今回は慢性的な膝の痛みを抱える僕が、どうやって膝の痛みと付き合って生活しているかを書いていきます。
鍛えるか、痛みを和らげる措置をするか。
どっちも自分でできるレベルなので、自分で簡単に対処できますよ。
自分の身体の事は自分で守りましょう。自分の方針も自分の中で決めなくてはなりません。
まず、医師の方にしっかり診断を受けていて、症状も原因もはっきりしており、治療に取り組んでいる方はここから下は読まないほうが良いです。
あくまで素人の経験則と、実際に回復したやり方を載せているだけなので、過度に期待するとガックリしてしまいます。
あと、回復したといっても一時的なもので、日々気を付けることに変わりはありません。
なんでもそうですが継続が危機回避の一番の方法です。
まず原因を探ろう。違和感の基はほとんどの場合突き止められるはず。
貴方が抱えている膝痛は一体何が原因でしょうか?
高校時代の古傷?
ビールの飲みすぎによるプリン体の摂取?
長距離歩行による過負荷?
ラーメンの行列を待っている時に片側体重が寄っかかっている所為?
長距離列車通勤のエコノミー症候群もどき?
僕の場合はうつぶせで寝ているです。
もちろん他の原因もあるのですが、一番はこれです。
寝ている間の床との接点が、顔、腕、おなか、膝、足となっており、各所の負荷が高いことが原因の一つになっています。
もし、原因がウォーキングだなと思ったときは一週間のうち一日だけでもいたわってあげてください。
それだけでも最悪の結果は防げます。
根性だけで乗り切るのは学生時代だけで充分です。
クセを治しきれなくてもいい、上手く付き合うのが大事。
大きな(今ある)原因の一つに辿り着けたら、それは除けるものかを考えましょう。
ビールが原因なら、晩酌のロング缶を通常サイズにする。二日に一回休む。
長距離ウォーキングが原因なら、距離に拘るのをそもそもやめる。
姿勢が原因なら仕事のデスクと家の長時間滞在するところに「姿勢」と貼る。
実際、原因が何かも捉えようとせずに漫然と日々を過ごすより、
原因の方を見て、それを少しでも改善しようと思うと行動できるものです。
そして、少し改善したような気分になります。
このやってやった感。
適度な健康維持にとても大事です。ストレス無く受け入れるようにしてください。
病は気からと言いますが、ただ悶々と過ごすよりよほど有意義で原因に対処していけます。
もう少し詳しく言うなら、原因を意識することで、この手の回復系の話題に敏感になる事ができます。
これが回復への第一歩なのです。
膝痛を一時的に抑えるマッサージと方法。これで半日はなんとかなります。
膝関節のお皿をほぐす。これが一番効きます。
ここからの話は(いつもそうですが)僕の経験談になります。
違和感を感じたり、より不調を感じたら直ちに中断してくださいね。
膝のお皿は膝蓋骨(しつがいこつ)と言って、れっきとした骨です。
ここをちょっと操作するだけで、大体の後天的な不調は一時的になりを潜めます。
お皿のマッサージのやり方
1.まず足を投げ出せる場所に座ります。椅子でも構いません、膝を伸ばすようにして下さい。
2.お皿を両手で軽く持ち、上下左右斜めなど、無理のない範囲で動かそうとしてください。
3.単一方向の動きになれたら、今度はゆっくりと円を描くように回してあげてください。
4.痛くなければほんの少しだけ力を入れてもいいです。ですが、慎重に行って下さい。
5.やりすぎは禁物です。「この程度でいいかな?」というところでやめましょう。
どうですか?
お皿は周りの筋肉と連結しており、周りの筋肉が凝り固まっているほど動かしづらいです。
何回かの経験を経て、「あれ?今日は堅いな?」と思ったら疲労がたまっている証拠。
自分の通常時がどうあるべきかをじっくり覚えておきましょう
お皿の上、斜め上のマッサージ。少し強めにやってます。
お皿の上というのは足の付け根側、股に向かっていく方ですね。
先ほどの話と同様で、お皿の周りの筋肉が、お皿への連結で圧力を与えていることが多いので、お皿周りの筋肉もほぐしてあげるのが重要です。
膝上部のマッサージのやり方
1.両手でも片手でもいいのですが、それなりに筋線維の多い部分の為親指をしっかり筋肉に当てます。
2.膝の斜め上部2か所に「おや、ここが固いな?」と思う箇所がありますので外から内に、そして内から外に親指を回すようにマッサージをしてあげてください。
3.なんとなく疲労物質が流れていくイメージができます(何となくです)。
ここもお皿本体と連動して凝り固まりやすく、少し触ってあげるだけで効果が出るのでお勧めです。
何度も言いますがやりすぎには注意してください。
膝の裏、表をやったら必ず逆側もやりましょう。片方だけは危ないです。
筋トレもそうですが、筋肉の表裏は片方を処置したら、連動する裏側も必ず処置しましょう。
面倒くさがってバランスが悪いまま放置すると、別の痛みに繋がりかねません。
膝裏マッサージのやり方
1.膝を曲げて(イスに座ると楽です)親指を間接裏にあてがいます
2.やや強めに押して、内側から外側へぐりぐりっと肉を押し出します。
3.慣れてくると膝のほうが要求をするはずなので、それに合わせて円を描くように筋肉をほぐしましょう。
僕は偶に膝の激痛で歩けもしなくなる時があるのですが、
駅のベンチなどで上記三種を行い、何とかその日の行動ができるレベルに戻す。
というのを何回か経験しました。
その時は痛みが限界に達してからやる。という感じだったのですが、今考えると2日に一回はこれらを取り入れて生活していた方が楽だったなと思っています。
今回紹介した物はもちろん一時的なもので、完全に治ったりはしないのですが、疲労と向き合わずにため込んでおくよりは、こうして対処を日々行っている方が前向きに日常を過ごせるようになるでしょう。
あ、くれぐれもマッサージのやりすぎにも気を付けてくださいね。
昔、マッサージのやりすぎは体本来の回復力を落とすという研究もありましたので。
とはいえ、処置するべくは処置しないといけないので、体の声をしっかり聴きましょう。
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