職場に依存されすぎて、疲れ切っているあなたへ。
あなたが居なくても会社は回ります。
気に病む必要も、必要以上に背負う事もありません。
だって、誰かに依存しきってる職場なんて本当は存在しないのですから。
例えばドラマやアニメですら、主役級が何かしらの事情で降板すれば代役を立てますよね。
あのレベルでそのレベルなんだから、個人が業務として請け負うレベルで自分が居なければ回らないという事はまずありえないんです。
だから、必要以上に気を張ったり。
もしくは、自分を過大評価しすぎたりしない様に注意してください。
よく
— はむらいと🐰連続更新320日の人の皮を被るうさぎブロガー🐰 (@hamwrite30) March 21, 2020
「俺が明日死んでも大丈夫な様に、ローカルとスプレッドシートにわけてデータの格納場所とかこうしてこう残してあるから」
と直属の部下に伝えます
あと
「逆に君が二日倒れたらどうフォローすればいい?」
もよくやります
誰かが居なくても会社は回りますね
格となるのは一人二人程度なもんで https://t.co/85ayTXWiOF
どんな重責を担っていようと、居なくなった時には大概代わりが現れます。
誰かがその穴を何とかしようとします。
世の中なんてそんなものです。
なので今回は2種類の人向けに書いています。
- 職場で責任を押し付けられすぎて、押しつぶされそうになっている人
- 自分が抜けると職場が回らないと勘違いしている人
お人好でも自信過剰でも成り得る状態ですが、その全てのパターンの人たちに。
『そんなに依存されてねぇから』
という事を考えて欲しいです。
特にお人好のあなた、自分で抱え込みすぎて相対的に損をしたり後悔するのは自分ですよ。
十分気を付けて下さい。
仕事ができない人ほど自信満々?
>> ダニング=クルーガー効果とは 能力と自信は反比例する!?
職場は一人に依存していない
ちょっとキツい言い方をします。
もし、職務や重責が複数あなたに集中しているとあなた自身が感じていたら、それはきっと妄想でしょう。
職場は通常一人には依存していません。
すっごい単純な事を言います。
例えば現場が20人で、エース社員は通常の人の3倍以上頑張っている凄い人物だと仮定しましょう。
図にするとこうなります。
本当に各人の3倍以上頑張っているなら大体平均としてはこんなものかなと。
さて、このエース社員が突如消えた場合全体の負担はどうでしょうか?
全体の負荷100%に対して、1人で全体の15%近くの仕事量を出力していたのは立派です。
しかし、そのエースの方が居なくなったとしても、この場合は1%未満の数値を19人に割り振るだけです。
勿論もっと人数が少ない現場もあるでしょうし、そもそも1%を均等に割れないというのもあるでしょう。
しかし、1人の負荷が全体平均の2~3倍であろうと、単純な労働力であれば全体の力でカバーできるはずである。
というのがこの説明の趣旨です。
他のやり方でのカバーは可能である。というのを捉えて欲しいのです。
働き方は自動でセーブされている?
>> 働きアリの法則とは 2・6・2で具現化する働く集団サボる集団
>> リンゲルマン効果の意味 人間は人数が増え集団になるほど手抜きをする?
承認欲求を捨てて断る
仕事があなたに依存しているのではありません。
あなたが『仕事をやりきった』という承認欲求に依存しているのです。
つまり、あなたの処に一見重要な仕事が集中するのは、あなたのエゴでもあるのです。
もちろん、意地悪な先輩社員から押し付けられたとか、そういったシチュエーションもあるでしょう。
それでも、断る、協力する、頼るといった選択肢は選べたはずです。
あなただけに過度に仕事が集中しているとしたら。
他の誰にも集中していないとしたら、それは責任の一端をあなたも負っていることになります。
そしてそれは、自己満足の為にされたことかもしれません。
例えば、あなたが仕事をする時に何に快楽を感じているでしょうか。
やり切った後の開放感や達成感でしょうか。
クライアントの困りごとを解決した時でしょうか。
どちらにしろ、仕事の方にあなたが依存している可能性が高いのです。
だって、あなたの証明を簡単にしてくれるのが、その一見重要な仕事たちだからです。
しかし、あなたの価値を仕事だけに狭めていませんか?
仕事が大事だからと自分をないがしろにしていませんか?
実は誰もそれは望んでいません。
仕事はシェアしたほうが円滑に回る可能性が高くなりますし、あなた自身の負担も軽減されて、あなたも時間を自由に使える様になります。
『責任ある仕事をやり遂げた』という承認欲求に惑わされて、自分を見失わない様にしてください。
あなた1人が頑張らずに、周りと一緒に取り組めばいいのですから。
仕事は適度に断るべし!
>> 仕事でノー! 円滑にこちらの意見を通す方法が笑顔と思い切りにある!
仕事量の依存からの脱出
倉本菜生さんからこんな実例も。
研究室で3つも役職に就いていた頃、キャパオーバーで心身がぶっ壊れた。
— 倉本菜生|ライター・講師 (@0ElectricSheep0) March 21, 2020
「でも私がやらないと迷惑が……」と無理していたが、諸々あり「私がいなくてもこの組織は回る」と気付いて、全部降りた。
引き継ぎ資料さえ残していれば、自分がいなくてもどうにでもなる。 https://t.co/76JnEx1f61
彼女の場合は院生時代にある研究室に所属していたのですが、伝統により運営が事務員などではなく院生による取り仕切りとなっていました。
1人につき2~3種の役職を兼任することもあり、イベント、講演、スケジュール管理などそれらは多岐に渡りました。
本末転倒な事に全く研究が進まない人も。
研究室に入って半年ほど経ち、キャパシティオーバーで精神崩壊したところで、自分自身が休みがちに。
周りがサポートしてくれて事なきを得るが、それで申し訳なさから自己嫌悪に陥ってしまい更に症状が悪化。
結局教授と面談の機会を経て、正直に現状の悩みを話したらこの様に言われたそうです。
「周りの人のこととか考えなくていい。まずはアナタの心身が一番。仕事なんて誰かがやる。でも研究は自分しか出来ないでしょう。研究するためには心身を整えないと」
この言葉で、兼任していた複雑な任を降りる決心をしたと。
それでもしばらく周りの顔を伺いながら気が気でなかったけど、しばらくして自分が居なくてもちゃんと組織運営がされていることをやっと認識できたそうです。
周りが良い人たちだったのも1つの要因だったのでしょうが、周りに相談するという事が大事だと再認識するエピソードです。
正直に話せば周りは助けてくれるって
きっとね
警告! 死ぬ気でやるなよ!
>> 「死ぬ気でやれよ、死なないから」と言われても過労で倒れ鬱になる
一番忙しい人物とは
ここまで散々個人が居なくてもどうにかなるという話をしてきました。
しかし、例外が存在します。
この『居なければダメな人物』の責務から逃れられない人物。
それは中小企業における代表です。
ここだけはどうしても替えが効きません。
組織が巨大化した場合、組織は従業員が顔となります。
数百、数千といった組織を支えるのは1人ではできないですから、1人1人の仕事の意識が大切になります。
大きくなればなるほど、運営に必要なパワーが分散するのでTOPだけで全てが決まるわけではありません。
しかし、規模がまだ小さい場合はどうしても『あの代表が創った会社』なのです。
規模が小さくなればなるほど、顔であるトップの重要性は増していくのです。
ですからTOPだけは、この重責を背負い続けて下さい。
トップがトップである為に、会社が会社である為に必要な事なのです。
大概は考えすぎよ
もっと気楽に周りを頼りなさい
仕事してない人は論外ですが
仕事しすぎな人はセーブを覚えましょう
周りに頼るのです
仕事では人を頼るべき
>> 人に頼る事は相手に失礼だと長年思っていたんですが やってみると…
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