【採用率】ハイパープレミアの初手を考える【出し勝ち】

Pokemon

ハイパープレミアリーグの初手って凄く悩ましいですよね。

自分もこの記事を書いている直近は、出し負け率・パーティ負け率共に50%を大きく超えており。

「どういう風に負けを最小化するか?」

という事を考えながら立ち回っています。

とはいえ、それだけではじわじわとレートが溶けてしまい結局意味が無いので、ちょっと本腰を入れて初手の傾向だけでも見ていこう。

というのが今回の記事です。

今回もポケマピさんの集計データみんポケさんのバトルシミュレータを活用しています。

XLの飴実装により実現しなかった、マスタープレミアまぼろしの最強初手の記事はこちらです。

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シーズン7のハイパープレミア初手採用率

というわけで、今回はハイパープレミアの初手考察のみとします。

対象はシーズン7。

これを書いているのは2021年5月1日です。

丁度最後のハイパー期間の半分くらいですね。

で、早速ですが集計結果が下記。

15位までスクショしてきました。

うーーーん。

私が自分で取ってる統計とまったく合わない気がしますね……。

と言ってもこれだけ出しても合計68.6%なので完全に掌握できたとは言えませんが。

そんな中でまず、カイリューとカイリキーがトップで共に7.7%

ここで15%を超えてくるのかと。

確かに初手カイリューはとても有利なポケモンが多いです。

  • エンペルト以外の水。
  • 草ポケモン全般。
  • リザードン以外の炎。
  • カウンター全般。
  • デンチュラ
  • ゲンガー
  • エルレイド

恐らく初手にフェアリーが全くいないというのが、功を奏しているのでしょう。

そのカイリューの抑止力となっているのが初手エンペルトというわけですね。

また、カイリキーやファイアローはカイリューが苦手と言ってもそれぞれいわなだれとブレイブバードという打点があります。

初手対面では勝てませんが、展開によってはカイリューを刺すことができますので、これもパーティによってはまくり筋となります。

今回は初手で考えているのでカイリュー有利となりますが、パーティ単位で考えた場合完全な負けとは言えないでしょう。

ハイパープレミアのオススメ初手候補

では上記を見ながらちゃんと仕事が出来そうな初手ポケモンを三体選出しました。

カイリュー

カイリュー

最初に解説した様に現状ほとんとのタイプに出し勝てる上に、不利が極端に少ないのが特徴です。

初手フェアリーもほぼおらず単純な懸念としてはユキノオーがどれだけ一時増殖をするかなどの問題くらいか。

エンペルトにも基本は勝てませんが、後続で起点とする立ち回りを組み立てられているならむしろそれ自体が有利な展開を生むかもしれません。

例えばカイリューの裏にエンペルトを置いておけば、現在出ているほぼすべての初手に対して補完が効きます。

勿論もう一体を誰にするかで状況は大きく変わってきますが、一つの選択肢となるでしょう。

シールドを2枚使う前提であれば上位15体中10体に出し勝ちになるところが非常に強いです。

フシギバナ

フシギバナ

ハイパープレミアにおいてもっとも汎用性の高いポケモン。

全く打点が無い、という意味ではフワライドとシュバルゴという天敵が存在しているものの、それらもある程度追い込める性能のハードプラント。

苦手な筈のリザードンやカイリューにもヘドロばくだんがタイプ一致で打てる為、半分は持っていけるという驚異。

カウンターを軽減する毒タイプ。

などなど、とにかく利点が多いです。

ブルンゲルやガラルマッギョにも強く、こなゆき型アローラキュウコン以外のフェアリーにも強いです。

フシギバナ対ガラルマッギョ

その他出し負けた場合の引き先をキングドラやデンリュウにしているパーティも多く見かけますが、それらに対して居座っていると強いのも非常に心強い処です。

ブルンゲル

ブルンゲル

水ポケモンに強い。

格闘とアローラキュウコンに圧勝。

ドラゴンと草に打点を持っている。

などなど、割と環境で活躍する印象のブルンゲル。

相手にシールドを強制していく能力が高い為、早めに出してシールド数の差をつける役割に回してもグッド。

特にカイリューとの殴り合いでは相手のシールドを剥がしやすいのが美味しいです。

フシギバナと同じくある程度どのポケモンとでも戦えるため、最終的に出し負けをまくっていくポテンシャルも秘めています。

また、ブルンゲルを考慮できていないパーティも存在しており、入れておくだけで勝ちが近づくかもしれません。

カイリューを見据えるなら、れいとうビームが100%になるのであわでもいいかも。

泡型にするとガラルマッギョやファイアローにかなり強くなるので、流行によって使い分けると良いかも。

ブルンゲル対ガラルマッギョ

というわけでハイパーリーグ環境において、かなり支配力の高いポケモンです。

初手タチフサグマは100%ギミック?

タチフサグマ

上位を見た感じ、何処にも刺さっていないのがタチフサグマ。

タチフサグマが有利になりそうなのポケモンが下記しか居ません。

  • エンペルト
  • ユキノオー
  • エルレイド
  • ゲンガー
  • カビゴン

出し勝ちは上位のデータで見ると19.8%。

下位を考慮しても25%行かない程度。

タチフサグマに関しては、ハイパープレミアでの互角対面もほぼない為、出し負ける為に採用されているとも言えます。

ブラッキーやフワライド。ブルンゲルなどごくわずかに有利な物は基本的に初手に居ませんしね。

逆にハイパーリーグでは狩対象がかなり増えます。

  • ギラティナ
  • ブラッキー
  • クレセリア
  • メルメタル
  • レジスチル
  • ニャイキング

なので、初手タチフサグマをハイパープレミアで意識する必要はないとも言えまし、来たらまず確実に何らかのギミックパであるということです。

初手は軽めで

初手は基本的には2ターン以下の技1を持つポケモンで組みましょう。

例えばファイアローを初手にした場合、ブレイブバードを打ち逃げ出来る為一見理にはかなっていそうです。

しかし実際には折角出し勝っても、やきつくすの硬直ターンがある状態で逃げられてしまい、盤面が相当不利になってしまう事もしばしば。

こういったシステム的な有利不利の問題を突かれない為にも、初手は技が軽いポケモンから選択して、自分の有利をしっかりと守っていける戦略を組んでいきましょう。

出し勝ち率を上げて、それを守れる後続を組むことが、まず基本のキですからね。

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