化しています。
くさむすびとリーフストームどちらが有用かは一概には言えないですが、スーパーリーグの耐久で技を打つ回数自体が低くなりそうなことを考えるとリーフストーム型の方がむしろ全方位に対応しているのではと考えたくなりますね。
ハイパーリーグのロズレイドダメージ比較
では同じく見ていきましょう。任意で対戦相手を抽出しています。
対戦相手 | 毒突 | 草結 | 葉嵐 | 天気球 | 魔社員 |
ギラティナ・A | 4(1.9%) | 48(22.7%) | 69(32.7%) | 27(12.8%) | 125(59.2%) |
クレセリア | 5(2.4%) | 61(28.9%) | 88(41.7%) | 34(16.1%) | 62(29.4%) |
ピクシー | 11(5.8%) | 87(45.5%) | 125(65.4%) | 49(25.7%) | 89(46.6%) |
ヨクバリス | 7(3.0%) | 90(49.7%) | 130(71.8%) | 50(21.6%) | 91(39.4%) |
Gマッギョ | 2(0.9%) | 82(38.1%) | 118(54.9%) | 73(34.1%) | 52(24.2%) |
ブラッキー | 5(2.6%) | 60(30.8%) | 86(44.1%) | 33(16.9%) | 97(49.7%) |
デオキシス | 4(3.1%) | 45(35.4%) | 64(50.0%) | 25(19.7%) | 46(36.2%) |
ラグラージ | 5(2.8%) | 231(129.1%) | 333(186.0%) | 32(17.9%) | 92(51.4%) |
ニョロトノ | 7(3.8%) | 127(69.0%) | 183(99.5%) | 28(15.2%) | 81(44.0%) |
ブルンゲル | 4(2.0%) | 126(62.7%) | 182(90.5%) | 28(13.9%) | 80(39.8%) |
Aキュウコン | 10(6.2%) | 73(45.1%) | 106(64.4%) | 65(40.1%) | 75(46.3%) |
実はダメージ実数値に関してはあまりスーパーリーグと変わらないようで、大きく分かれているのはHP増加による影響力ですね。
ただ、ここでもリーフストーム自体の威力は健在で50%以上与えられるポケモンが多くいます。
また、ブルンゲルもどくづき込みで一撃で倒せたり、デオキシスにもそこそこのダメージを与えられるなど大きな利点を失っていません。
ただし、リーフストームを撃った後の攻撃ダウンの懸念が大きく、基本的には打ち逃げかやられる寸前の切り札としての運用になるでしょう。
運用方法により異なる結論
例えば、ロズレイドをフィニッシャーとして使うのであれば、それまでの立ち回りでくさむすびを選ぶかリーフストームを選ぶかが変わってきます。
シールドを残す立ち回りにするのであれば長期戦になる事、交代先が無いことも考慮してくさむすびを。
先発型であれば、打ち逃げが多くなってくるバランスも考えてリーフストーム型を採用するのが良いと思われます。
要するにリーフストームの強烈な自己デバフを、リセットできるかどうかがカギという事です。
先頭運用なら迷わずリーフストームを推したいところですね。
個体値厳選に関して
ロズレイドはどくづきのブレイクとセットで考えると、より使い方が広がるかもしれません。
また、その耐久性能も改めて調べておく必要があるでしょう。
コチラの記事はどくづき強化前の個体値考察です。
耐久指数などはほぼ変わっていませんので、参考にしてみてください。
※どくづき採用ポケモンだけブレイクされていないか見る必要はある。
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