台風に連動した大雨、真冬の大雪、交通機関が軒並みストップで、これ休みなの?!
ってなる事がありませんか、今回はちょっと事例を交えてこうした方が良いをお伝えしていきます。
2010年くらいまでは「根性で出社しろ!」
って普通に大声で言われてましたからね。
大分狂気ですよ。
仕事のノマド化が進んでいるのは、ノートPCなどの性能が上がったのはもちろん、通信速度が向上してきたことにも起因しています。
現在だとカフェならどこでもWi-fiが飛んでいますし、仕事場所を選ぶことも少なくなりましたよね。
技術革新に伴って、仕事の考え方も大分変ってきていますよ。
台風や大雪の時は休みになるのか?
ビジネスマナー本では何と書いてあるか
天候によるお休みの連絡に関しては、少なくとも私が過去読んだビジネスマネー本にはこう書いてあります。※その本は改訂版で2004年頃の出版です。
【危険が伴う場合は連絡・説明をして休め】です。
普通に考えて休んでいいんですよ。
例えば、大雪で電車が止まっている、台風で電車が止まっている。
復旧見込み不明。と言われた場合移動のしようがありません。
僕自身も40分は電車に乗っている身なのでよくわかります。
片道10㎞超えたら歩いていける距離じゃありませんし、そもそも電車ですら移動できない状況なのに「生身で移動できるかぁ!」ってなもんです。
しかし、これが書かれていた年代ですらYahoo知恵袋などで出てくる回答はこんなのばかりでした。
自己判断で会社を休みたい?
出社している人もいるんですよ、何勝手なことを言っているんですか、よくそれで社会人を名乗れますね。
ねぇねぇ、コイツぶん殴っていい?
10年くらい前の回答とかこんなのばっかりだよ。
怖い世の中だねぇ。基本的に通勤中に怪我したら会社に責任があるのに。
会社員の場合原則として就業規則を確認する
基本的に「大きな自然災害でも関係なく出社しろゴルァ」
等と記載している会社は今は無いと思います。
ないとは思いますが、就業規則書類などは入社時や改定時にしか確認しない事が多いので、しっかり確認して、会社のルールを記憶しておいてください。
基本的には就業規則に従って行動すべきです。
僕が昔いた会社だと、10:00出社の会社で「8:00までに全体チャットで判断を流す、その時間の判断で間に合わない場合は上長と相談する。また、遅延証明書は可能な限り取得してもってくる」
といった内容のものがありました。
会社としてChatworkやSlackを取り入れているところも多いので、こういったルールも生まれてきており、時代の変化ですね。
昔で言う連絡網の機能をしっかり果たしています。
適正な時間に会社や学校から連絡がこない場合自分から連絡をする
今は、電子的なやり取りでエビデンスが残せます。
なので、上長や先生の判断を仰いで、それ自体を証拠として残すのが良いでしょう。
出来れば始まる時間の2時間前には確認したいところなので、結構朝は早く頭を動かす必要があります。
正直嫌なやり方ですが、何でもいいので言質が取れればいいので、今日どうしたらいいかという所を強調して連絡をしてみましょう。
休みになった場合の給与は?
自然災害時の給与支払いは、基本的には発生しません。
通常のお休みではなく【休業】扱いとなる為です。
ただし、会社毎に時間で縛っていたり、日数で縛っていたりとルールが異なります。
基本的に台風で休業判断になった場合は、全員一律で欠勤をした扱いになります。
有休での相殺については、ルールや判断が会社によって異なります。
有休は原則として、仕事がある日を有休として消化した扱いですので、休業日に指定することができません。
ただし、【有休として消化してください】
と会社から通知が来た場合は有休の仕様が可能になるので、そのあたりがあいまいになっている場合も、総務などに確認を取る必要があるでしょう。
個人的には有休として消化して下さいと言われた方が安心できますし、そう通達したい側です。
こちらもの判断ルールも、就業規則に準拠しています。
現代において移動リスクを取る必要はあまりない
現代において移動にリスクを挟むのは馬鹿らしくなっていますし、徐々にそれを推奨する世の中になっています。
まだまだ、体質の古い会社や考え方も残っていますが、時流やテクノロジーについていけない凝り固まった考えだと言えますね。
とりあえず自分が悪者にならない様、連絡だけは取っておきましょう。
そして、行く行かないの判断は、自分より上位の人間にさせてください。
現代日本において就業規則よりも取り締まるルールが無い為、結局自分では判断しづらいという事です。
デバイスが強くなって、無理にいかなくても良い環境が増える事を願うわ。
最近はテレカンも増えているし、ビデオチャットで充分だからねぇ。
技術革新は凄い。
皆さんも、根性だけ出の行動より、連絡という武器を使いこなしましょう。
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