とりあえずやって見るは長期的に見ると上手くいく【挑戦】

仕事術・自己研鑽

あれこれ事前準備を行うよりも、とりあえずやってみる方が物事うまくいく。

こういった内容を聞いたことがありませんか?

勉強を熱心にして会社に来たが、実は思っていたのと違った。

知識としてはあるはずなのに、何故かそれがうまくアウトプットできない。

仕事だろうとゲームだろうと、現場慣れしていない頭でっかちな理論では、実際に遭遇する状況に的確な対応はできません。

ですので、やろうと思ったらさっさと踏み出してやってしまった方があとあとうまく回りますよというお話です。

下手に身構えて、怖がって基礎知識を身に着けようと作業本体から逃げ回っていることこそ時間の無駄。

「やった方がいいかなぁ?」

と思ったら、何事もとりあえず始めてしまいましょう。

そうすれば自分自身がその物事に対しての当事者になって、どうすれば上手くいくのかという思考と向き合えるようになります。

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知識はインプット・実作業はインプットとアウトプット

仕事

頭でっかちに勉強下積みを準備万端にしてから現場に入ろうとするよりも、実作業をこなしつつやり方を覚える方がはるかに効率がいいです。

これは、単なる勉強ではインプット側の方向性しかありませんが実作業はインとアウト両方を兼ね備えていることに起因します。

通常の勉強でもそうですが、教科書によって知識を吸収したら、模擬テストによる実践を繰り返した方がはるかに定着が速いのです。

英単語も漢字も、見て覚えるではなく、書いて覚えるとも言います。

実際に手を動かして、頭と体で覚えるからこそ、実作業もしっかりと体に定着するのです。

そう、体も必要な動作を覚えるのです。

やりながら分からないところをメモしていく

メモ

知識吸収や実際の作業を覚える上で、欠かせないのがやりながら、わからないところをメモしていく方法です。

デスクで勉強をしているだけでは発見できなかった知識の漏れ。

実際に行う上での注意点。

逆に気にしなくてもよかったことなど新しい発見は、実作業でなければ身に付きません。

そして今度は頻出するであろう『わからない事』だけ調べて覚えていけばいいのです。

よく出てくる『わからない事』を潰しているうちに、作業自体に慣れていき自然と知識も身に付きます。

この様に感想や作業に関する知識と実体験を1つずつ覚えていく事で、作業精度が向上しより正確でスピーディな実務が可能になります。

慣れると負荷が減る

さっさと作業に移ってしまう利点の一番大きいところは『慣れ』です。

慣れは、一定の知識に勝ります。

例えば、エクセル完全マスターという内容の本で勉強しているとします。

そして、それらを本当に完ぺきにマスターしました。実践なしで。

知識は完ぺきに入っていますから、あとはその知識に従って操作していけばイイわけです。

しかし、培った全ての知識を総動員する為に、あなたの脳は作業中常にフル回転。

ここはこの関数を入れて、図の引用を行って……この桁数を管理して、この場合表示を変えて……。

そんなことを毎回考えながら、覚えた知識をなぞるようにエクセルを操作していきます。

果たしておれは効率がいいといえるのでしょうか。

どの場面でも言えることですが、動作に慣れるということは極端に言うと目を離しても行える動作が増えるということです。

タッチタイピングなどがそうですが、最初はキーボードを見ながら1つ1つ慎重に入力していたのが、いつの間にか意識しなくてもキーボードが打てるようになっています。

しかも、昔よりもずっと正確に。

この時、もちろん手元は見ていませんよね?

動作に慣れることによって脳内のリソースが緩和され、他の事を考えながら、あるいは窓の外に気をやりながらでも文章が打てるようになっています。

慣れはこうした圧倒的余裕を生みます。

そしてこれは、脳に別の仕事をさせることが可能とも言えますし、作業の密度を増すことができるとも言えます。

実際文字を打っているのに考えてることはそれだけではないという状態は、パソコンを使う仕事なら誰新経験があるはずです。

このブログの文字を読みながら「夕飯のメニュー何にしようかなぁ?」と考える様なもの。

知識だけを使っている場合は、手癖によるリソースのアシストを受けられない為こうした余裕がないですが、果たして勉強を完ぺきに行ってから実践に行くのどちらが効率的でしょうか。

実際に触れてしまった方が、吸収が早いですよね。

とりあえずやってみる

Do

取り組みたい事があったら、とりあえずやってみるからスタートするとイイでしょう。

特に、大きな赤字を出さないことが分かっている物であれば猶更です。

興味がある時に行動を起こせないと、そのことに関しては次に興味が湧いてくる機会までまた行動を起こせない事になります。

その様な事態にならない為にも、勉強から入るスタイルではなく、勉強しながら実戦形式でやっていく事を覚えましょう。

特にブログやhtmlの勉強といった初期投資が異常に低く始められるものは、チマチマ勉強を重ねるより作りたい物を作る。

詰まったら調べる。

というのを繰り返したほうが早く身に付きます。

スポーツも勉強も繰り返し行う反復によって、頭だけではなく体にも動作を身に付けさせて、より実践的な内容をこなせるようになるとイイでしょう。

【とりあえずやってみる】を実践してみましょう。

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