意味が解らないまま、世間で盛り上がってしまっている単語
【闇営業】 について調べてみました
本当に意味が解らないまま気が付いたら報道が乱舞していたので…。
こういった話題は
当たり前ですが数字の取りやすい【誰が】が主軸になっていて
「そもそもそれってなんの話だよ！」
という風に
ニュースで定義などを詳しく扱っているのをほとんど見たことがありません。
番組制作の、スタッフが知らない人が多いのか
報道の歪みなのか、わざとなのか
そもそも間違えて伝えている事もありますよね。
「太鼓の達人」のニュースで報道内容が滅茶苦茶というのもありました。
TVのニュースって報道内容がいっつも欲しいところまで行かないんだよなぁ…。
ちなみに下記の写真は今回の記事を執筆するにあたっての
その時点での単キーワードの検索結果の上位です。
タイトルが結構【人】にフォーカスしちゃってますね。
芸能人ネタですから、上で言ったように当たり前と言えば当たり前ですが。
情報ソースは別のところから複数摂る
情報の真偽を判定するのは結局自分
というのは常に肝に銘じたいところです。
【闇】が何を指しているのかが判らなかったので調べてみた
定義上は事務所との契約違反
いきなり引用から入ります、出典はニコニコ大百科です
最初、何かお金のやり取りが不透明だとか、思ってたんですけど
単純に所属事務所との契約の問題なんですね。
ちなみに反社会的集団などとの繋がりやパーティへの参加する
という意味で使うのは誤用であるとハッキリ書かれています。
さらに、リンク先の記事内では
逆に、事務所を通さず友人の結婚式などへのパーティへ参加することも
闇営業にたると記載されています。
線引きが本当に事務所しかない…。
ここで、一つ疑問が出てきます…
芸人さんって副業してはいけないの？
・一過性(失礼)のブームが去った芸人さんが副業で成功しているのもよく聞く話
しかし、これらはあくまで副業であって
本業の延長線上の別仕事、ではないということです。
今回取沙汰されているのはつまり
芸事を事務所を通さずやったという点なんですね。
厚切りジェイソンさんみたいに
企業役員をしながら芸人としても事務所に所属されている方も居ますよね。
これは芸人の活動範囲と
会社員としての活動範囲をきっちり分けた
二足の草鞋だから成り立つという事ですね。
焼き肉店を経営したり
不動産投資をして利益を生み出していくのは
まったく間違いではなく
むしろ賢い選択と言えます。
副業が法的に解禁された後で
逆に事務所側で副業NGの事例が出てくるのかは今後の動向として興味深いですよね。
特にインフルエンサーやメンターと呼ばれる人たちは
副業の必要性を説く時代になりましたね。
会社員オンリーが正義ではなくなりつつあります。
この辺については今後記事で触れていきたいところでもあります。
闇営業にメリットはあるのか？
メリットとしてよく挙げられているのがこちらです
・事務所のルールに縛られていない為、仕事調達のルートが多くある
・営業される側から見ても依頼料が安い
こうして見ると主なメリットは
金銭絡みと
営業ルートの再開拓と言えますね。
最終的には結局お金に結びつくわけですが
事務所と関係なく仕事の話が来る、もしくは営業できるという意味でのネーミングだとしたら
やはり結構皮肉に聞こえます。
・確定申告の届け出が自分になる(これは事務所毎のルールもあるので割愛)
・営業先の信頼性の判断が、個人や仲介人のみに委ねられる。
・バレて炎上した時に矛先が事務所でなく自分
会社員の場合は
自社の営業先から個人で仕事を受けているようなもの
ですよね
会社に発注したら100万かかる内容でも
個人なら40万で受けてくれるかもしれない。
あ、書くまでもないですが、これ勿論やったらダメですよ。
ただ、ここまで見ても友人の結婚式まで禁止というのは疑問が残るのですが…。
明確な線引きは契約書とかしかないのか。
報道が定義をしっかり伝えているのか
冒頭でも書きましたが
これは報道側が意図的に定義を伝えていない側面があるような気がしています。
反社会的勢力との付き合い
ばかりが報道され
意味がそっちに舵切られているようにすら感じます。
こう書くのはいけないかもしれませんが
やはり人気商売というのは波が激しいので
稼げるときに稼がなければというのが心理的にあると思います。
目の前に現金を積まれたら、そういった行動に走ってしまう面も
完全に否定することは難しいですし
そもそも契約書にどの程度明記しているのか、は調べていてぶち当たる大きな疑問でした。
逆に今回見た定義では
主張されている
金銭取引が発生していないなら
【闇営業】って報道するの自体がおかしいってことですから。
そういえば全然関係ないけど、女子アナについてる
【パン】ってなに…？
またどうでもいい疑問がくっついてきた…
偶には全く知らないジャンルを調べるのも面白いですね。
コメント