仕事を断りつつ、評価を上げる方法、知りたくないですか?
仕事を断わると評価が下がると思いますか?
いいえ、そんなことはありません。
断わり方次第で仕事は断われますし、評価も一切下がりません。
それどころか、上手くすると相対的に上がっていきます。
しかもあなたの負担は軽くなり、余裕の増えたあなたは仕事の精度がアップ。
周りの評価はさらに上がります。
しわ寄せなく、断って全ての仕事を円滑にしたくはないですか?
今回はそんな理想に近づく為の方法を書いていきます。
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仕事は笑顔で断れる!
前向きに断れば良い結果を生む
仕事は前向きに断りましょう。
前向きにと言うのは単純な話、声がハキハキしていればいいのです。
人間は単純にできていますので、声や顔で悪い印象を与えなければ、何とか話は進む物。
上手い営業の人たちはみんな、そのあたりの作り込みがレベル高いですよね。
もちろんなんでもかんでも断ってはいけません。
しかし、キャパシティオーバーや低優先度、あなたでなくてもできることは、断る余地ありです。
いまあなたに来ている仕事は、本当にあなたしかできない仕事でしょうか?
それとも、誰かに触れる仕事でしょうか?
もし、他の誰かでもできるような仕事であったら、あえてあなたが行う必要は無いですよね。
断る理由もちゃんと必要
仕事を断る時は、当たり前ですが『やりたくないから』では通りません。
というか、そうしていたのでは、ただ仕事ができない人です。
ではどうやったら断れるでしょうか。
答えはやはり『優先度』ですよね。
『先に依頼されたもの』『新規で入ってきたもの』『締め切りが近いもの』『お金になるもの』等々、優先度が高くなる要素はいくつもあります。
あなたが今抱えている仕事は、このうちどれに該当して重要性が高くなっていますか?
それらを客観的に説明できますか?
この、客観的に説明できるかどうかがポイントなんです。
「今、こちらの案件が締め切り直前で工数をこの程度、並走している案件が3日後締め切りで、明日中に社内チェックに回さなければいけません」
こう言った簡単な共有でも、相手は納得するものです。
よく、仕事を断れない人に理由の共有が下手な人がいます。
というか、大概これです。
これに加えて、仕事押し付け体質の人は、あなたの状況をあえて見ようとしていないのです。
客観的な内容で断わりを入れましょう。
また、関係者の全員の前で状況を話し、相手にそれ以上踏み込ませない様にするのがベターです。
断る仕事の種類
断わっていい仕事の種類はズバリ、誰でもできること、実行可能なことです。
押し付け体質の人間は、『あなたに頼みやすいから仕事を頼んでいる』に過ぎません。
それは力関係であったり、あなたの人が良い性格であったり、様々な理由があります。
しかし、『あなたしかこなせない仕事だから是非!』というのは、実はあまりないのです。
頼む人はこう言ううでしょう。
「人手が足りなくて困ってて」
当然です、困っているから依頼をかけるのでしょう。
ただし、それが単なる押し付けの場合もあります。
見極めましょう。押し付けられていないか。
客観性と周りを味方に
先ほど例に挙げましたが、客観性のある根拠と、味方を作る環境で話すのが断るのには1番簡単です。
ほとんどの場合チームで仕事をしているはずなので、まずは見えるところで話を受ける様にしましょう。
そして、その仕事を無理に受けた場合何処にゆがみが生じるのかについてキチンと説明しましょう。
受けきれない仕事は必ずどこかに歪を生むので、その芽を早いうちに摘むのです。
相手との関係をつくる
3回に1回は絶対受ける
最低限この程度の頻度では、受けるように心がけましょう。
相手が頼りやすく、かつ軽すぎる頼みはしてこないくらいのちょうど良い塩梅です。
なぜかというと、仕事を頼む方は仕事を抱えているから。
仕事を受ける方は、自分では営業をかける暇がないからです。
今後の仕事の入り方を考えていくと、断り続けて完全にルートを枯渇させた時、現場のプレイヤーしかできないとあなた自身が干上がってしまいます。
だから作業の依頼に対して、高飛車になって関係を壊しては絶対にいけません。
断わるリスクは当然あるのです。
断っても信頼関係を崩壊させない
依頼者に対しては信頼関係が揺るがない仲を構築しましょう。
それはあなたの仕事への姿勢であったり、レスポンスの速さであったり、ピンチの時に救った印象かも知れません。
断るには信頼関係が拗れない前提。
このあと一切関わることが無くても、円満に解決しなければいけません。
こっちも断るのに忍びない態度を見せること、相手にも断らせるの申し訳ないなと思ってもらう事ができれば、良いですね。
あなたの評判はもしかしたらどこかの噂に乗るかもしれないので、できるだけ全てを円満に進めましょう。
無茶振りは自身に返ってくる
最後に、無茶振りは自分自身に帰ってくるのだと、すべての関わる人が自覚しましょう。
あなたのスケジュールを無理に割って仕事を入れてくる人がいたとします。
あなたがそれを無理にこなし続けた場合、それはそれで歪みを生むのです。
この記事では何度も言っていますが、断るべき量になった時断れなければ、あなたの関わる全てが瓦解します。
あなたが判断を下したり、制作したりするはずだったものが遅延します。
遅延したら、作業を連携される次の誰かも遅延します。
最終的に大事なスケジュールが瓦解するのです。
そうしたら、仕事を押し付けた側にも責任とスケジュールの破綻が襲ってくる。
そんなの絶対に避けなければいけませんよね。
断り続けてはいけない
時にはバランスを取る
ちょいちょい触れてきて、当たり前ですが、仕事を断り続けてはいけません。
あくまで、今回話してきたのは社内の仕事の偏りを是正するための1つの方法です。
仕事が発生する以上、お客様がいて、なんらか流通が発生してるはずです。
営業の方が死ぬ気でとってきた案件かもしれません。
会社の将来を左右する案件かも知れません。
それを個人の裁量で『無理』と判断するのは危ないです。
無茶振りが2割減った
私自身は、このやり方を始めてから無茶振りが代感2割以上減りました。
1人で抱え込むのは仕事のボトルネックの観点からも非常に危険です。
属人化の懸念もあります。
必ず仕事は分ける事、断ること、やり切ることを総合的に判断して受けてくださいね。
これらが上手く行った時、あなたの評価は自然と上がっている筈です。
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