扱いにくい部下をコントロールする! ベストを尽くす最初の方法!

仕事術・自己研鑽

今回は前日の物に引き続き、扱いにくい部下をコントロールする方法です。
誰しも得手不得手があるので、扱い辛いと思ったら仕事そのものがもしかしたら合っていないのかもしれません。

しかし、能力の段階はよく山なりではなく、階段式と言われる様に、突然殻を破って進化する可能性があります。

だから判断を早計にせず、力を発揮するまで居場所を作ってあげるのがとても大切です。

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パニックを解消してやると、意外と仕事がするする流れる話。

状況を整える。という能力だけ欠けている可能性がある。

意外と多いのが、適正はそこそこあるが、それが発揮される前に、上司or部下本人が諦めてしまうケースです。

何故でしょうか?

スタートダッシュで躓いているからです。

例えば制服に着替えて行う仕事でも、制服に着替える事ができない事情があればそもそもスタートできないのではないでしょうか。

往々にして、そのスタート地点に立てていない方というのが結構います。

どちらの方向に進んだらいいかわからない、何をしたらいいかわからない、着手しようと思うが最終系がわからない。

この様な仕事は結構あります。
教える方が、それに気づいていないからですね。

しかし、方向だけ示してあげれば、走ってくれる人材は実は結構いるのです。
勿論中途採用である程度経験のある人に多いのですが。
入り口がよくわからなかったが、あとの工程は今までの経験から予測が付くぞ!
と仕事をこなしていってくれるタイプです。

また、一つ分からない事があるとパニックになるタイプの人もよく居ます。
とりあえず、このタイプの人は、手綱さえしっかり握ってやればいいのです。
他は普通なのにスタートで大きく躓くということがよくあるので、絶対に手を抜かずに接してあげて下さい。

スタート超凡人でも、ゴール付近ですさまじい才能を発揮する可能性があるので、上司である貴方が絶対にあきらめないでください。

開始5分で一緒に流れを整理してやれば一気に実力の片鱗を見せてくれるかも。

一歩目にやる事の濃い情報と、全体の流れは重要です。
仕事を、調べればわかるからと丸投げするより。

君がやる順番をこちらから大まかに指定するね。
と道筋を作っていった方がやる方は新しい仕事を進めやすいです。

それは、正解がある程度示されているから。
正解をヒントに、道筋を朧げに特定したり、逆に不正解を導き出したりできるからです。

また、二、三手目にはこういうのも効果があります。
30分もかからない仕事だけど、75分使っていいよ。

つまり、この仕事は何かしら短縮する方法があり、指導者はその理屈を知っているということです。
工夫ができる人材なら、この時点で時間短縮にも興味を持ち、試行錯誤を試すことでしょう。
相手の向上心をくすぐるまでもなく、相手が自ら時短に向かって動いてくれるのです。

また、30分未満という正解を見せることによって、やはり正解に寄せようとしてくるのが非常に効果があります。

ヒントを与えて徐々に慣れさせる。いつか丸投げできる様になる。

正解の次はヒントを与えます。
完全に言い切らない程度で、この周辺に着地する様にやって見てくれ、というのです。

正解からヒントへとぼかす事で、相手は政界へたどり着こうとより集中力を使ってくれます。
それは仕事に慣れていく事でとても必要なことです。

こうして、正解、ヒントを与え徐々に慣らしていくうちに、お互いに任せられる範囲というのが徐々に増えてきます。

部下に仕事を奪わせるのです。

これを繰り返すといつの間にか自分と似た様なスキルを持った部下ができますね。

部下に仕事を奪われる様になったら幸せです。
何せその分野はもうほとんど手放しで運用できるのですから。
自分は新しい分野への勉強や挑戦ができます。

部下は仕事をマスターして、自分は新しい学習が進んでWin-Winですね。

自分は知っているところまでしか教えられない。

最後の小見出しはちょっと脱線して自身の話です。

いくらずっと仕事を教えているといっても、
自分は自身が知っている知識までしか教えることができません。
当たり前ですね。

付け焼刃でもいいので、教えられる側が貴方に失望しない様に常に自己研鑽を続けることが大事です。
完璧に相手の上を行く必要はないのですが、尊敬できる上司はやはり魅力的ですので。

ただ、昨今情報過多なので、情報の海に溺れてしまわない様に注意してください。
それは貴方も部下の方もです。

必ずしも正しい情報が検索上位に来ているとは限りませんし、それを判断できる材料も転がっていないかもしれません。

しかし、新しい情報や、根幹の常識に触れていることでリスクを回避することができます。
そして回避したリスクを、また教えてあげればいいのです。
誰の為でもなく自分の為に。

いつか、その部下が自分を救ってくれるかも知れません。

僕がこうして書いているブログも、成功したケース、失敗したケースを解説していることが多いので。
どこかで誰かの役に立つ日が来るといいなぁと思って書いています。
ではでは。

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