試練は本当に突然降ってきます。
前任者の異動、転勤、配置換え
シチュエーションはごまんとあり、
あなたがリーダーとして抜擢される日も明日かもしれません。
今回は、実際に貴方がその立場になった時に慌てふためいて沈んでしまわない様に
これだけ押さえておけば時間稼ぎをしつつ、裏で次に必要な本質を勉強する時間が確保できる
予習ポイントを解説していきます。
僕は実際に、全く経験のない業種に横移動して
辛い思い、失敗、挫折
ガッツリ味わってきたので折れたボッキボキの心を拾い集めて
過去の経験をもとにこの記事を執筆しています。
あの時ああしておけば良かったな。
これ毎日5分やっておけば違ったのかな?
をその時になってから後悔しない為に、予兆のある人は今のうちに動いておくと後ですごく楽になるかもしれませんね。
試練は突然降ってくる 3ポイントに分けて解説!
業界用語は片っ端から覚えてしまう
まず一番手っ取り早い対策はこれです。
これさえやっておけば、どの職場に行っても通用します。
何故かというと、仕事では常に相手と同じ言語で話さなければならないからです。
ここでいう言語とは、リテラシーの事。
同じ程度の理解度、同じ程度の受け止めが出ないと、当事者同士の会話がそもそも成り立ちません。
受け答えの度に
「え?何その用語?」と止まっていたら、お互いに仕事にならないからです。
IT業界は特に独特の用語が多く、さらに意味が重複している言葉を気分で使い分けてくる人も多数存在します。
さっきバジェットって言ったのにグロスっていったり。
もはや元々の意味と合っているかどうかはわかりません。感覚です。
文面からだけでは判断しにくく、そもそも概念を知っていないと反応できない語句も多いので、
もしIT業界にこれから入ろうと思っている方は、マジで言葉だけでも調べておくことを強くオススメします。
業界の勢力図を頭に入れておく
そういうのはお偉いさんや、営業の人の必要なことじゃないの?
業種関係なく知識があるだけ有利になるよ。もちろんひけらかす必要はないよ。必要な時に、ささっと取り出せることが大事なんだ。
自分が身を置いている業界に特に存在する会社同士の関係を頭に入れておくことはとても需要です。
極端に言うとB社はA社の直系系列だから、うちでは仕事ができない。
などという事はザラにあります。
人と人が仕事をしている以上、関係が生まれ、単なる利害関係よりもっと複雑に絡み合った内容によって
社会が成り立っているからです。
だからこを、自分が身を置いている業界の情報を常に収集するのは意味があります。
縦の繋がり、横の繋がりを見つめ続けると、財政状況や人の流入など
見えてくるものが沢山あるはずです。
実際にそれらを把握して動いている人も居るでしょう。
そして、日常では
ちょっと難しいのでみんな目に入れない様にしているだけです。
しかし、公開情報ではあるので、知識として入れる事は可能です。
交渉下手は1000回くらい後悔する
先に言っておきますが
頭が良くても交渉が下手な人というのは本当に存在します。
交渉というのは身も蓋もなく言ってしまえば、相手を取って食ってしまう事です。
もちろん、もともとの繋がりや、この後のお互いの利益なども要素としては考えられますが。
A対Bの関係がある以上必ずどちらかがどちらかより少し得をしてという事態は発生します。
仕事自体は役務の交換なので、出来ればWIN-WINの関係で居たいですが。
現実は結構複雑ですね。
交渉下手な人というのは、このお互いの利益幅の取り分が偏ってしまう人の事です
「何となく相手が可愛そうだから、こっちが折れてあげよう」
という若干優しい人から
「今回折れてあげたから次回は向こうから折れてくれるだろう」
この様な根拠の無い期待まで
仕事現場は性善説で動く場合と動かない場合がある
という事を肝に銘じてください。
僕はこれで何度も失敗しました。
世の中には隠れモンスターからガチモンスターまで多種多様なモンスターが存在しています。
いいひと、だけでは利益は守れません。
常に相手と対等で居る
これが最も大切で、両社間の為になる事でもあります。
一度折れてしまうと、相手がのっかってくる癖がついてしまうので
【対等な関係】を常に意識しましょう。
対人の交渉で仕事が上手く進まないあなたへ、以前の記事を貼っておきます。
ビジネス本って誰でも読んでみるべきだよね。
~の交渉術的なやつ。一回じゃ理解できなくてもそのうち浸透してくるものではあるので。
基本的な答えだけはここ
・用語を覚えろ
・業界の力関係を知れ
・交渉は対等を意識しろ
今回は上記の内容についてお話ししました。
ただ、これだけでは万全ではないというのは常に意識してください。
あくまで、自分の能力が固まるまで、行動や判断に悩まない為の基礎だと思ってください
でも、どこに行っても通用するテクニックなので意識して頭でこれらを持ち運びできるとベストですね。
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