ラブラブカップに置いて最強の一角と噂されるママンボウ。
SCPが高く、高打点の技2を備えた十慮級のポケモンです。
硬くしたたきのぼりギャラドスみたいな。
ちょっとちがうけど。
今回はそんなママンボウの特集です。
本当に強いのか検証していって下さい。
ラブラブカップのレギュレーションはコチラ。
ママンボウのスペック
ママンボウはシーズン6から突如として通常スーパーリーグでも使われだしたポケモンです。
純粋なみずポケモンとしてSCPが高く、カッチカチに硬いのが特徴。
ちなみにSCPとしてはマッギョより上で、マリルリの下あたりに位置しています。
そりゃ堅いわ。
似た様な構成のミロカロスと比較しても、単純に上位互換の様な性能。
構成的にまず技1はめざめるパワーとたきのぼりしか持っていない為、たきのぼりを。
技2はサイコキネシスは確定で、ふぶきとハイドロポンプの選択といった感じ。
ハロウィンカップの時、ドククラゲはふぶきよりハイドロポンプの方が結果的に活躍しました。
理由は、どくづきでは打点の無いイワパレスを飛ばせる為です。
このレギュレーションだと誰が大技の仮想的になるのか……。
まず吹雪から考えてみましょう。
こおり技ですが、ドラゴンタイプが居ない為仮想敵がくさタイプのみになります。
そうすると、対象はチェリムですね。
この子は吹雪でないと飛ばしにくい。
シャドウラフレシアはサイコキネシスでも90%程度入るので、技を打てるという状況なら勝てるのですが。
チェリムには吹雪でないと無理と。
ただし、チェリムのソーラービームの方が圧倒的に出が早いです。
ふぶきはあくまで緊急手段といった感じ。
逆に吹雪で勝てなくなるorダメージが減る相手と言うと、ミノマダムやみずタイプが等倍で通る相手など、ふぶきよりも相対的に数が多くなってしまいます。
ですので、技選択としてはハイドロポンプの方が使う機会が多いでしょう。
技構成:たきのぼり・サイコキネシス・ハイドロポンプ
ではこちらで検証していきます。
ママンボウのラブラブカップ対面
ママンボウのラブラブカップ対面は、ヤドランの記事と同じく勝てるのかわからないポケモンを中心に見ていく事にします。
ママンボウ側からすると、くさポケモンやみずポケモンやドラゴンポケモンが殆ど居ない為技1が通りやすいというのがまず強みですね。
ピクシー
タフネス高めのあまえる族に勝てれば、ゴリ押しに勝てる耐久力はあるという証明になります。
その意味でもピクシーとの対面はキッチリ把握しておきたいところです。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | 〇 | |
相手2枚 | × | ピクシーが2枚貼ると押し負ける |
この様に基本的にママンボウが有利に見えるのですが、負けパターンも存在しています。
- シールド0枚同士の時、サイコキネシスを打ってしまうと負け。
- シールド1枚同士の時、ハイドロポンプに貼られてしまうと負け。
ママンボウ側の安定択としては、サイコキネシスを打って相手がノーガードの場合は一枚貼って無理やり突破してしまう事です。
そうすれば、エネルギー45以上を保ったまま後続と対峙することができます。
一番得なのはサイコキネシスにシールドを貼らせることで、これができればかなりのアドバンテージとなります。
プクリン
ピクシーとほぼ同じ枠として今回は期待されています。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | 〇 | |
2枚同士 | × | プクリンが2枚貼ると押し負ける |
体面上はピクシーとまったく同じ。
ハイドロポンプとサイコキネシスのシールド事情も同じです。
そしてHPの残り方も同じという事は、経過ターン数も同じという事。
ママンボウから見るとやや与しやすい。といった感じですね。
リザードン
リザードンの検証はつばでうつ型。
技の出が一番早く、少しでもダメージを上げられるから。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | 〇 | |
2枚同士 | ‐ | 成立しない |
見ての通り技2でもダメージが一切通りません。
ですので実際は、技を打たずシールドを貼らずに突破。
という下記の様なことができます。
後続にハイドロポンプ打てちゃいますね。
この対面を作れたらその試合は勝ちというところまでの差に見えます。
マリルリ対ドククラゲに近い。
とすると逆にリザードンの採用が非常に難しくなるのはこれを見るとわかりますね。
リザードン技考察はコチラ。
ズルズキン
ズルズキンはカウンター持ちという事で、実は非常に優れた動きをするポケモンです。
等倍同士の対面であれば、結構活躍する為常に全レギュレーションで警戒が必要。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | × | |
2枚同士 | × |
ママンボウ側は必ずハイドロポンプをあてんければならず、ズルズキン側はグロウパンチとイカサマを選んで勝負ができる為非常に立ち回りの面で差があります。
ズルズキンはサイコキネシスにも耐性があり、ママンボウを後追いできる数少ないポケモンの為、採用検討の価値があります。
ズルズキンに明確に強いのはピクシーとなる為、相性補完を考える上で是非この三角関係を参考にしてください。
チャーレム
ズルズキンと同じくサイコキネシスに耐性があるチャーレム。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | × | |
2枚同士 | × |
結果も同じで、ハイドロポンプがあてられなければ基本的に負けます。
ママンボウ側としてはズルズキンもチャーレムも同じで、選択肢としてはハイドロポンプを打ってシールドを1枚剥がすといった役割に徹するほかありません。
グロウパンチにシールドを貼ってしまったら超損となる為、なるべくシールドを使わない様に立ち回りましょう。
シャドウラフレシア
考えなくてはいけないくさ対決ラフレシア。
毒を持ってはいますが、くさポケモンとしての矜持を果たしてほしい処です。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | × | ラフレシアは技が貯まらない |
2枚同士 | ‐ | 成立しない |
シールド0ならサイコキネシスが先に打て、シールドがあるとゴリ押されるという対面。
ですが、シールドをはがしているので実質レフレシア側はそこまで優勢ではないのでは?
という対面です。
ミノマダム
相手の方がやや技の出が早く、サイコキネシスも減衰される為苦しい体面と思われるミノマダム。
しかし、ハイドロポンプを搭載する事で、実は有利対面になります。
シールド数 | 勝敗 | 備考 |
0枚同士 | 〇 | |
1枚同士 | 〇 | |
2枚同士 | × |
流れもあまえる族と同じで下記の様な感じです。
- シールド0枚同士の時、サイコキネシスを打ってしまうと負け。
- シールド1枚同士の時、ハイドロポンプに貼られてしまうと負け。
HPがあまえる族の時より接戦となる為シビアな対面ではありますが、やや有利といった感じですね。
こうして見るとミノマダム万能説がさらに加速します。
環境の多くのポケモンに互角以上の対面
ママンボウの強みはなんといっても環境が味方している事。
一度起点を作ってさえしまえば、大技しかない事が逆に強みになり相手にシールドを強制していける為非常に強く出ていくことができます。
今回はママンボウ中心にパーティを組んで、何ら問題がないのでママンボウ中心パーティのスタンダードができるまで、メタるのが非常に難しい状況となります。
自分で使う分にはメチャクチャ強いですけどね。
そんなところも悩ましいポケモンです。
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