こちらの記事ではおんがえしの不要論について、性能観点から見ての結論を与えていきます。
結論ですがトドゼルガ、ひいてはこおりポケモンの使用に際して、じしんがある場合おんがえしを用意する必要はありません。
自身の為に自信をもって地震をオススメする次第です。
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おんがえしとじしんの比較
おんがえしは要らない。
特にこおりポケモンに関しては。
今回はそれについて解説をしていきましょう。
まず、両技の比較をしていきます。
技名 | 威力 | Eチャージ量(その他) | E消費量 | タイプ |
じしん | 130 | ー | 65 | じめん |
おんがえし | 130 | ー | 70 | ノーマル |
じしんとおんがえしはトドゼルガにとっては両方タイプ不一致の技であり、威力が全く同じです。
加えて、じしんの方がエネルギー消費が少ないという利点が挙げられます。
コミュニティデイで粉雪が来た場合、チャージ量が8の倍数なので初回で打てるタイミングは同じですが、2回目のタイミングなどでは微妙に変わってくる為、特にハイパーリーグでその違いが顕著になるでしょう。
次にもっとも重要なタイプを見ていきます。
まず、ノーマルタイプは効果抜群となる相手がいません。
しかし、じめんタイプであればほのお・どく・いわ・はがね・でんきと多種多様な相手に抜群を取ることができます。
ノーマルがダメージを軽減されるのが、いわ・はがね。そして二重耐性を持たれているのがゴースト。
じめんがダメージを軽減されるのが、くさ・むし。そして二重耐性を持たれているのがひこうです。
はい、この時点でもうタイプ相性で考えるだけでもかなりじめんに有利ですが、決定的なのがトドゼルガがこおり技の使い手だという事です。
つまり、こおりが苦手なほのおやいわ、はがねに対してじめんは有利。
逆にじめんが苦手なくさとひこうには有利を取れます。
つまり、攻撃タイプとして相性補完がバッチリなのがじめんとこおりの組み合わせなのです。
こおりとじめんタイプを両方軽減できるのは、みずとむしかこおりとむしの組み合わせくらいで。
- 進化前であるアメタマ
- オニシズクモ
- グソクムシャ
- モスノウ
程度しか存在していません、他の組み合わせはどうやっても等倍ダメージ以上は叩き出せます。
多分。
というわけでもうこの時点でおんがえしを採用する必要はないと言えます。
もしリトレーンしたタマザラシを持っている人がいるとしたら、それはコミュニティデイ当日におんがえしを忘れてしまって構わないという事です。
躊躇せずにこなゆきとつららばりを覚えさせましょう。
ブルンゲル対策にじしんが必須
次に地震を持っていないといけない点を考えていきます。
氷ポケモンを扱う時に最大警戒をしなければいけないのが対ブルンゲルです。
こおり・みず両方の技を軽減する上に、複合タイプのゴーストでノーマル技には二重耐性を持つこおりタイプの天敵のような存在です。
このブルンゲルに対して大ダメージを与えられるのがじしんという技です。
この様に判明している情報だけでも追いつめる方法が出てきます。
例えば、トドゼルガをクッションとして投げてブルンゲルの追いが遅れた場合に勝ち筋が生まれるかも知れません。
さらに、つららばりのエネルギー消費が低かった場合、それがブラフとして機能する可能性があり後追いを簡単に許さない図式を取れるかも知れません。
もしかしたらジュゴンより強くなるかも。
というか既に予想では強そう。
また、同業相手にもかなり善戦するようになる点も見逃せません。
本来はみずとこおりでダメージが与えられなかった相手に等倍で安定して通るようになるのはかなり魅力的です。
この様に、対みず・こおり・ゴーストの性能が格段にアップしますので、やはりおんがえしよりも自身が適任だと言えるでしょう。
シャドークロー持ちがじしんを打って来ると言われればどれだけ脅威かわかります。
ヤミラミがあれだけ強いのですから。
ランターンの様な珍しい複合タイプにもバツグンでダメージが入る点から見ても、やはりじしんは必須と言えます。
というわけで、コミュニティデイにそなえてタマザラシ厳選をしている人はとりあえず集められるだけのタマザラシのシャドウを集めた上で、シャドウとしての個体が悪ければリトレーンして状況を待っていいと思われます。
こおり+じめんタイプは本当に有効範囲が広いので、是非環境に食い込んでいってほしいですね。
それもつららばりの性能次第ですが。
くれぐれも最終的な調整でバブルこうせん的な能力にならないことを望みます。
それでも強いかな?
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