モンスタークライアントの不思議な言葉を集めてみた

仕事術・自己研鑽

今回は私が実際に体験したり、聞いたりした話から結構イカれ具合の高いモンスタークライアントの珍言。

迷言を集めてみました。

皆さん仕事をしていると色々な言葉に遭遇するでしょう。

本当にそれは同じ日本語なのか?

何を言っているんだコイツは?

これを通さなきゃいけないの?

こっちまで頭おかしくなりそう。

などなど。

そんな恐ろしい言葉を並べていきます。

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暗中模索の案件スタート

変更前提なのですがとりあえずやってもらえますか?

はむらいと
はむらいと

変更前提ならやらないほうが良いのでは……?

でもほら、期限も迫ってますし

はむらいと
はむらいと

いや、段取りの方が重要ですよ
この状態からなら

進めないと私も上司に怒られてしまうので

これ、デザイナー・企画問わず遭遇している人が多いあるある案件です。

変更前提だけどケツが決まっている為とりあえずスタートして欲しい。

というクライアント側の要望が現れています。

「まだ何も決まっていないのですが」

「とりあえず始めて貰えますか」

など若干パターンがあります。

変更前提で進めろと言われても8割9割は無駄になるためやりたくありません。

契約を金額ではなく工数換算で積み増していいのならお受けします。

値段をどうにか落とそうとするケース

修正タダなんですよね? 修正出さないので安くなりませんか?

闇の人格
闇の人格

えっ……(フリーズ)

金額交渉で言われる困ったケースです。

いや、修正を有償で請け負っている見積もりかと言われるとそいうわけじゃないんです。

これは相手との線引きの為に書いているんですよ。

「○回目以降の大型修正はお見積りが変わります」っていうのは。

でもほら、突っこまないので安くなりませんか?

闇の人格
闇の人格

絶対あとから炎上するわこれ……n

こちらも良い物を納得して受け取って欲しくて書いているその一文を見て、値段交渉をされても困ります。

こうしたクライアントは『自分で考える無償対応の範囲』がどんどん拡大していくのでお互いを支える仕事にはなり辛いです。

キッパリとそれは無理ですと断りたいところです。

修正機会を使わないと損をしたと捉える

お金

修正を指示しないと勿体ない気がするので考えます!

闇の人格
闇の人格

まってまって、何言ってるかわからない

ほら、修正は○回までタダでしょ?
使わなきゃ勿体ないかなって

闇の人格
闇の人格

余計な修正を考えるのが目的になってない……?

(きいてない)
今のでよくできてるから考えるの難しいなぁ~

これは超レアケースですが、こういう意味不明な事を言ってくるクライアントが居ます。

確かに「修正○回まではお受けします」と契約しました。

しかし「今のデザインは気に入っている、でも修正をしないとなんか損した様でスッキリしない」と言ってくる方がごくごくまれに居るのです。

恐ろしい事に。

おいおい、それお互いに時間の無駄でしょ。

『修正させる』事を目的にしてどうするの『出来が良いか悪いか』を判断するのが主目的だよ。

特に問題が無いなら納品すれば、その検討や実工数での数十時間失わずに済むよ……。

損って何かわかってる?

と言いたくなる状況です。

こうして、目先の目的じゃない何かに囚われてしまう人が多いです。

とりあえず、目的を納品に向ける必要がある為、時間などからお話をしていくのがベターか。

理由を付けてキチンと対処していきましょう。

『ついで』は無償の範囲

「これついでなのですが、イラストを3点追加して頂けませんか?」

はむらいと
はむらいと

はい。

ではお見積りがこの位になります

え?なんで?

タダで対応してくれないの?

はむらいと
はむらいと

いや、デザイナーとイラストレーターは稼働が違いますし

そもそも最初に素材は全て御社の登録素材のみでやると覚書にありますよね?

そういったけどさ、気が変わっちゃって

『気が変わった』とは何のことでしょうか。

気が変わったから、根本となる最初の取り決めを破棄して追加要望をしてもいいのでしょうか。

こちらがイラストレーターの工数を割いてまで、オリジナルイラストを追加展開してあげる必要があるのでしょうか。

どうせ全体のデザインが上がってないから大丈夫でしょ?

はむらいと
はむらいと

イラストとデザインは工数が別だっつってんだろ!

となるわけです。

色々なモンスタークライアントが居ますが『絵はタダ』だとでも思っているのでしょうか。

ソンナニイラストが良いならイラスト系の素材サイトに登録してしかるべきやり方で、素材を持ってくるべきです。

『ついで』とか『思い付き』でプロを動かすことなどできないのですから。

恐ろしい案件はいくらでもある

というわけで今回は、実際に遭遇したモンスタークライアントの言い分を紹介してみました。

こうした言動を第三者視点で見ると、明らかにおかしいというのは、多分ほとんどの人が感じることだと思います。

しかし、実際に現場でこの様な事を言われるケースが多々あるので、自分もこういった言動不明のモンスター化していないのかといったところを。

私も含めてこれを読んでしまったあなたにも気を付けて頂きたいと思います。

全員が気持ちよく信仰できれば、クリエイティブの質も上がりますからね。

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