今回は個人的にスーパーリーグリミックスで激推ししたいポケモン、エルフーン視点から環境を考察していきます。
シンプルにこの環境で草ポケモンのエルフーンが強い理由。
掘り下げてみたいと思いませんか?
やって見ましょう。
ここでしか発揮できない実力を秘めています。
エルフーンがなぜ強いのか
では早速。他にあまえる搭載のフェアリーなんかいくらでもいる。
特にアローラキュウコンが出場可能なのにあえてエルフーンを推すのは何故か?
という事について考えていきましょう。
天敵が少ない
まず、このリミックス環境においてエルフーンの利点は天敵が非常に少なくなったことです。
スーパーリーグの炎筆頭であるアローラガラガラとファイアローの禁止。
さらに、飛行筆頭であるエアームドの禁止でエルフーンが動ける幅が非常に増えました。
この時点で、エルフーンが全く通らないというポケモンが居なくなったことはおわかりでしょう。
加えて、懸念の一つであるこおりポケモンの中でも一番出場確率の高いアローラキュウコン。
こなゆき型は今回激減する。
そう言い切れるだけの環境になっており、実はシールドがあればほぼ互角なのです。
レギュラーの苦手な面々が居なくなることにより、エルフーンが一方的に殴られるという状況が極めて少なくなりました。
残りの懸念は、実はトリデプス・ユキノオー・ユキメノコくらいしか存在していないのです。
何も考えずに投げても、ほぼアドバンテージを取れるポケモンって相当厄介でしょ?
言わずもがな、エアームドの代わりに入るひこうタイプのチルタリスとバルジーナは格好の餌食です。
エアスラッシュ型のトロピウスも、トリデプスが増える懸念のあるこのルールでは採用率が著しく低下することでしょう。
全ての条件がエルフーン活躍の追い風となっているのです。
他のあまえる勢には無い利点
エルフーンの利点。それはズバリ【草】であることです。
今回はトリデプス・あまえる族・カウンター族でさんすくみを形成しており、このあまえる勢の中で唯一トリデプスにまともな打点を持っているのがエルフーンです。
アローラキュウコンはトリデプスと対面した時点で試合が負け確定レベルになるほど、いわ・はがねタイプが苦手です。
しかし、エルフーンはくさむすびを所持している為、トリデプスに等倍ダメージを入れられるという点が他とは異なります。
また、ピクシーもコメットパンチを持っており、フェアリー対策にもなる為この2体はこの環境下においては実はとても採用優先率の高いフェアリーとなります。
そしてさらに、エルフーンにしかない利点がまだあります。
クレセリアのくさむすびがいまひとつということです。
クレセリアは前回の記事では紹介していませんが、トップメタの一体と目されます。
個人的にかなり注目しているポケモンで、その汎用性の高さと対応範囲の広さから序盤から終盤までメタが入れ替わっても活躍できるポケモンではないかと思っています。
そのクレセリアに殴り勝てるポテンシャルを有しているのがエルフーンなのです。
このレギュレーションの万能クッションであるクレセリア、有利なヤミラミで追ってもムーンフォースを打たれる為、シールドを消費させられる可能性が非常に高いです。
しかし、エルフーンでクレセリアをキッチリ抑えることで相手の計画を狂わせることができます。
同じく万能引き先であるデオキシスに殴り勝つタフネス。
さらに、他のあまえる勢が攻略しづらいニョロトノに有効打点を持っているという至れり尽くせりな構成。
まさに、ルール自体がフェアリー+くさの為にあると言っても過言ではないでしょう。
トリデプスと組める
従来トリデプスと組んでいたのは、相性補完の良いウツボットでした。
最近でははっぱカッターの弱体化から見直しが入り、フシギバナとトリデプスが組むという構築も増えていきました。
トリデプスとくさというのは相性補完がとてもよく重宝されていたのですが、今回そのトリデプスと組み合わせやすいくさがエルフーンでもあるのです。
激増するカウンター所持のポケモンに対して明確に有利に出られるだけでなく、ニョロトノも対策できるとあっては、むしろ組ませない手はありません。
本当に今回は弱点のほぼないポケモンと成っていますので、是非エルフーンを主軸とした構築を1つ作ってみることをお勧めします。
対面を考えれば考えるほど、強すぎないか?
と思わせてくれるポケモンです。
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