シーズン3お疲れさまでした。
私の最終成績はランク9でした。
しかもより研究に時間を費やしたのにシーズン2と変わらない。
マジ疲れました。
特に途中何度もレート変動率を変えられる度、何故かレートを200下げるという地獄を味わってしまい、100上げては150下げられというのを何度も経験して心が折れました。
その後下記の2つのパーティーにたどり着いたわけですが、マスタープレミアで上げ切るには少しだけ時間が足りませんでしたね。
悔しい。
備忘録として、勝率の良かった2つのパーティを紹介していこうと思います。
勝率56%を超える初手ジバコイル
ポケモン | ジバコイル | カイリュー | ギャラドス |
役割 | 初手 | 引き先 | 詰め役 |
わざ1 | スパーク | りゅうのいぶき | たきのぼり |
わざ2 | ワイルドボルト | ドラゴンクロー | アクアテール |
わざ2 | ミラーショット | りゅうせいぐん | げきりん |
カイリューとギャラドスには、最後のダメージソースとしてそれぞれ大技をもたせています。
変更点があるとしたらりゅうせいぐん→ぼうふうです。
それについては後述します。
ポイントは出し勝ちとギャラドス
出し負けをまくるというより『出し勝ちを守る』というコンセプトのパーティ。
もともとマスタープレミアは環境的にジバコイルが出し勝ちしやすいというところがありました。
それは、ガブリアスがレアであり、地面タイプがほぼ存在しない点。
初手メタグロス、トゲキッスには出し勝ちになる点。
というところが大きな理由でした。
特にシーズン2では初手メタグロス多く実際にミラー対面も多かったためこのやり方が有効でした。
シーズン3でも初期はガブリアスの研究がまだ進んでいなかっため、初手にガブリアスを置くことも少なかったです。
なぜギャラドスがたきのぼり型なのかですが、裏のトゲキッス、メタグロスをうまく対処す役割を持っているからです。
竜の息吹型はバランスが取れているのですが、トゲキッスに通常打点がなくなってしまう為、カイリューと組ませる時に非常に悩ましい弱点となります。
それらを考慮しつつ、かつパーティ内にドラゴン2体を入れているパーティは珍しいため、滝登りギャラドスは役割特化で特定のポケモンに強く出れるようにしてもらいます。
また、ジバコイルとカイリューはそこそこ相手のシールドを剥がしやすいため、後半に使われるげきりんが、カイリューやガブリアスを沈めてくれる可能性を秘めています。
いぶき型のギャラドスミラーでも、一矢報いることができるため、げきりんの存在が非常に大きいものとなります。
げきりんとたきのぼりをもたせることによって、どの相手にも勝てる見込みを失っていないギャラドスを詰めとして展開することを意識しましょう。
なお、相手が引いてメタグロスに変えてきた場合はギャラドスを展開していきます。
立回り解説
このパーティは初手カイリュー、カウンター属、地面、さらにマンムーが苦手です。
苦手ポケモンが出てきた場合、カイリューに即引きをします。
ただし、相手がカイリューの場合のみジバコイルでスパークを9発打ったあと、ワイルドボルトを打ち逃げします。
このパーティは裏のトゲキッスに非常に弱いので、先にカイリューを消耗してしまおうという算段です。
トゲキッスで追われると非常に辛い展開となります。
私のカイリューはりゅうせいぐんを持たせているため、トゲキッスに打点がありません。
トゲキッスに追われて突破されたあとは、再度ジバコイルを展開します。
ジバコイルもトゲキッスに対しては、有利ですが柔らかいのでかなり削られてしまいます。
かと言ってワイルドボルトを即打ちするわけにも行かないというジレンマに悩まされます。
この悩みを、ぼうふうがあると解消してくれるのです。
引き先をカイリューとして、とりあえず体面を守ることを優先して戦えば、そこそこの勝率を確保できます。
引き先をギャラドスで試していたこともありましたが、たきのぼりギャラドスではトゲキッスを釣ることができない為、これ自体が負け筋につながることがありそこでは負けが込みました。
また、このパーティは特にマンムーとガブリアス、オノノクスが苦手で、初手にガブリアスが以上に増えてきたな、と思った時点で撤退させました。
環境の流行りによってはまだまだ勝ちきれるパーティだと思います。
初手ジバコイルを考え続けた後半戦でもありました。
勝率57%を超える初手カイリキー
ポケモン | カイリキー | メタグロス | ジバコイル |
役割 | 初手 | 引き先 | 詰め役 |
わざ1 | スパーク | バレットパンチ | スパーク |
わざ2 | クロスチョップ | コメットパンチ | ワイルドボルト |
わざ2 | いわなだれ | じしん | ミラーショット |
上記で紹介したジバコイルの裏で研究していたのがこのパーティです。
いわゆる鋼2枚パ。
なんか鋼二枚が流行ってると聞いたので、初手カビゴンでやるかカイリューでやるかカイリキーでやるかという処を考えつつとなりました。
どれもそれなりに戦えると思いますが、なぜかマスタープレミアでカビゴンを使うと私の癖なのか勝てないので、私の中でカビゴンは除籍に。
実はマスタープレミア開放直後、初手カイリキーをずっと使っていたのですが、初手ローブシンが『なぜか』私のレート帯で流行っており、カイリキーでローブシンを突破すると負けるという事が続いたため、折れていました。
原因はシールドが一枚少ない状態で、後手メタグロスを先に出されると負ける。
という対面コントロールがあり、それに適している対面が『ローブシン側はシールドを貼らずにカイリキーに突破させる』ことだったからです。
そこはさておき、初手のカイリキーですが絶妙な耐久力で逆にこれを再現できることが分かってきました。
鋼にシールドを残し、エネルギーを貯める
このパーティは裏がじめん技で即ノックアウトされてしまいます。
その代わりメタグロスもジバコイルもそれぞれ一発が重い為『ゲージを貯めることができれば』強いポケモンとなります。
後半戦の為にシールドを集め、生き残らせたい方に集中してシールドを貼る。
仮に相手にガブリアスが後ろに居そう、もしくは残してしまったと成れば、メタグロスにシールドが必要になりますし。
相手の三体目がギャラドスっぽければ、ワイルドボルトを貯めたジバコイルが暴れまわる可能性があります。
カイリキーも鋼の苦手を治すという重要な仕事があります。
しかしメタグロスがシールド優位であれば、誰とでも戦えるという事も頭に入れておけば、カイリキーに依存しすぎることも無くなります。
このあたりのバランスを踏まえてカイリキーの使い方を考えていきます。
初手の立ち回り
基本殆どの対面は突っ張ります。
ただし、カイリューとトゲキッスだけは即逃げましょう。
カイリキー側でいわなだれを入れても中途半端なHPしか削れない為です。
そこそこ残ったカイリューが後続のメタグロスと対面するなどの状況は避けたいので、これらが来た時点で後続と交代します。
カイリキーは勝てないポケモンが多いですが別にそこは問題ではないです。
『相手のシールドをはがす』そして『相手のポケモンのHPをイイ感じに削る』事に重点を置いてください。
それが『状況によってはインファイトやばくれつパンチ』っぽく行動したり、引かずに突っ張るということです。
ちなみに、シャドウカイリキーでもシミュレートしてみたのです。
しかし、相手のHPを削りすぎてしまったり相手のわざ2一発で沈んでしまったりと望む耐久力になっていません。
どうもこのパーティの立ち回りで重要な『初手で負けたら相手の残りHPをメタグロスの起点にする』というのと相性が悪いようです。
このパーティはノーマルカイリキーで運用しましょう。
オノノクス微増 ガブリアス激増
シーズン3のマスター環境は使用可能なポケモン自体の入れ替わりはありませんでしたが、トピックが大きく4つありました。
- ドラゴンイベントによるガブリアスの激増。
- オノノクスを使うプレイヤーが現れる。
- こなゆきの強化によるマンムーの台頭。
- シャドウ厳選を終え、シャドウカビゴンなどが見られるようになる。
どれも『ようやく使えるようになった』という意味合いですがドンドンと実戦投入されていきました。
特にガブリアスの研究が進み、鋼への明確な回答となっている点が非常に興味深いです。
また、オノノクスもドラゴンとトゲキッスにさえ当たらなければ大概のシチュエーションで優位を取れるという厨ポケモンと化しています。
まだまだ絶定数が少ないので研究が行われていませんが、このあと台頭してくることはほぼ確定と言っていいでしょう。
これらの事実はジバコイル愛用勢にはに逆風です。
シーズン4ではまた新しい要素が追加されることを願って。
そして早めに勝率の安定するパーティを見つけられますように。
ではでは。
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