スーパーリーグリミックス用パーティ2。
今回紹介したいのは、万能クッションクレセリアを中継ぎに添えたパーティです、
クレセリアで相手の2番手を消耗させて、エース降臨の後場を荒らしてしまおうというパーティ。
クレセリアは耐久が高くどんな相手にも基本的には勝負を仕掛けていけるのが強みです。
なんならトリデプスも結構追い詰めることができます。
クッション性能が高く誰とでも組めるため、相手方もこちらのパーティ予測が困難で誰を出していいかがわからない事も多いです。
構成上相手が勝っていてもクレセリアへの回答を間違えて自滅するパターンも。
普段のリーグより少し有利になったクレセリアで、相手のパーティを引っ掻き回していきましょう。
アローラキュウコン・クレセリア・チャーレム
コンセプトは万能枠であるクレセリアで相手のパーティの主軸を崩壊させる事。
そしてクレセリアで釣り出したポケモンを倒し、抜きエースであるチャーレムをガッツリ通す事です。
アローラキュウコン
推奨技:あまえる・ウェザーボール・サイコショック
ヤミラミと格闘討伐枠。
大事なコントロールタワーのアローラキュウコン。
あまえるの威力で等倍相手にはほぼ負けない為、ガンガンと削りを入れていけます。
ウェザーボールも技としてはTOPクラスの性能を誇っており、死角なし。
活躍が十分期待できるポケモンです。
クレセリアで釣り出したポケモンの後始末と、最後っ屁ウェザーボールで相手の場を荒らします。
クレセリア
推奨技:サイコカッター・くさむすび・ムーンフォース
このパーティではフィニッシャーのチャーレムが苦手な、ヤミラミを釣り出す役割を担っています。
ブルンゲルも釣れると嬉しいかも。
ヤミラミやブルンゲルが出てくるならムーンフォースやくさむすびでシールドを剥がすなり、倒してしまうなり。
何も出てこないのであれば、今回は大抵の相手に役割を持てるのでそのまま押し切ってしまって問題ありません。
メガニウムやジャローダが苦手範囲に入るかな?
というくらいです。
もしかしたらミュウも出てくるかもしれませんが、その時はくさむすびで適度に削ってやればいいでしょう。
シャドーボールの無いスリーパーにも有利ですし、今回はフシギバナが居無いのが本当にラッキー。
活躍の場が非常に広いポケモンです。
チャーレム
推奨技:カウンター・グロウパンチ・サイコキネシス
カウンター勢の中で総合力・ポテンシャルはトップと目されるポケモン。
どの技構成でも強い事は強いのですが、抜きエースとして運用する場合はシールド2枚を残してグロウパンチを積んでいくのがおすすめです。
基本的にはクレセリアで1枚相手のシールドを剥がし、アローラキュウコンで残りを倒す。
1.5体残った相手をチャーレム一体で抜いていくイメージです。
相手に2体あまえるが居たら途端にきつくなるかも……。
バランス型の運用をするのであれば、れいとうパンチにチェンジで。
このパーティの強み
このパーティはクッション役であるクレセリアの見れる範囲の広さにその強さが出ています。
クッションで投げたクレセリアをヤミラミやバルジーナで追われる場面が増えると思われますが、有利なポケモンですらシールドを惜しむとこの通り。
勿論シールドを同数にすれば結果は逆転しますが、Aキュウコンの起点になるヤミラミが残る事。
そして、チャーレムが嫌うポケモンを排除出来ればそれでいいのです。
冒頭でも書きましたが、クレセリアに明確な回答がない相手パーティが勝手に自壊する可能性があるのも、この構成の強み。
もっと言うと、プレイヤーの立ち回りスキルを活かしやすい構成と言えます。
立ち回り
初手のAキュウコンの分が悪かったら、とりあえずクレセリアを投げておけば万事OKです。
私も前にそういうパーティを使ってました。
実際にエアームドやブラッキーで追われてメチャクチャ困ったこともありましたが、今回のレギュレーションではそれらも居ません。
クレセリアのクッションとしての価値が滅茶苦茶高まっているのです。
ですから、困ったら即クレセリア。
これは覚えておいてください、サイコカッター1発でエネルギーチャージが9ですからね。
ムーンフォースを貯め14ターンで打てるのはクレセリアくらいなものです。
出し負けた場合
今回のレギュレーションで甘えるAキュウコンが出し負けるってほぼ無いんですよ。
トリデプスを除くと、ニョロトノのシールド2枚同士以外、デオキシス、ペリッパーなどの微妙どころ。
ミュウとのブラフ勝負。
純粋な負けだとナットレイやエンペルトなど。
総合的には非常に少なくなるはずです。
そしてこれらはミュウとナットレイを除くと、ほぼクレセリア投げで事足ります。
ミュウはAキュウコンでそのまま応戦し適当につなげます。
ナットレイも、交代しても事態が好転しないのでやるとすれば交代受けなどをクレセリアで行う場合ですね。
鋼関連で相手の初手がレジスチルの場合、相手は14ターンでラスターカノンを打ってきます。
ただ交代受けを警戒してか即打ちしてこないことが多いので、あまえるを5回=15ターンから即交代でクレセリアに引きましょう。
ここにラスターカノンを打ってくれると、勝ち筋が僅かに残ります。
特殊な動きはありますが、基本的にはクレセリアを投げてしまって大丈夫です。
相手の方にあたふたさせましょう。
相手があまえる構成
前回の記事で書いた様なトリデプスとあまえる2枚構成の場合ほぼ勝てません。
トリデプスとチャーレムの位置関係があっていれば、勝てるのですが。
Aキュウコンとトリデプスを対面させた場合取り返しがつかないのと、そもそもチャーレムもあまえる勢に勝てる要素が無いのでゲームセットといった感じです。
ゲーム体によっては絶対に増えてくる構成ですので、防ぎようもなくそれらが嫌な場合はこのパーティで潜る時間を切り替えねばならないでしょう。
どのパーティにも勝てないパーティというのは存在します。
流行は常に追っていきたいところです。
弱点
ではあまえる二枚構成以外での弱点について考えていきます。
実はこのパーティは構成的にエアスラッシュトロピウスやたたりめブルンゲルに極端に弱い構成になっています。
あとニトロチャージorいわなだれを搭載したミュウとか。
全体的なバランスで対応できなくもないですが、確実に1.2体程度は消費させられます。
救いとしてはトロピウスの場合は絶対数が少ない事。
ブルンゲルはまだまだ研究が浅く、明確な運用パーティ例があまりない事。
そしてミュウはヤミラミの増殖により淘汰されていくだろうという事。
結局数に救われているという事です。
苦手なポケモンはこうして個別にも存在していますが、絶対に勝てないわけではありません。
来た時の立ち回りをどうするかを意識しておけば、善戦も可能です。
ちなみにミュウやトロピウス対策として、チャーレムのグロウパンチをれいとうパンチにするのはむしろアリです。
バランス型パーティなので立ち回りの練習に
今回紹介したクレセリア軸は、上手い人なら順当に勝ちを伸ばせるだろうというコンセプトのもとに設計されています。
期間中トータルでレートを上げていきたい人、自分は立ち回りが創造できるからこれで行こうと思える人に特におすすめのパーティです。
私も普段使いで慣れているポケモンから選びましたので、この子達で潜っている事があるかもしれません。
それでは、対戦宜しくお願い致します。
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