個体値って悪くてもいいじゃない。
と常日頃からSCP1位を否定したりしていなかったりしますが、今回は特殊な環境でのお話をしていきます。
個体値が悪い方が実は強い?
というお話です。厳選してなくてもいいじゃない。
個体値が悪い事=?
個体値、というのは当然『高い』or『硬い』方が良いに決まっています。
それがポケモンGOのバトルリーグ。
しかし、特殊リーグでは個体値が悪い方が強いのでは?というのが今回の見解です。
個体値悪いというのは、スーパーリーグとハイパーリーグにおいては基本的にSCP重視ではなく、攻撃力の高い個体という事です。
攻撃個体値が高くなった場合、防御やHPを上げるよりも多くのCPを食ってしまう為、総合的な内部数値が下がってしまいます。
それらを表したのがSCPです。
もう一度言います。今回言っている『個体値が悪い』とは、攻撃力にある程度振っている個体値です。
はい、では攻撃力が高くなると何が起きるでしょうか。
そうです、ゲージ技の同時発動で勝てるようになります。
ゲージ技というのは、全く同数値の攻撃力でない限り同時発動時に攻撃力が高い方が先に発動する権利があります。遅延時はキャンセルされる事もありますが。
特殊リーグにおいては攻撃力が正義?
同発に勝てるという事は、ミラーに勝てるという事です。
あなたもマリルリのミラー対面になった時に感じたことがあるでしょう。
なぜ自分のマリルリは相手より攻撃力が低いのか。
このじゃれつくは何故打てないのか。と。
特殊リーグというのは強ポケモンがある程度固まって来るリーグです。
スーパーリーグで出場可能であれば必ずマリルリが検討されますし。
天敵がいなければまっさきにユキメノコに注目が集まります。
出ることができるなら、ガラルマッギョとバルジーナは常にトップメタで、その為対策ポケモンやばつぐん技が選ばれる事が多いです。
マリルリミラーで選択権があるのもユキメノコミラーで選択権があるのも、攻撃力が高い=個体値が悪い方ですよね。
そうです、特殊リーグという出場ポケモンが限られた環境というのは、普段よりミラーが多発しやすいのです。
ここが、個体値が悪くても良いという根拠となります。
つまり
- ミラーの多発する要因がある=攻撃力が高い方が強い
- ミラーが多発しない=他の要素を重視する
ことで、より最適な個体値を選ぶことができる様になるのです。
ただ、いくら個体値が悪い方が良いとはいえ、最低限の個体値を確保する日ちようがあり、それは日々の感覚値や気配を如何に覚えていられるかとなります。
攻撃個体値を意識する対面
個体値を意識しなければいけない対面の条件を考えていきましょう。
- ミラーが多発する人気ポケモンである
- ゲージ技で決着するタイプである
- ブレイクがある
ミラーは前述でも出した通り大前提です。
ミラーが多発するほど環境に認められているというのはそのポケモン自体が環境において強者の位置にいるという証明です。
そこに付随して、ゲージ技で決着するタイプの組み合わせであれば、この攻撃力を上げるというのがちゃんと機能してきます。
あと、単純に元がペラペラなポケモンもこのタイプが良いですね。
ドクロッグとか。
例えシールドが残っていたとしても、相手に与えるプレッシャーがかなり上がるためオススメです。
同発で勝てるところを見せて相手を困らせてやりましょう。
そして最後にブレイクがあるかどうか。
普段私はある程度耐久力を保ってブレイクをする事。
という風に個体値厳選をしているのですが、こういった場合は耐久厳選と違う考え方を持っていても良いと思っています。
私が用意する特殊リーグ用のユキメノコは、同発に必ず勝てるだけでなくアローラガラガラの理想個体をこなゆき込みでギリギリワンパンする猛者です。
ちなみに、アロガラは耐久値が高すぎる為理想個体同士だと実はシールドを貼られなくてもユキメノコが負けます。
こういった稀な逆転現象も存在しますので、特にミラーが多発するポケモンでCP1500ピッタリに収まるものを拾ったら、何かブレイクが無いかとか、特殊リーグで話題になるポケモンではないかなどを意識して見ると良いでしょう。
ドラピオンやゴルバットなどは今後研究が進むと面白そうなポケモンだなと思っています。
どくタイプが出場できるリーグだとかなり見る数が増えてきましたからね。
他人の意見に流されずに個体値と向き合う
というわけで個体値が悪いポケモンにも使い道はあるよ。
それは特殊リーグだよという話でした。
過去に育成してしまって、ボックスの肥やしになっているポケモンにも今一度目を向けてあげてみてください。
意外なところで活躍するかもしれませんよ。
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