あなたは、コンビニへ行った時などに
「なんか以前と個数が違う様な…?」
と違和感を感じた事がありませんか?
もしくは
「プリングルスって、昔はもうちょっとたくさん入ってなかったっけ…?自分が大きくなっただけかな?」
等と思った事はありませんか?
それ、実際に内容物の量が減ってるかもしれませんよ!
えっ、やっぱり内容量減ってるの?
私の認知バイアスがぶっ壊れてるのかと思ってたけど
んん? それはむしろ壊れてなく…
いや、難しい問題だな
今回は、そんなシュリンクフレーションについて触れていきたいと思います。
シュリンクフレーションとは 内容量が知らずに減っていく
シュリンクフレーションの説明
シュリンクフレーションというのは…
『値段は変わっていないが、内容量が少なくなって調整されている現象』
を指しています。
シュリンク=減少という事なので、シュリンクしていくフレーション(インフレ・デフレにある)というわけですね。
事実上の値上げという表現方法もあります。
2019年は消費税増税もあり、さらなるシュリンクフレーションがあるのではと騒がれています
そして、実際にありました。
セブン・イレブンの稲荷寿司に端を発するシュリンクフレーションの話題。
やはり聞こえる声は消費者としての悲鳴です。
あとは単純に残念がる声。
特に昔から愛用している商品の内容量が減るのは悲しいですよね。
実は戦略的な側面もある
あれ…なんか最近稲荷ずし1セットだと足りないわね…
もう一個買い足しておこうかしら…
まてまてまて!出費が倍になるぞ!
この様に、巧妙に一回で使う量やサイクルを計算し、そこに対して
「少し足りない」
を演出している場合があります。
これは消費のサイクルを速め、ひいては商品が売れる様にする巧みな戦略として機能しています。
個人的には、トマトジュースなどの塩分が高いパッケージはこういった事を真剣に考えていると思ってます。
何せ一日の摂取推奨量が決まっていますから、そこに対して内容量を多くする、少なくするを設定できる立場にあるのです。
コンビニ弁当などの商品
コンビニなどで度々話題になるのは、お弁当や稲荷ずしなどのお米やおかずの減少です。
実は表面の大きさを変えずに、パッケージを底上げしてご飯の要領を抑えたりなど。
『ダイエッターの知恵』か…?
と考えられるような謎の対応で、誤魔化されていることも多いです。
度々話題になる大手コンビニチェーンもあり
「また減ったの?」
「今度はどんな方法?」
「底上げ?それとも30円上がった?」
等と揶揄されることも多いです。
コンビニの商品は元々単価が高めに設定されており、スーパーで作った素材よりも1.2~1.5倍ほどする場合もあります。
コンビニにはコンビニの良さがあるので、一概にどちらが良いとも言えませんが、ただ節約を目指すのであれば、スーパーで食品を吟味する方が確実です。
最強はもちろん自炊ですが。
フォロワーのもさこさんの記事ですが
読み直しても、震える内容です。
そしていつまでも使える知恵です。
伝統的なお菓子の内容量変化
カントリーマアムはパーティ開けをして、社内のレクリエーションや、こどもの会で使ったりなどして、使用用途が広く、美味しいので広く愛されていました。
2015年頃までは、内容量は30枚で1枚あたりも11gありました。
しかし、2019ねん現在は内容量20枚で1枚あたり10gにまで減少。
このままでは2030年代後半には、カントリーマアムの内容量はマイナスに転ずる方向です。
この他、ポテトチップスや、チョコパイなども減少の憂き目にあっています。
カントリーマアムは2/3未満になってしまいましたが、特にポテチ類の減少も激しくなっています。
ルマンドやアルフォートも減ってますよ。
ブルボン先生っ!
昔東京近郊でも、時給700円のアルバイトはざらにありましたが、今は1000円越えだらけ。
逆に食料品は実質値上げの憂き目にあっており、一見して賃金が上がった様に見えて、実は何も変わっていないんです。
我々の生活って、こうして豊かになったのかなってないのかわからないまま進行していることが多いんですよね。
うまい棒などの駄菓子
好意的なシュリンクフレーションの例として知られているのが、10円駄菓子のうまい棒です。
うまい棒と言えば【やおきん】の代表的なお菓子の一つで、キャベツ太郎やBIGカツも【やおきん】の商品の一つです。
そういえば、なんか萌えキャラも誕生している…。
いつの間にか容量が減っている商品wikiによると、うまい棒は2007年は内容量が7~9gでしたが2010年には5~6gになっているとのこと。
この10年ほど前に量を変更する時は、かなり話題になりましたね。
ちなみにこの時のうまい棒のシュリンクフレーションは、【企業の涙ぐましい努力】として好意的に受け止められました。
確かにパッケージなどの原価を考えるとやばいんですよ。
物を10円で販売している時点で。
ちなみにアタシはチーズとコーンポタージュが好きよ!
不味い味が無いのが凄い事ではないかと
本気で思ってます。
うまい棒は長年の努力で、10円を守り続けている本当にすごい商品だと改めて思います。
この他よく見る駄菓子で言うと、こざくら餅なども昔に比べて内容量が減っていますよね?
昔は確か6×3だった気がする(超フルマックスな並び)。
いまは…3・2・3・2の10個……。
ほぼ半分じゃないか…。
シュリンクフレーションは悪か?
感覚的にはやはり
「いつの間にか減ってる!騙されたよ!」
といった事もあるかと思います。
しかし、駄菓子の様に、これ以上下げるのも難しく、泣く泣く内容量をカットした。
という企業努力もうかがえます。
我々消費者側がどう捉えていくかにも起因しますが、ひとまずワンパッケージのポテチやこざくら餅ならこう考えるのはいかがでしょうか?
1箱分食べたから今日はもう満足だと。
ダイエットに移行しているんだと。
なによそれ!カントリーマアムやチョコパイは…
帰ってこないじゃないっ!
彼らは犠牲になったんだよ…。
食料品はどうやら高騰していますが、電子機器などは相場をキープしつつ同じ値段でどんどん便利になっていたりします。
シュリンクフレーションとはあまり関係ありませんが、こうした点は、世の中あまり捨てたもんじゃありませんよ。
また、シュリンクフレーションを警戒する場合は、商品パッケージに注目しましょう。
常時売られていたスタンダード・ラインナップの物が、パッケージ変更をされていたら要注意です。
コメント
管理人様、こんにちは、ビッキーと申します。
ご記事の執筆をお願いしたいのですが。
よろしいでしょうか?
詳細に関するはどうぞお気軽にご連絡してお願いいたします。