地球の形がどんな風になっているか知っていますか?
「そんなのは決まっています、丸です」「いやいや丸という表現は性格じゃないよ球体だよ」「いや、球も正確な球ではない扁平率は…」
とまぁ大体こんな所ではないでしょうか。
しかし、近年地球平面説の支持者が少し増えて話題に上がっているのです。
「第3回地球平面国際会議」に纏わる特集記事。なんとこの記事2020年1月の物。
年明けからとんでもない特集だと話題になりました。
ちなみにこの会議の登壇者によると『宇宙はフェイク』らしいです。
確かになぁ、俺も宇宙までジャンプしたことないから証明できないわぁ…。
というわけで地球平面説について確認していきましょう。
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地球平面説と球体説
地球平面説とは古代から考えられてきた、地球は球体ではなく平面。という説ですね。
単純に考えると下に向かって物が落ちるのに、何故地球が丸い筈があろうか。
落ちない為に「全ての地平が平面なのが道義である」といった考え方です。
『物が落ちる』という動作を知っている時点で、状況的には既に重力を無意識に感じている事ではありますが…。
哲学者ピタゴラスお今から2500年以上も前、紀元前6世紀には既に地球が球体であることに気付き、弟子たちにはそれを教えていました。
紀元前300年ごろにはおおよその球体である証明の計算も完了。
世界的に広まるのは別になりますが、実際はこんなに前から球体だという研究がおこなわれていたのです。
ちなみに、地球平面説の支持者たちは、宇宙も存在しないと主張する人が多いです。
そりゃ無限に広がる宇宙があったら都合が悪いですしね。
あと、NASAなどの公式発表の星の写真なども捏造になります。
彼らにとって都合の悪い物は全部嘘扱いですが、その嘘だとするもの一部を抜粋。
- 宇宙
- NASAの写真
- 重力
- 地動説
うん…宇宙の法則が乱れる
ってやつね
地球が丸い事を証明する方法
地球が丸い事を証明する。代表的な幾つかの説明を記載します。
月食
一番有名な解説がこの月食による説明です。
月食は地球の影が月の表面に移り込むことによっておこるので、円弧の形で見えなくなる月に対して地球が球体であることの証明に成ります。
地球の影と月の大きさがほぼ同じ大きさに収まるというのは、奇跡としては出来すぎという話もありますね。
月は宇宙人が作ったんでしょうか?(脱線するのでこの話題は別の機会に)。
昼と夜
地球には太陽が出ている時間がお昼。
太陽が沈んでいる時間が夜。といった根本的な時間概念がありますよね。
この様に基本的に太陽の当たっている面を、お昼の活動時間として考えられているわけです。
地球は自転しながら太陽の周りをくるくる回っている為、自転のスピードによって太陽の光の届く面が決まっています。
自転が24時間かかるので、太陽の光を浴びられる時間も決まってくるというわけです。
もし、地球が平面であった場合は太陽の方が地球の照射時間を決めるべく天空をぐるぐる動いている筈ですが、太陽が見えなくなるという事はありません。
太陽がどんなに遠くに行っても、平面である地球から太陽を覗いている場合は小さくなるだけで、あんなに規則的に『日が沈む』のもおかしな話です。
もし、太陽を光源とするなら、夜でもこの写真の様に見えるのが理屈です。
映画館のスクリーンがどの席から見ても光って見える様に。
舞台のスポットライトがどの席から見ても光って見える様に。
視力的な大きさの限界で見えずとも光があれば必ず、視界内には収まります。
太陽は視界外のどこに消えてしまったのでしょうか?
まさか地球を支える亀の処、下まで逃げてしまったのでしょうか?
水平線に沈む船
よく水平線の彼方に沈む船が例として用いられます。
水平線というか、地球が平面であれば、船は小さくはなれども、いつまでも同じ角度で見えてなければならないはずです。
しかし実際は、船底に近い部分が見えなくなり、船体が見えなくなり、最後はマストの先端が沈んでいきます。
これは、観測者の角度と、船の角度が合わなくなっている証拠と言えます。
そもそも、本当に平面だったら日本からアメリカ西海岸が見えてなければいけませんし、中国の街並みも見えてなければならないのですが…。
観測可能な星
地球上の地域によって、同時刻で観測可能な星座と、観測不可能な星がありますよね。
地球が平面ならば、同時刻上では同じ星が観測できないとおかしい筈ですが、実際には観測できない星があります。
つまり、見えている角度が違う=地上は平面ではないというわけです。
他にももちろんあるんだけど、似てたりしてあんまり意味ないからこんなところでどうかしら?
何故平面説支持者が増えるのか
ラッパーのB.o.Bが地球平面説を突如語りだしたエピソードが、とくに有名です。
識者からの説得もありましたが、「丸い地平線を自分の目で見たことが無い」といって拒否。
この『自分の目で確かめたことが無い』という主張が一種のクセモノでしょうか。
調査会社ユーガブが米国の成人8000人以上を対象に昨年実施した調査によると、地球が丸いという確信を持てない米国人は6人に1人に上る。ブラジルの成人2000人超を対象に行った別の調査では、地球が丸いという考え方について7%が否定しているという。
飲用元:CNNニュース
確信を持てないという表現と否定という表現ではもはや比べようが無いですが、ブラジルの調査の7%が『地球は丸い』を否定しているのが非常に興味深いです。
ちなみに地球平面説の支持者は、ガチのマジだということ。
まずそれを認識してください。
地球は丸いという説を否定するように『目覚めた』のです。
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しかし、目覚めた確信は不明瞭。
さらに地球の果ての構造は、人によって意見が変わるのです。
- 地球の外側は決して超えることのできない山々に囲まれている
- 地球の外側は南極の氷(氷山)に囲まれている
- 地球の外側は滝になっており下に流れ落ちている
- 地球の外側を超えると、反対側に海域に戻る(パックマン理論)
しかし、地球が球体だと信じ込まされているのは『何か』の『陰謀』で、「我々は真実を明らかにしなければならない」という謎の使命感だけはもっています。
支持者が増えた理由
地球平面説を主張する人たちは、実はYoutubeで確信に至ったとする人たちが多いです。
30人中29人もの人が、「Youtubeで陰謀論を知り、確信に至った」と回答しているのです。
なんと、支持者が増えた理由が、現代科学の最たる物。
インターネット上の媒体だというのだから何か皮肉が聞いてますよね。
『陰謀路による情報操作がある』は100歩譲っていいとして、地球平面説の確信に至ったとはどこから来ているのでしょうか。
残念ながらコンテンツ的に日本語の物は内容で、生で英語などで検索するしかありませんが、気になる人は除いてみるとイイかも。
この話で一番恐ろしいのは、支持者が本気だという事
照明方法は自分たちで持とうとしないという事
そして物理的な照明を否定する事だね
何を信じるかは人の自由だとは思いますが、『陰謀論に気付いた俺カッコイイー!』のレベルを脱しないレベルのやばさは、いつか自覚して欲しいものです。
集団は嘘も事実に変える力があるので、彼らの思い込みが解けることはしばらくないでしょう。
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