仕事の着手が遅い人はこれをやるべき 【とりあえず始めてみる理論】

仕事術・自己研鑽

仕事を形上だけでも早く進める為には、とりあえず始めてみるというのは非常に大切です。

ブログなどのあとから編集可能には60%でもとりあえずだせ、という話がありますが、仕事に関しても事前にうだうだ考えるより、実際に作業を開始してみた方よいのです。

それは、実際に作業すると予想外のエラーに遭遇したり、想定よりもつまづかないところで見つかったりと、事前準備では拾い切れないところが出てくるからです。

そうして、とりあえず走り始めてみてから、軌道修正をしていくと物事は円滑に進むことが多いのですが、失敗を恐れるあまりそもそもスタートしない人が多いのが、今回提起したい問題となります。

探求者
探求者

それはわかるんだけど……
綿密な計画が必要なプロジェクトは?

はむらいと
はむらいと

始める事すらできない人間に

綿密な計画が必要な仕事は回ってこないよ

探求者
探求者

なるほど……

マンモスが疑問を呈している通り、綿密な計画を最初に行った方が良い事も多々あります。

ただし、やり方に悩んでいるレベルではそもそも綿密な計画など組めるはずがないので、結局同じことなのです。

『とりあえずやってみる+経験者を巻き込む』が一番早くかつ安全ですがそこまででいない人が多いのも問題ですね。

というわけで、仕事が遅いのは着手が遅いからという内容を見ていきましょう。

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仕事のが遅い人≒着手が遅い人

当てはめ方

完全なイコールではありませんが、仕事が遅い人の特徴には『物事の着手が遅い人』という一面があります。

日常のタスクの中では『やれば終わる』といった事は非常に多いです。

例えばついつい滞りがちなメールのチェック。

本気を出せばものの5分で終わる筈ですが、何故か後に回してしまい、チェックしなかったことによって締め切りを過ぎてしまう事もしばしば。

メールの返信、請求書の発行、ポストの確認。

なんてのもありますね、やる事はだいたい決まっているので、行動さえ始めてしまえばその時点でタスクが終了したも同然ですが、何故か中々着手できません。

休日にトイレに行くのが面倒になるのと同じレベルです。

この「やればすぐ終わるけど……」というタスクをいくつも堆積させたものが1つの案件だったりするわけです。

1日の中で1番面倒なのは着手する瞬間。

まずは5分だけでも作業に集中してみることをお勧めします。

いつまでも資料集めをしている

book

仕事が遅い人の中に、着手以前の問題で、いつまでもそれに関する情報や資料を集めている人が居ます。

いわゆる『ノウハウコレクター』です。

例えば『何故提案するこのやり方が効率的で運用に適しているのか』というプレゼンがあるとします。

この説明をする為に、延々と必要な客観的データだけを集めて理論武装しているのです。

確かに理論武装も必要ですし、あればあっただけよいのですが、その説明をする相手は誰でしょうか。

上司であったり、社長であったり、クライアントであったり。

シチュエーションは色々あると思いますが、その相手は必ずいる筈です。

彼らが待っているのはあなたの完璧な資料でも、完璧な根拠でもありません。

決断をするのに必要なだけの根拠です。

もう一度言います、完璧を求めてはいません。

必要な情報は冴えあれば後は余分な情報なのです。

それなのに、理論武装すること自体が目的になって、躍起になってデータを集めようとします。

偶にPDFで80p声や150p越えの資料に出会う事があります。

恐らく編集時間も膨大で大変な事でしょう。

それ全部に目を通す役員とか居るんですかね?

相手を納得させるだけの情報が集まったら、実際の現場の意見を添える方がよほど効率的で理想的です。

もっとタチが悪い指針コレクタ―

解説

『ノウハウコレクター』の人の中には『やり方』よりも指針ばかり集めてしまう人が居ます。

例えば、朝活で効率アップ!

と声高に歌ってしまう事です。

それ自体は別に否定するわけではないし、事実半分以上の人たちは午前に集中して作業を行う方が、午後や夜にやるよりも効率が良くなる事でしょう。

しかし、何故あざ行うのかという事が抜けてる人が結構いるのです。

「とにかくいいらしいから!やるんだ!」

ではノウハウコレクターどころか、なにかいいこと言葉風コレクターです。

せめて、人間は朝の方が睡眠中に整理されたことによって、脳みその運用効率が良いから考える作業をする時は午前中に集中する。

この位までは最低限の表現として落とし込まないと、何故朝に活動するのかという事を見失ってしまいます。

『指針コレクター』になってはいけません。

とりあえず始めてみる

ビジネス

仕事はとりあえず始めてみることから。

私は職業柄全く知らない案件が降ってくることが良くあります。

その時にまず初めて見るのは、この件を過去取り扱った事がありそうな人を考える、居なければ類似の案件……。

と情報を持っていそうな人から情報を吸い出すことから始めます。

その時に「こういう話があるんだけど、そもそも一日目二日目の動きとしてはこういう事をするべきだと思ってるけど、あってる?凄く間違ってる?」

と、さっさと具体的な行動を聞いてしまいます。

間違っているのであれば、そのままアドバイスを効けますし、あっていればとりあえず進める為に必要な別の情報を集めようと『次にやるべき事』が決まります。

この『次にやるべき事』が決まっていないからこそ、いつまでも事前準備に終始してしまうのです。

とりあえず始める→エラー発生→経験者に聞く。

とりあえず始める→OK→そのまま進める。

勿論これで事故が起こる事もありますし、遅滞する可能性も含んでいます。

しかし、何も始めないよりは幾分かましです。

行動的なバカというのは周りに迷惑を掛けますが、この記事を読んでいるのは慎重だけど前に進めない人。

であれば、一歩踏み出して自分から始めてみるというのは、物事を進めていく上で非常に重要な考え方になります。

尻拭いは上司に任せて、とりあえず進めてみる。

というのを大切にしていきましょう。

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