突然ですが、あなたには
「今悩みがあるけど、悩みの正体が良くわからない!」
と、頭を掻きむしりたくなる瞬間はありますか?
そんな悩めるあなたに、最適の解決法があります!
その名も【ラバーダッキング法】
え、ゴム製のアヒルがどうしたって?
いや、ゴム製のアヒルとチョメチョメするだけで、あなたの悩みが明文化するんです。
しかも解決法まで出てくるおまけつき。
ラバーダッキング法とは? 効果と由来
ラバーダッキング法の効果で悩みを解決!
この手法は、主にプログラマーさんたちが使われるとされる手法です。
自分が問題に直面している時に、ラバーダック(おもちゃ)に話しかける事で、その内容が整理される。
というものです。
以下引用-
プログラマが問題解決の手段として使用する「問題を物に話しかけることで、話しているうちに頭の中で問題が整理され、解決法が導かれる」というテクニック。
ゴム製のアヒルのおもちゃ(ラバーダック)に話しかけるというところから「ラバーダッキング(Rubber Ducking)」という名がついた。実際には、相手はテディベアでもロボットでも構わない。
引用元:はてなキーワード
「え、おもちゃに話しかけるなんてインキャかよ?」
と思われるかも知れませんが、その効果は絶大です。
その理由を解説していきます。
悩みの思考を明確化できる様になる
ラバーダッキング法の明確なメリットは、この【悩みを明確化できる】という所にあります。
プログラマーさん達が良く頭を悩ませているのは、悩みが明確になっていない状況に起因していることがあり、実は解決法を既に持っていることが多々あります。
この、解決法を既に持っているという状態が、線として悩みと繋がっていないからうまく現状の悩みを解決できていないのです。
ハサミを所持しているのに、紙を切る方法をずっと悩んでいる様な、そんな歯がゆい状態です。
本人の中では、悩みに悩み続けて解決法が見つかっていませんが、道具箱を漁ると、意外とあっさり解決法が見つかるかもしれません。
しかし今回のケースの様にラバーダッキング法を推奨される様な状況の場合、悩み自体を明確化できていないので、どの道具を使うかまでは思い至らないのです。
まず悩みを明確化する事。
→そこから適切な解決策につなげていく事で、やるべき事が分かるようになります。
ラバーダッキングのやり方を整理! 勉強法としてとても有効!
やり方は、説明の引用のところでもほぼ出ていますが、再度確認してください。
・現在の悩みについてラバーダックに【説明】(声に出す)をする
・説明をしようとする過程で【悩み】と【解決法】という答えが自分のなかで導き出される
一応日常を想定して、机って書きましたけどね。
漫画のヒロインがお風呂でアヒルに話しかけてるシーン、あるじゃないですか。
あれもラバーダッキング法ですからねっ!?
そう考えるとそんなに難しくないでしょう?(ちょっとオトメチックモード入りますが…)
要するに仮想の人物(ゴムのアヒル)と会話して、自分の現状を伝えているだけなんです。
アタシとアンタみたいなもんね!
そうそう、ちょっとこういう状態に似てるかも。
ついでに仮想会話のリンクも貼っておきますね。
ブロガーさん向けですけど、思考の整理にとても使えますので。
アヒルに話しかける実践
ラバーダッキング法の実践にあたって一番重要なのは
【実際に声を出すこと】
これが一番重要です。
完っ全に独り言なので、ともすると【危ない人】まっしぐらですが、問題解決の為には致し方ない犠牲です、目を瞑りましょう。
実際に声を出して問題点を整理するんです。
少なくとも【言語化】していないと声に出せませんからね。
この言語化作業が、悩みを明確化する助けになるというわけ。
悩みの根本をまず言語化する
例えば恋愛で悩みがあるとしましょう。
その悩みは彼氏と最近話す時間が減っていることだとします。
であれば第一声は
「ねぇアヒルちゃん、最近彼氏と会話の機会が減っちゃって…」
等が良いですよね。
こうしてアヒルに話しかける事で、会話の機会が減っていることが、悩みの根本であると気づけるはずです。
この言語化⇒気付くというプロセスを大切にしてください。
原因ができたのは何故か、いつからか
次にこの課題の起点を思い出してみると、問題解決の糸口になる事があるかもしれません。
例えば先週夕飯の内容で喧嘩したとか、一昨日大雨が降っているのに洗濯ものを取り込んでくれなかったとか。
「あ、もしかしたらあの時からお互いに話しかけづらくなっているのかも…」
といった思い当たる節が出てくるはずです。
解決方法も自ずと導き出される
このカップルの場合は課題がそこから始まっていると見つめ直せれば、お互いに謝れば済む話ですよね。
この様にして喋ろうとすることで、問題の発端と解決策をいとも簡単に導くことができます。
もちろんそもそもこの手法は、プログラマーさん達がやっているモノですから
「このバグがどうしても回避できないんだけど、問題点はこっちのコードを記述すると向こうがコンフリクトして…」
「あ、問題点はここの3ヵ所に集約されていたのか」
と、自分の中で電球が浮かぶようなものになるわけですね。
悩みや課題解決の糸口は意識する事
今回紹介した手法の重要な観点をもう一度書くと
【自分の考えを言語化して口に出すこと】
ここに尽きます。
今抱えている悩みは、実は頭の中で洗濯機の様に取っ散らかっているだけで、しっかり引っ張り出して整理整頓してしまえば、案外自分の現在の力だけでも解決できたりするものです。
ラバーダッキング法を駆使して、自分の頭の中で整理してみましょう。
周りの目が気になる人はお風呂の中でやってくださいね。
アタシも職場でポケモンのぬいぐるみでも置いてみようかしら…
改めて考えると痛々しいな…。
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