新レギュレーションキャッチカップが2020.11.24早朝から開催されます。
このキャッチカップは同年11.10早朝から開始されたシーズン5で捕まえた、幻のポケモン以外のCP1500以下のポケモンが出場できるレギュレーションです。
今回このキャッチカップの開催にあたり、最強ポケモンの一角としてダイノーズを推したいと思います。
ダイノーズはあまり普段見ることのないポケモンですが、今回は全ての環境が追い風となり実はかなり強いのではないかと個人的に予測しているポケモンです。
その理由を解説していきましょう。
ダイノーズの特徴
タイプ:いわ・はがね
今回私がキャッチカップで最も注目しているポケモンがダイノーズです。
ダイノーズは防御寄りのステータスで、理想個体でのSCPが1766と非常に高く素で戦っても優秀。
タイプが全く同じトリデプスがスーパーリーグトップのSCPを誇っている為あまり注目されませんが、技の違いで10万ボルトやマグネットボムなどをおぼえるので、実はしっかり比較対象にすることができます。
今回の環境的にオススメの技構成はこちらです。
技構成:いわおとし・マグネットボム・10万ボルト
これで、かくとうとじめんタイプ以外には互角に戦える強ポケモンとなります。
特にエアームドやチルタリスなどの強い飛行ポケモンが拾いやすい為、使用者が多くなると考えられます。
そこをダイノーズのいわおとしで突いていくというのは、環境にとても刺さっています。
また、常に厳選の中心にあるマリリル。
実はハイドロポンプの無いマリルリにも善戦できたりと、何かと面白いポケモンなのです。
マグネットルア―が進化に必要なのが、一番面倒な点かも知れませんね。
キャッチカップでダイノーズが強い理由
ダイノーズは先に紹介した様に単体でもそこそ強いのですが、今回は環境も大きく味方しています。
なぜ環境が味方していると言えるのか?
その内容を解説していきます。
カウンター族が居ない
カウンター族と呼ばれるポケモンは沢山居ます。
代表的なところで言うとドクロッグ・シャドウカイリキー・デオキシスディフェンスフォルムなどです。
そのどれもが強力ですがそれ故に【育成済み】であることが、環境にカウンター族がいないのではないかと推理する根拠となります。
また、シャドウカイリキーに関しては期間中にロケット団イベントが行われなかった為、やつあたりを消せないという大きなデメリットがあります。
この時点で、シャドウカイリキーの選出は無し。
デオキシスのような特殊なカウンター族は入手機会が無かった為こちらも選出は無し。
そうすると現実的に使われそうなカウンター族というのがドクロッグしかいないのです。
しかし、期間中なぜかグレッグルはレア枠に入ってしまいました。
これにより、ドクロッグも減少。
居るとすればオコリザルやハリテヤマ位の物ですが、普段のスーパーリーグでこれらを見かける事って、あまりないですよね。
基本的にシャドウカイリキーの下位互換になってしまう為こちらの育成も微妙。
といったそれらの条件を勘案して、カウンター族は少ないのではないかと推察されます。
マッドショット族が居ない
カウンター族と同様にマッドショット族が少ない事も追い風です。
有名なマッドショットの使い手は、マッギョ・ガラルマッギョ・ラグラージ・ナマズンなどです。
これらのポケモンはナマズンを除き普段はレアであったり、ラグラージはハイドロカノンが限定技であったりと、まず期間中に拾って使おうというトレーナーが見られないだろうという推測です。
ニョロボンもマッドショットを使える上に、一発KOであるばくれつパンチを搭載していますが、先のカウンター族の紹介の時にも使った仮説【もうみんな育成済み】である事と、短期間のニョロボン投入は中々リスキーである為こちらも使われない事を予測します。
とするとマッドショットを使うポケモンで厄介な使い手はナマズンのみ。
はい、ダイノーズやトリデプスなどのはがねタイプの天敵は、今回このナマズンのみではないかと考えられるのです。
今回のレギュレーションはスーパーリーグ掃討で草水環境なので、当然原種ガラガラやサイドンの様な普通のじめんタイプが出てくることもあまり考えられません。
そうすると、そもそもじめん技でダイノーズにダメージを与えようというポケモンが紹介したナマズンだけというほぼ1種類しか存在しない環境になるのです。
エルフーンに強い
キャッチカップ前のイベント期間に伴い、エルフーンの進化前であるモンメンの出現率が上がっています。
エルフーンは技開放コストが10000と一番安いグループなだけでなく、くさ・フェアリーという珍しいタイプ・あまえるorはっぱカッターという超優秀な技1を所持。
技2が重たいのが弱点ですが、そもそも技1でゴリ押して一回だけ技2を打つタイプのポケモンである為、そこまで気になりません。
くさタイプなのでマリルリのあわなども軽減でき、フェアリータイプでもあるのでチルタリスのりゅうのいぶきを軽減できるなど、かなりの可能性を秘めています。
つまり、キャッチカップが終わっても通常のスーパーリーグへ転用しやすいのです。
かわいいのも人気の秘密です。
さて、そんな超強力ポケモンのエルフーンですがダイノーズと戦うとこうなります。
あまえるを軽減できるので有利すぎると言ってしまえばそれまでなのですが、恐らくこれが一般的な対面になると予想されます。
仮にはっぱカッター型であってもシールド2枚を貼るという状況にしない限りエルフーン側は勝ち目がありません。
このよく出てきそうなエルフーン相手にいわおとしのダイノーズはそれほどの制圧力を誇っているのです。
トリデプスの代わりとして
冒頭紹介しました通り、トリデプスと似てはいますが役割の違うポケモンです。
しかし、今回の構成では飛行ポケモンに強い事、マリルリに勝てる可能性がある事。
くさポケモンにも対応できることなどなど欲しい点が共通しているポケモンでもあります。
キャッチカップの記事でも紹介しています通り、よく見ると草ポケモンが開放の安いところに結構いることが分かりますか?
トリデプスっぽい物+くさ。
もうお分かりですよね?
今回キャッチカップでオススメはトリデプスの代わりを務めるダイノーズを筆頭にしたパーティ。
ダイノーズ+くさ+くさです。
その中でもオススメはダイノーズ+チェリム+エルフーン。
これでかなりのポケモンをバランスよく見ることができるようになりますし、万が一かくとうやナマズンが出てきても対抗できます。
ギミックパーティなので出し負け出し勝ちどちらも勝ち筋が残っており、非常に優秀な組み合わせと言えるのではないでしょうか。
今回のキャッチカップ、始まってみるまではっきりとした環境は読めませんが是非これらの考察を参考に勝率UPに挑戦してみてくださいね。
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