燃え尽き症候群とは 仕事・趣味・恋愛はどうなってしまうのか?【予防策】

心理学・人間関係

大きなことをやり遂げた時。

または超絶努力して結果が実らなかった時、人はその落差に打ちのめされて無防備になります。

あなたはそういった経験がありませんか?

何かに注力して、そのフェイズが終わると抜け殻みたいになってしまう瞬間が。

今回はそういった燃え尽き症候群について書いていきます。

闇の人格
闇の人格

何か強烈な縛りを入れてものを継続している人はヤバいわね

はむらいと
はむらいと

仕事の重責、過度に積み上げた副業

撤退できないSNS……

探求者
探求者

恐ろしい……

死ぬ気でやると危ない
>> 「死ぬ気でやれよ、死なないから」と言われても過労で倒れ鬱になる

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燃え尽き症候群とは

燃え尽き症候群(Burnout)とは、過度に努力した人達が、その結果に報われずにぶつけようのない不満がたまってしまい吹き飛んでしまった状態。

また、目標達成時に全てのやる気を出し尽くしてしまい、脱力してしまった以上隊を指します。

結果無気力状態になってしまい、社会生活に支障をきたします。

うつ病にも似たような症状がある事から、その中の一種だとも言われストレスフルな現代社会の問題の1つです。

ただし、燃え尽き症候群は消失感が大きく、うつ病は躁鬱など多岐に渡る症状がある為、同じと考えるのは早計です。

慢性的なストレスや緊張状態が続くと、反動を受けた様に発生しやすくなります。

この緊張の糸が切れる効果はテンション・リダクションでも説明していますが、楽さが激しく虚脱感や思考力の低下を招きます。

1970年代のアメリカで、この様な症状が生じることが論じられ、精神心理学者のハーバート・フロイデンバーガーによってバーンアウトと名付けられました。

闇の人格
闇の人格

勢いよく捻った蛇口から、急に水が出なくなったみたいな

はむらいと
はむらいと

タンクの水が無くなっちゃったんだね

緊張の糸が途切れる時に起こる思考低下
>> テンション・リダクション効果 緊張から生じる購入までのプロセス

燃え尽き症候群の主な症状

症状的には主に下記のようなものが現れます。

  • 朝起きるのに異常に時間がかかる、または起きられない
  • 職場に行くという意識をすると締め付けられる感じがする
  • 椅子に座っているのにデスクに向かっていない
  • 時間が進むのが異常に遅く感じる
  • 不意に不安になる
  • トイレが増えて個室にこもる時間が増える
  • お酒やタバコなどのストレス回避アイテムの依存性が高まる
  • 金遣いが荒くなる
  • etc……
闇の人格
闇の人格

メチャクチャ多いわね

はむらいと
はむらいと

ホント、これに関しては

書き出してたらキリがないよ

個人の趣味思考により変わりますが、基本的には生産的な活動や仕事がやりにくくなります。

そして、無気力さに嫌気が差して仕事を辞めたくなります。

私は実体験として、現場を変わることを選択しましたが数ヶ月後に退職を決意し、即就職活動を起こしました。

その時の選択はさらなるブラック会社への入り口でしたが、今もその判断が正しかったかどうかはわかりません。

しかし、とにかくその場にいてはとてつもない不安に襲われる状態だったのを覚えています。

地獄のような忙しさから→普通の会社員の生活になったのですから、その落差に自身でビックリしてしまったのです。

まさにあしたのジョーが白くなった状態。

なんか何をやっても上の空。

身が入らず、そもそも仕事をやっているのかいないのかわからないという状態でした。

でも人からするとちゃんと仕事してたよっていうんですよね。

仕事の内容で助かっていたのか、心とは裏腹に手は動いているのか。

ともかく、本人だけは心ここに在らずです。

その他の症状としては、家族や恋人などの近しい人へのあたりが強くなって結果関係が悪化したり。

趣味が無くなって休日などは一日中ぼーっとしていたり。

そうかと思えば突然不安で床をゴンゴン叩いてみたり。

とにかく情緒不安定で生気を感じられません。

特に家族や恋人にあたってしまうのが何よりキツイです。

掃討に応えますし、良い事が一つもありません。

つまり、この症状に気付いて我慢している人は将来の長期的な関係を壊してしまっている可能性すらあるのです。

燃え尽き症候群の予防

燃え尽き症候群の進行はテンション・リダクションの場合もありますが、基本的に慢性的なストレスが原因です。

つまり、症状が進んでいる人間は知らず知らずヘルプを周りに出している状態となります。

ただし、人は思ったより他人に関心が無く、あなた自身が自分でどうにかしようとするのが一番効率が良く確実な方法だったりします。

『なんかプレッシャーが続くな』と感じた場合は要注意。

その原因に対しての明確な対処を早めに打っていかないと、防衛反応が薄くなり一気に症状が進行する可能性があり〼。

これは経験者側から言うと「まだ我慢できる」と思っている時、既にレッドゾーンとなっているのです。

手記

こういった場合、あなたを悩ませる原因を一度紙に書きだしてみることをお勧めします。

メモは思考を整理する上で、項目を可視化し項目数を把握するのに非常に有効です。

悩みの数を知ることができれば、それに対して一つずつ潰す対処をしましょう。

例えば職場の重責であるなら、周りに助けを求めましょう。

あなたは全てを抱え込む必要があるか?
>> あなたがいなくても会社は回る 職場への責任感を感じすぎないこと

細かい頼み事が積み重なるのなら、断る習慣を取り入れるとイイでしょう。

仕事は断わってもイイ?それともダメ?
>> 仕事でノー! 円滑にこちらの意見を通す方法が笑顔と思い切りにある!

もしこうやって具体的に原因を潰して、あなたの立場が悪くなる場合もしかしたらその環境はそもそも貴方に会っていないかもしれません。

合わない環境に長年要る事こそ、本当の損失に繋がる可能性があります。

原因と自分を良く見比べて、慎重に取り除く検討をする必要があるでしょう。

具体的に言うと転職や引っ越しなどですね。

不安や圧力を感じていることは、こうして日ごろからすぐに原因を取り除きにかかるのが重要です。

そうすれば慢性的なストレスによる燃え尽き症候群から、逃れることができます。

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